
●迎賓館(旧伊達家住宅)(伊達)後編 撮影日 2009.6.10(水) [北海道文化資源DB] [Yahoo!地図]
・伊達の歴史的建造物散策の後編。

・屋敷の一階は一巡し、次に階段を登って二階へ。階段側面を見ると、普通なら直線で作るところが緩やかなカーブを描いており、造りの細やかさを感じます。

・二階の様子。何故か室内が赤い色で染まっています。

・赤い色の正体は赤く塗られたトタン屋根。これに反射した光が室内へ射しこんでいました。

・二階の広間。これだけのスペースがあれば何かに使えそうですが、案内のおばちゃんに訊いてみると、たまにちょっとしたイベントで使う事もあるが、展示品を陳列するでもなく基本的にはこのまんまとのこと。

・ガラス製のかわいらしい洋風な電灯傘。これは古い物だそうです。上に付いている陶製の器具は長さ調節用の器具。以前は使えたのですが、訪れた子供たちが面白がって遊ぶうちに壊れてしまったのだとか。

・(偉い)客人が泊る、奥の間。

・明かり取りの小窓。

・廊下の鴨居に長い槍が架けてあり、何か意味があるのかおばちゃんに訊いてみると「置き場所が他に無くて、ここに置いてるだけ」だと笑っていました。

・二階の窓から見下ろした裏庭。昔の "お殿様" は樹木を植えるのが好きで、あちこちから取り寄せたいろいろな木を庭に植えたそうです。

・洋風なデザインの手すり。後から付けたような感じですが、最初からこの造りだったそうです。また階段の頭上部分にはアーチがついています。明治時代には問題無かったのかもしれませんが、今だと、背の高い人物は頭をぶつけてしまいそうな高さ。

・階段の踏み板には一段一段、滑り止め用の溝が切ってあります。階段途中の角を境に壁の左右の色が違っていますが、左の白い部分は管理のおばちゃんが雑巾で掃除した部分で左が昔からほったらかしの部分。くすんだ壁を掃除してみると昔のままの美しい白壁がどんどん出てくるのが面白く、丹念に磨いていたところ、「歴史的建造物があんまりキレイ過ぎるのもいかがなものか」とよく分からぬクレームがつき、途中で掃除を止めたのだそうです。

・玄関の天井。これは "鳴り天井" と言って、玄関先で「ごめんくださ~い」と言うと、その声が屋内へ響き渡るような工夫が施されているそうです。実際見た人は居ないが、天井裏には壺が伏せた形で置かれているだろうとのこと。天井板の木目がたがい違いにはめ込まれているのも何か意味があったような気がしますが、失念してしまいました。

・屋敷を出て、その裏へ回ってみる。

・裏には今にも崩れそうなボロっちい木の建物が。

・『蔵(御蔵)』の説明版。

・ひっそりと小さな祠が建っていました。『豊田稲荷』という伊達家の守護神らしい。

・裏側から見た迎賓館。

・迎賓館のすぐ裏にある開拓記念館。時間無く、こちらの見学はまた後日。
[Canon EOS 50D + EF-S18-200IS]
・伊達の歴史的建造物散策の後編。


・屋敷の一階は一巡し、次に階段を登って二階へ。階段側面を見ると、普通なら直線で作るところが緩やかなカーブを描いており、造りの細やかさを感じます。



・二階の様子。何故か室内が赤い色で染まっています。

・赤い色の正体は赤く塗られたトタン屋根。これに反射した光が室内へ射しこんでいました。


・二階の広間。これだけのスペースがあれば何かに使えそうですが、案内のおばちゃんに訊いてみると、たまにちょっとしたイベントで使う事もあるが、展示品を陳列するでもなく基本的にはこのまんまとのこと。



・ガラス製のかわいらしい洋風な電灯傘。これは古い物だそうです。上に付いている陶製の器具は長さ調節用の器具。以前は使えたのですが、訪れた子供たちが面白がって遊ぶうちに壊れてしまったのだとか。



・(偉い)客人が泊る、奥の間。


・明かり取りの小窓。


・廊下の鴨居に長い槍が架けてあり、何か意味があるのかおばちゃんに訊いてみると「置き場所が他に無くて、ここに置いてるだけ」だと笑っていました。

・二階の窓から見下ろした裏庭。昔の "お殿様" は樹木を植えるのが好きで、あちこちから取り寄せたいろいろな木を庭に植えたそうです。


・洋風なデザインの手すり。後から付けたような感じですが、最初からこの造りだったそうです。また階段の頭上部分にはアーチがついています。明治時代には問題無かったのかもしれませんが、今だと、背の高い人物は頭をぶつけてしまいそうな高さ。


・階段の踏み板には一段一段、滑り止め用の溝が切ってあります。階段途中の角を境に壁の左右の色が違っていますが、左の白い部分は管理のおばちゃんが雑巾で掃除した部分で左が昔からほったらかしの部分。くすんだ壁を掃除してみると昔のままの美しい白壁がどんどん出てくるのが面白く、丹念に磨いていたところ、「歴史的建造物があんまりキレイ過ぎるのもいかがなものか」とよく分からぬクレームがつき、途中で掃除を止めたのだそうです。

・玄関の天井。これは "鳴り天井" と言って、玄関先で「ごめんくださ~い」と言うと、その声が屋内へ響き渡るような工夫が施されているそうです。実際見た人は居ないが、天井裏には壺が伏せた形で置かれているだろうとのこと。天井板の木目がたがい違いにはめ込まれているのも何か意味があったような気がしますが、失念してしまいました。


・屋敷を出て、その裏へ回ってみる。


・裏には今にも崩れそうなボロっちい木の建物が。

・『蔵(御蔵)』の説明版。


・ひっそりと小さな祠が建っていました。『豊田稲荷』という伊達家の守護神らしい。



・裏側から見た迎賓館。

・迎賓館のすぐ裏にある開拓記念館。時間無く、こちらの見学はまた後日。
[Canon EOS 50D + EF-S18-200IS]
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます