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ぴかりんの頭の中味

主に食べ歩きの記録。北海道室蘭市在住。

【演】第26回 北ひろしまエルフィン音楽祭

2006年10月10日 20時19分59秒 | 演奏記録
市制10周年を記念して
~花ホールに集い歌い奏でよう 夢多き未来を讃えて~
第26回 北ひろしまエルフィン音楽祭
2006.10.9(祝月)13:30開演, 北広島市芸術文化ホール<花ホール>, 入場無料
演奏 北広島弦楽合奏団, 指揮 島崎洋, パート 1st Violin

エドワード エルガー 弦楽のためのセレナーデより第1楽章
グスタフ ホルスト セントポール組曲より第1楽章

・本番三日前に演奏依頼を受け、二日前に楽譜を受け取り、前日は楽譜を見る暇がなく、当日に必死こいてさらうという、またなんとも危ない橋を渡りました。北広島の合奏団は昔何度かお世話になったことがあり、今回は前回から7~8年ぶりの参加でした。以前とはメンバーはかなり入れ替わっていて、当日参加メンバーの中で以前から残っているのは一名のみ。
・エルフィン音楽祭:北広島市内のアマチュア音楽団体(音楽教室・合唱団他)が1枠10分で発表する場。今回は11組が出演。北広島ってまだ"市"になってから10年しか経ってないんですね。てっきりもっと昔から市だったかと。
・これから演奏が始まるという指揮者入場時、「指揮者用の譜面台が用意されてない・・・」とステージ上のメンバーが気づき舞台袖に必死で合図するも、時既に遅し。楽譜を手に持った指揮者が入場してしまいました。途中で譜面台がないことに気がつき指揮者は回れ右して一旦退場。会場からは失笑。改めて裏方さんが譜面台を用意し、演奏開始しました。この場合はまだ笑い話で済みますが、もしプロの舞台だったらステマネは首が飛ぶでしょうね。ゾッとします。
・エルガー弦セレ:編成は3-3-2-2-1名。ほんの少しですが曲の途中に1stVnがSolo+Tutti×2の計3パートになる部分が。つまりは私もSolo。カンベンシテー。どうにか無事切り抜けました。 出だしでテンポが遅くなってしまいましたが、途中でうまく修正されました。
・セントポール:足の出やすい最終部分、本番はうまく揃いました。キレイに響くべき最終音がイマイチいい音程とれませんでした。ゴメンナサイ。 今回は少人数と練習不足のためにテンパってて、周りを見聴きしたりホールの響きを楽しむ余裕もなく、本番は異様な高揚感(ある種の快感)がありました。でももうしばらくは味わいたくないタイプの感覚。つかれた。
・お昼に会場そばの店でスープカレー[写真]をごちそうになりました。メンバーの皆様ありがとうございます♪
・客数約250名[目測]
~~~~~~~
・終演後、本来聴きに行く予定だったKitaraでの札フィル演奏会を目指しましたが、三連休の終わりによるあまりの道の混みっぷりに途中で断念。ま、しょーがない。
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【演】千歳フィルハーモニーオーケストラ 第16回公演

2006年09月25日 21時48分13秒 | 演奏記録
千歳フィルハーモニーオーケストラ 第16回公演
2006.9.24(日)14:30開演, 千歳市民文化センター 大ホール, 大人1000円
指揮 畠山智英, パート 1st Violin

ベートーヴェン 「レオノーレ」序曲 第3番 ハ長調 作品72a
モーツァルト 交響曲第40番 ト短調 作品550(第2稿)
ボロディン 交響曲 第2番 ロ短調
アンコール ハチャトゥリアン 組曲「仮面舞踏会」よりワルツ

・バイオリンの編成が1st-9,2nd-8名で普段より少なく、どうしたのかと思ったら、今回はできるだけエキストラ(演奏お手伝い)を呼ばないで自前のメンバーで演奏し、千歳フィルの実力の音をお客さんに聴いていただこうということでした。そういうわけで弦楽器のエキストラは全パートでたったの3人!私はヨソ者ながら団員扱いなのですが、そんな演奏会に声をかけてくださってうれしく思います。
・レオノーレ:後半のプレスト、早すぎ。追いつけず。どこから入るかは勘が頼り。
・40番:指揮がモエストロ氏なので、もっとイケイケテンポになるのかと予想してましたが、意外と全楽章を通じて抑えめのテンポでした。演奏後、休憩に入り舞台裏に下がると、『つかれた~』『ねむい~』『ながい~』などなど、前半後半とも全リピート有りだった2楽章への苦情が口々に。私自身もしんどかったです。プログラムによると「近年は時間の関係で作曲者の指定してある繰り返しを省略して演奏することが常とされておりますが、ミレニアム年にあたる今年はモーツァルトに敬意を表し、作曲者の指定どおりに省略無しで演奏いたします。」だそうです。しかし、いろいろな曲を弾いてるとときどき理解に苦しむリピートに出くわしますが、作曲家は何を思ってリピート記号をつけるのか?全くおなじ音譜を二回再現させるその意図は?? 音楽形式の決まりごと?時間合わせ?ただの気まぐれ?やっぱり忠実にリピートを守らないと作品としては不完全なんでしょうかねぇ。CDによっては、3楽章のダカーポ(頭に戻る)後もリピートしたりしてますが、今回それは無し。
・後半開始時のチューニングにて、Obさんが『As―――――』の音程を出し、皆ずっこけた(As=ラ♭)。
・ボロ2:一応CDは持っていたもののロクに聴いたことがなく、今回初見の曲でした。小曲『中央アジアの草原にて』のあの雰囲気そのままなんですね。なかなかイイ曲だと思います。
1楽章出だし。前半の40番2楽章のダメージが響き集中力に欠け、フェルマータ後のテンポが取れず、うまくはまらなかった。 2楽章、楽譜の拍子記号が『1/1』。はじめ楽譜を見たときは目の錯覚か、ミスプリか、と我が眼を疑いましたが、紛れもなく『いちぶんのいち拍子』。初めて見ました。最初はなかなか体が楽譜に反応せず苦労しました。 3楽章、出だしのハープ→クラの受け渡しはバッチリ。 何楽章かは忘れたけれど、トロンボーン&チューバのソロ部分は素晴らしかったです。ぴったり音程がはまった時にしか出ない独特の音のふくらみ・張りがなんとも。このセクション道内最強と言ってもいいのではないでしょうか。(道内全部を聴いてるわけではないけれど・・・) 演奏会の連続のためさすがに準備時間がなく、個人的にボロディンは消化不良。悔いが残る。せめてあと一週間あれば。。。
・客数約300名[目測]:座席数1300弱の会場にしては、非常~~にさびしい数でした。もっとたくさん入ってもおかしくないし、それだけ価値のある演奏会だったと思うのですけどね。残念。
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【演】第11回 びばい駅 美しき唄のまち♪Live!

2006年09月09日 13時38分00秒 | 演奏記録
美唄の新たなミュージック・シーンをつくる!
第11回 びばい駅 美しき唄のまち♪Live!
2006.9.8(金)18:30~19:30, びばい駅2階通路(コスモス通), 入場無料
演奏 美唄弦楽アンサンブル, パート Viola(カノンのみViolin)

1 アンパンマンのマーチ
2 弦楽セレナーデ 第1楽章(チャイコフスキー)
3 カノン(パッフェルベル)
アンコール 小さい秋

・JR美唄駅構内での通称"駅コン"。プログラムによると、去年(平成17年)から始まった企画で、5~11月の寒くない(?)時期に年に7回ほど開催しているとのことです。今回は一枠30分で二組演奏。
・アンパンマン:出だし失敗。やり直し。
・弦セレ:指揮なしで演奏。なので途中早くなったり遅くなったり、とってもスリリングでした。譜めくりの際、どこ弾いてるか一瞬わからなったが無事復帰。
・カノン:Vaは単調でつらいので、自ら志願してVnを弾かせてもらった。
・客数約30名[目測]。関係者+通りがかりの人。なかなか心地よく響く音場だと思います。
・打ち上げ会場の飲み屋にて、周囲の客が盛り上がってて異様にうるさく会話もままならない状態。なんだったんだろう・・・
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【演】向陽台小学校 音楽鑑賞教室

2006年08月31日 20時04分22秒 | 演奏記録
向陽台小学校 音楽鑑賞教室 開校25周年記念
2006.8.31(木)13:15開演, 千歳市立向陽台小学校 体育館, 入場無料
指揮 中山耕一, 演奏 千歳フィルハーモニーオーケストラ, パート 2ndViolin

★J.ウイリアムズ スターウォーズよりメインテーマ
