ぴかりんの頭の中味

主に食べ歩きの記録。北海道室蘭市在住。

▲閉店【食】公開秘密結社 あじと2 チキューのためにできること [いろいろ@札幌]

2011年02月04日 22時00分46秒 | 外食記録2010
▲閉店 "cafe日びの" として豊平川の川っぷちへと移転 [2011.12.29記]
公開秘密結社 あじと2 チキューのためにできること(こうかいひみつけっしゃ アジトツー)[いろいろ@札幌][HomePage][食べログ]
2010.12.25(土)12:40入店(初)
注文 日替わり膳(ドリンク付き)1090円

    
・札幌中心部の中島公園そば、南11条の電車通より一本西側の通りの交差点の一角にたつ古くて怪しげな建物が今回のお店。建物を正面から見ると……このデザインは "顔" ?? 演奏会でよく訪れるキタラのそばなので、前々から気になっていた場所で、今回ついに初訪問。勇気を奮い起こし、店の入口なんだか裏口なんだかよく分からないような戸をガラリと開けて店内へ。
  
・店に入ってみたものの、どちらに進んだらよいか分からず戸惑っていると、「いらっしゃいませ」と店員さんが顔を出し、「お好きな席へどうぞ」とのことですが、なおも戸惑っていると、二階の席へ案内してくれました。店内のあまりの異世界っぷりにしばらくキョロキョロしっぱなし。「変わった店だ」とは聞いてましたがこれほどとは。古い民家を改装したらしい店内は、あちこちに部屋がありその全貌は明らかではありませんが、少なくとも10卓以上は席がありそうです。
 
・料理が出てくるまでの間、ちょっと "あじと" 内を探検(因みに "アジト" とは "agitating point" の略(今回初めて知った))。ホームページによると、2011年2月中旬に引っ越すそうで、今回の写真はある意味貴重かもしれません。
 
・二階の一室は箸の専門店になっており、壁一面に様々な箸がディスプレイされていました。
  
・一階の様子。レジのそばでは自然食品や雑貨などいろいろ販売していました。
 
・先に出てきたコーヒー。コーヒーはガラス製のポットに入って出てきます。飲む前にポット上の取っ手を押し下げてコーヒーの豆を濾してカップに注ぐという初めて目にする形式。こうすることで、"コーヒーオイル" という通常の淹れ方では捨ててしまっている旨味成分も逃さず味わえるとのこと。そんな説明を受けて飲んでみると、普段口にするコーヒーよりも風味が生生しいような。普段のコーヒーを "白米" とすると、こちらは雑味成分の多い "玄米" といった感じでしょうか。分量はカップに2~3杯分とたっぷり味わうことができます。

・メニューは食べ物数品に飲み物がいろいろ。基本はカフェのようです。『くずし豆腐丼』や『みどりラーメン』など気になるメニューがありましたが、今回は『日替わり膳』で。写真は先に出てきた前菜です。
   
・前菜はふかした野菜の串と豆と大根のサラダ。串には味噌をつけて食べ、サラダ用として、ニンジンと甘酒の二種類のドレッシングが出てきました。余計な調味料は使わず野菜本来の味を活かす料理で、体が浄化されるような気分になります。

・出揃った料理。店名に『チキューのためにできること』とあるように、「地球に優しい」をテーマにした料理のようです。
   
・メインの料理は『白身魚の雑穀ピカタ』。衣の粒々はゴマかと思いきや、ヒエとかアワとかそれに類する雑穀でした。多少味け無く感じ、強い味のソースが欲しくなります。
  
・「選べるご飯」よりモチモチした黒米の『あぁう米』、自家製食べるラー油、最小限の味付けの野菜スープ。

・食後に、「よかったらこちらもどうぞ味わってみてください」と出てきたキャベツと豆。それぞれ塩のみでいただく。甘いキャベツと風味豊かな豆は恰好のお茶受けに。
・自然の味を味わう健康志向の料理なので、ケバケバしい味に毒された舌には多少違和感を感じます。しかし、異様とも言える店の独特な雰囲気は一見の価値あり……とは言っても近く引っ越してしまいますが。引越し先でも同様の雰囲気を味わえるのか、興味あるところ。

  
[Canon PowerShot S90]

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