ブラジルって??

ブラジルに赴任することになったサラリーマンによるお気楽ブログ

イリア・ベーラ

2007-09-04 22:55:29 | 旅行などなど

こんにちは。サンパウロは晴天です。

土曜日にイリア・ベーラという所に行きました。
サンパウロから東に200Kmちょっとです。
イミグランテス街道をサントスに向かって南下し、途中から北東に上って湿地帯を抜け、海岸沿いを走ります。
サンパウロは晴れでしたが、サントスに向けて下っていくと標高差の関係からか雲の中を抜け、湿地帯に出る頃には曇りになっていました。
この湿地帯は曇りの日が多いらしいのですが、湧き上がった水蒸気がサンパウロ手前の山脈にぶつかり、雲になるようです。
もう少し海岸側に行くと少しずつ晴れ間が出てきます。

湿地帯の道は快適です。
制限速度は80Kmですが、皆120Kmくらい出しており、カーブとかでもバンバン抜いていきます。こりゃ事故が多いはずだ(笑)。
イリア・ベーラの手前では急に山道となり、急坂を登ることになります。
山と言っても目測200m程度なのですが、上部は霧がかかっており、ライトを付けなければならないほどです。不思議な気候です。
山道を下ると町に出ました。イリア・ベーラへはここからフェリーで海を渡ります。


イリア・ベーラは美しい(ベーラ)島(イリア)という意味らしく、多くのビーチや海岸、そして深い渓谷や滝までもあり、島の大半が州立公園として保護されているようです。
そのため、島の西側の海岸沿いだけに観光施設や民家があり、島の東側へは乗用車では乗り入れも出来ません。島を横断するにはジープに乗るしかないらしいです(笑)。


島に到着して最初にやったこと、それは宿探しです(笑)。
今回は急に思い立って来たので、宿の予約はしていませんでした。
一応泊まる準備だけして現地で宿を探し、見つからなければ帰る(笑)という設定。
フェリーを降りると、すぐそばに観光案内所がありました。
入ってみると宿情報があったのですが、案内の人の話では2泊以上の滞在募集しか掲載していないとのこと。
一泊であれば、しばらく行った所に同様の施設があり、そこに掲示されているとのことでした。
そこで言われるままに行くと、宿情報っぽい看板を発見して中に入りました。
しかしどうやら違う案内所のようで、スポーツ関連のガイドをする案内所のようでした。
しかし、そこのブラジル人に自分の知っているホテルを紹介するので付いて来いと言われました。
彼はスクーターに乗り、案内してくれるようです。
最初のホテルは500mほどの所にありましたが、残念ながら満室。次に3キロほど海岸沿いを走った所のホテルまで行きました。
今まで見てきたガイドもそうですが、彼もあちこちに知り合いがいるようで、スクーターで走りながら道を歩く友達に次々と手を振ったりクラクションを鳴らしたりしながらホテルに向かいます(笑)。
到着したホテルは、英語も通じ、部屋も見せてもらい交渉成立。
ガイドの彼は決まるまで待っていてくれました。
決まらなければ他を案内するつもりだったようです。ブラジル人は本当に親切です。
ホテルは朝食付き一部屋176レアル(約10,560円)でした。
まぁ、三人なので安いといえば安いかな。

部屋の用意が出来るまで島を散策することにしました。
車で海岸沿いをドライブし、中心街で昼食をとりホテルに戻りました。
チェックインしてから今度はビーチに出かけました。
ホテルの前は広いビーチになっているのですが、車で少しはなれた小さいビーチに行きました。


シーズンオフのせいもあり、ビーチに出ている人は僅かです。
ビーチの脇にはバールがあり、飲み物やつまみなどをサーブしてくれます。
このような小さなビーチが沢山あり、それぞれプライベートビーチのような趣です。
夏になったらどの程度混雑するのか興味があるところです。

風も強く、少し寒かったのでビーチでは足だけ水に入り、ジュースを飲みました。
沖合いではパラサーフィンをしている人達がいます。
しばらく遊んでから、ホテルに戻りました。

夕食は近くのレストランで海老の料理を食べました。

薦められるままに頼んだら、出てきたのがこれ(笑)。
海老とチーズを一緒に揚げたものにサラダと混ぜご飯。
美味しいことは美味しかったけれど、もう少しシンプルに料理すればいいのに(笑)。
ブラジル人は素材を生かした料理よりは、沢山手を加える料理が好みのようです。
そして味も濃くなります(笑)。

ホテルに戻って就寝しました。
続きます(笑)。