【弦楽器紹介】
★ヴィヴァルディ 四季より「春」第1楽章
【体験ヴァイオリンコーナー】
★L.アンダーソン ジャズ・ピチカート
★L.アンダーソン ワルツィング・キャット(踊る猫)
【管楽器紹介】
★L.アンダーソン ペニーホイッスルソング
【体験指揮者コーナー】
★ベートーヴェン 交響曲第5番「運命」第1楽章より
【打楽器紹介】
★ボロディン 歌劇「イーゴリ公」より ダッタン人の娘たちの踊り、ダッタン人の踊り
★吉沢秀樹 向陽っ子の歌
アンコール L.アンダーソン トランペット吹きの休日
アンコール 向陽台小学校校歌

・千歳の小学校に弾きにいってきました。学校に弾きに行くのはひさびさかな。小学校に行くといろいろと懐かしいですね。子供たちが体育館まで持ってくるあの椅子。今見ると、あんな硬い椅子によく座布団もかけずに何年も座りつづけたもんだ、と感慨深いものがあります。
・平日ということで、仕事のため出られないメンバーがけっこういたものの、総勢約50名の立派な編成のオーケストラでした。コンマスN氏による司会進行(←うまい)。曲間に楽器紹介や体験指揮コーナーをはさみ、約90分間みっちり休憩なしで、盛りだくさんな内容の演奏会でした。
・スターウオーズ:指揮を見ると、中山先生の蝶ネクタイのヒモが襟からはみ出てちょっとおかしなことになっているのが目につき、気になって気になって演奏どころではありませんでした。その後の曲間にどうにか身ぶり手振りで伝えた。ホッ。 曲の途中で拍手起こる。
・弦楽器紹介:一番でかいコントラバスが子供に一番人気。ちょっとくやしい。
・春:嫌な曲。何故かトップサイドを命じられたので、ソロ(←曲的におちやすい)がいつおちてもいいように休符の間も臨戦体制。
・体験ヴァイオリン:子供を二名選出。操り人形状態でキラキラ星を無理矢理演奏。
・猫:猫・犬の動物パートウケてよかった。
・体験指揮:曲は「運命」。子供二名、教諭一名選出。三番目に登場した女性教諭が、驚愕の2小節1つ振り。ありえない発想だー!!通常なら1小節を1つ、2つ、4つ、8つ振り等々のところを『2小節を1つ振り』ーー!?? まぁ、楽譜を見せなかったせいかもしれませんが。。。とにかく衝撃を受けました。
・ダッタン人:この曲の時ではなかったかもしれませんが、客席最前列中央の一年生の男の子が演奏中、熟睡。いつ椅子からすべり落ちるかドキドキハラハラしていたところ、豪快にすべり落ちました。
・向陽っ子の歌:この小学校の教諭により作曲された曲で、その作曲者による指揮でした。自作曲の初めてのオケ演奏に感動されていたようです。
・トランペット休日:リハ時に中山先生より『トランペットうまいねぇ~』のお言葉が。 演奏を開始すると手拍子が自然発生。後打ちを弾く私としては、微妙にずれた手拍子に苦戦。
・客数約250名[目測]:全校生徒と先生・父兄。客席はかなり騒がしかったけど、気になるほどではなかった。
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【演】ヴァイオリン発表会

2006年08月21日 22時20分38秒 | 演奏記録
ヴァイオリン発表会 西端ゆりあヴァイオリン教室
2006.8.20(日) 15:30開演, 大麻公民館 研修室, 入場無料
パート Viola(キラキラ星のみViolin)

1.ボッケリーニ メヌエット(弦楽五重奏曲 作品11-5 3楽章より)
2.ヴィヴァルディ 合奏協奏曲集「調和の霊感」作品3の第8番 第1楽章
3.ヴィヴァルディ 合奏協奏曲集「調和の霊感」作品3の第6番
4.バッハ 2台のヴァイオリンのための協奏曲 第1楽章
5.ブルッフ ヴァイオリン協奏曲 第1番 第1楽章
6.ザイツ 学生協奏曲 第2番 作品12
7.チャイコフスキー 弦楽セレナーデ 第1楽章
8.パッフェルベル カノン
9.三木たかし それゆけ!アンパンマン
10.西端ゆりあ編曲 キラキラ星変奏曲
※出演分のみ抜粋

・ヴァイオリン教室の発表会のお手伝いでした。通常、発表会というと伴奏はピアノですが、今回は発表者13名のうち、7名はピアノに加えて弦楽器数名で伴奏をつけました。生徒にとっては本当にコンチェルトを弾いている気分が味わえてなんとも贅沢です。
・上記プログラムについて、1-6はコンチェルト、7-10は生徒による合奏。
・暑さは一段落したとはいえ、当日の気温は27~28℃(推定)。冷房なしで楽器を弾くにはチト厳しい環境でした。スーツの上着なんぞはとてもじゃないけど着てられない!シャツのボタンはきっちりとめて、ネクタイはしたけど。その暑さ+個人的な練習不足+合わせ練習の少なさ等々により、集中力に欠けた演奏になってしまいました(すいません)。休み数え間違えて飛び出したり、落ちたり、楽譜の段を読み飛ばしたりと散々でした。
・特に、お子様ソリストは動きが読めません。いつ弾き出すかわかりません。気ままなテンポの変動や音譜・拍の脱落はあたりまえ。一瞬たりとも目が離せず、臨機応変に対応するため高度の集中力が必要とされます。演奏後、ドッと疲れが・・・このような伴奏に限らず、普段のオケでもこのくらい集中して他のパートを聴き、合わせるべきなのでしょうね。いかに普段ボケーっと弾いてるかがよくわかりました。
・ブルッフ:ちょっとした合わせ練習のみでこの曲はつらかった。コンチェルトではこの曲だけ指揮あり。目立たないよう椅子に座って指揮。
・カノン:ピッチカートの装飾。4小節の繰り返しを延々と・・・意識とびそう・・・Vn弾かせてくれ~~
・キラキラ:キラキラ星といってもバカにできません。一番ハードな第4Vnを割り当てられ、必死の形相で演奏。頭の中でのVa(ハ音記号)→Vn(ト音記号)の楽譜切り替えが大変だった。
・会場にはテレビもラジオもなく、甲子園決勝の様子がわからずイライラする人数名。
・時間がおしたので、恒例の反省会(打ち上げ)は無しで終了。
・客数約50名(生徒含む):当初えぽあホールで弾けるのかと思っていましたが、ホールに隣接している公民館の一室でした(残念)。客数に対してちょっと手狭だった。
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【演】オペラ「友人フリッツ」

2006年07月28日 20時44分22秒 | 演奏記録
平成18年 札幌市民劇場協賛事業
オペラ工房ブリランテ 創立15周年記念公演 本道初演 字幕付原語上演(イタリア語)
オペラ「友人フリッツ」 ピエトロ・マスカーニ作曲 全3幕2場
2006.7.26(水)・27(木) 18:30開演, 札幌サンプラザホール, 入場料2000円
指揮 市ノ瀬弦, 演奏 オーケストラ・アンサンブル・ブリランテ, パート Viola

キャスト:スゼル 岩淵久乃・山中真由美、フリッツ 山本秀樹・石田晃大、ダヴィド 清水邦典、ベッペ 高橋由紀子・桝谷博子、アネゾー 葛西智一、フェデリーカ 紫藤えみ・紫藤清美、 カテリーナ 中谷晴美・島内美佐子
合唱:コーロ・ブリランテ、いずみ混声合唱団有志

【 絶 対 無 理 】と当初から思っていたこの企画。不可能が可能になりました。オケが動き出したのは今年の3月頃から。この少ない準備期間でよくもまあ・・・
・出る気はなかった(?)けど、練習の様子を見に行ったのが運の尽き。練習会場の小学校に着いたとき、トイレにでも行くのかパタパタ階段を降りてくるお兄さんとすれ違いました。私を見るなり、「あー!来てくれたんですね!」と親しげに挨拶されたものの、「?? いったいこの人だれ?」状態で、あいまいな挨拶しかできませんでした。そんな市ノ瀬さんとのファースト・コンタクト。先日の西区オケ定演を聴きに来て下さり、何故だかステージ上の私のことを覚えていたんだそうです。そんなに目立ってますかねぇ、自分。
・練習が主に水曜日で、さすがに室蘭からは通えず、練習参加は本番除き4回のみ。オペラの場合、練習出てナンボなところがあるので、しんどかったです。オケのメンバーは半分ほどが他団体で御一緒したことのある顔見知りの方々でした。また学生さんが多く、若々しい雰囲気。練習出てから気がついたのですが、二組の歌い手さんでやるということは、通し練習もいちいち二回やらなきゃならないということなのですね。。。まぁ、オケは練習になっていいのですが。。。
・会場のサンプラザは弾くのはおろか、入るのも初めてでした。てっきりオケピット完備と思いきや、座席を最前列の一列を外してこしらえた即席オケピットで、奏者の首から上がステージ上にはみ出た状態でした。座席数は約500で、施設の作りとしてはフルオケのオペラを上演するにはかなり窮屈です。ピットのスペースも狭く、あと一人でも奏者が多かったら入りきらなかったのでは、という危ないところ。弦の編成は4-3-3-3-2人。管はTubaまで。あと一列座席が外せればなぁ・・・
・演奏は大雑把にいうと、一日目はカッチリテンポで音量普通、二日目はテンポに緩急ありで音量抑え目という感じでした。二日目の出来は一日目と比べて演奏の慣れのプラスと、疲労のマイナスで差し引きゼロといったところでしょうか。細かいミスについて言い出せば膨大な数になるでしょう。録音に残るようなミスを一人一個はやっているのでは?(そんなもんじゃすまないか・・・) 誰も音を出さない、指揮者必死で口パクのなんとも言えない間(突発G.P.)があったりもしましたが、大きな破綻はありませんでした。個人的には、「ここだけは!!」という個所はキメられたので満足です。お気に入りは、二幕通称『レベッカ』、三幕間奏曲。
・観客の笑いや拍手の間に応じた間、歌手の息の調子にあわせたテンポ。普段の、ほぼ決まったレールの上を走るオケ曲とは違った、オペラならではの醍醐味です。特に指が回るわけでも、音程が正確なわけでもなくテクニックは無いけど、指揮者や他のパートにつけたり、落ちずらいという点では多少自信のある自分としては、オペラが性に合っているような気がします。僭越ながら。
・客数:1日目約450名・2日目約400名[目測]。せっかくやるのだから1000名程度の会場でやりたいところ。
・次は、来年3月にオケ公演(ブラ1)、7月にトゥーランドットだそうです。
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【演】夕張メロンオーケストラ2006

2006年07月18日 17時50分55秒 | 演奏記録
夕張メロンオーケストラ2006
・「音楽で夕張を元気づけよう!」と、いつの間にか企画当初とはちょっと違った趣旨になってしまいました。ある意味、現在日本で一番有名な場所での企画に、室蘭市民オケ・東京ムジークフロー・夕張吹奏楽団・その他所属の約50名ほどが集まりました。弦楽器のべ編成は、8-6-6-6-2の計28名。管楽器もほぼフル編成が揃いました。 全国から知らない者同士が集まっているはずなのだけど、話をしてみると、意外な人同士が実はつながりがあったり、うん十年ぶりの再会、とかそんなのがボロボロと。オケ業界は狭いです。
・メインの演奏会場は当初ホテル別棟のセンターハウスだったが、ガラス張りで暑く音響的にもイマイチとのことで、空調も利くホテル内のレストランに移動した。
・今回かかった個人的総費用は、1泊2食6000円×2 + 食事等雑費の合計1万5千円ほど。バスのお迎えがあり、交通費がかからないのが大きい。
・また次回(来年?)もありそうな雰囲気。今回は初の試みで、かなり手探り状態な部分がありましたが、一度やったので次回は運営がよりスムーズになるのではないでしょうか。
・『夕張メロンオーケストラ』 略すと『YMO
・天気予報は雨だったが、この三日間は、晴れ・曇り・曇り の過ごしやすい天気でした。

まさに、朝から晩まで音楽漬けだったわけですが、その中の主な演奏二つについて以下に記述します。この他は、子供向けのおもちゃの交響曲演奏、ホテルロビーでの室内楽演奏、夜中の室内楽大会、お別れのボルトニアンスキー演奏、などなど。

●オーケストラ演奏会
2006.7.16(日) 17:30開演, ホテルマウントレースイ1階レストラン『パイン』, 入場無料
指揮 菊地俊一・鷲見英夫[2.のみ], パート 2nd Violin
1.ルーマン オーケストラのための組曲
2.エルガー 威風堂々[簡易版]
3.ロジャース 他 サウンドオブミュージックメドレー[簡易版]
4.ケテルビー ペルシャの市場にて
5.J.シュトラウス トリッチトラッチポルカ[簡易版]
6.ミーチャム アメリカンパトロール
7.ヴェルディ アイーダ大行進曲[簡易版]
アンコール J.シュトラウス ラデツキー行進曲 

・威風堂々:地元吹奏楽団の指揮者さんが指揮をしました。『オケを振るのは初めてです』とのことで、前日はろくに眠れなかったのでは?というほどの緊張感がヒシヒシと伝わってきました。うまくいってよかった。
・菊地先生による懇切丁寧な楽器紹介は、結局全部の楽器をやったので30分(!!)以上かかりました。お客さんのおじいさんより質問攻めが。『弦楽器と管楽器はどっちがむずかしいですかぁー!??
・もうちょっと歯ごたえのある曲もやりたいような、やりたくないような。。。微妙なところ。
・いつの間にか2ndVnのトップに居座ってしまった。交代した方がよかったなぁ。
・客数約80名[目測]:こんなに来るとは思わなかった。


●弦楽合奏演奏会
2006.7.17(祝月) 11:30開演, ホテルマウントレースイ1階レストラン『パイン』, 入場無料
指揮 菊地俊一, パート 2nd Violin
1.バッハ ブランデンブルク協奏曲第3番
2.アルビノーニ オーボエ協奏曲 Ob.Solo 岡田
3.モーツァルト アイネ・クライネ・ナハト・ムジークより 第3、第1楽章

・ブランデン:出だし、何拍目から振り出したかわからず、大崩れ。冷や汗。だが、3楽章の出だしでは、止まってしまった。。。お気楽な雰囲気の演奏会とはいえ、やはり『止まる』というのは奏者にとって恐怖ですね。合奏練習の時間がほとんどなかったので、仕方がない?この曲は本質的な難しさを含んでいるようです。基礎がないとすぐにバレてしまうような。
・アルビノーニ、にこんな曲あったのか。Adagioしか知らない。ソリスト様が手堅くキメてくれました。開演前にソリスト様が行方不明でドキドキハラハラだったのは内緒だ。
・アイネク:一応全楽章練習したが、その場の指揮者の判断で、演奏は1・3楽章のみ。2・4はちょっとキツかった。3楽章では、パート毎に弾かせたりして、曲の仕組みを実演付きで聴衆に解説をした。
・客数約20名[目測]:午前開催はやはりきついか。もうちょっと多いとよかった。

以下、新聞記事より

音楽でマチにエール 「メロンオーケストラ」きょう演奏会 東京のチェロ奏者、市民ら再生願って
【夕張】東京在住のチェロ奏者、菊地俊一さん(72)の東京や室蘭の弦楽器仲間三十七人と、夕張市民吹奏楽団(鷲見英夫団長)の二十人が十六日、「夕張メロンオーケストラ」として、夕張市内のスキー場で演奏会を開く。同市が財政再建団体入りを決める前からの企画だが、参加者は「まち再生への願いを込めたコンサートに」と、十五日の初練習から熱が入っている。
 菊地さんは武蔵野音大を卒業後、チェロ奏者、指揮者として活躍。室蘭市民オーケストラの客員指揮者でもある。夕張には何度かスキーで訪れたことがあり、「夏にメロンを食べながら音楽合宿をしたい」との希望を初めてかなえた。十五日から三日間の予定で滞在する。
 菊地さんはさらに「地元の音楽愛好家と交流したい」と提案。仲間の弦楽器と、夕張市民の管楽器を合わせたアマチュア音楽家による「夢のオーケストラ」が実現する運びになった。
 メーンコンサートは十六日午後五時半から、マウントレースイスキー場のセンターハウスで開かれ、「アイーダ」や「アメリカンパトロール」などを演奏する。サッカーの応援歌としても知られる「アイーダ」で、夕張市民も勇気づけようという考えだ。
 入場は無料。十六日も本番直前まで、オーケストラが音を紡いでいく様子を全面公開する。夕張市民吹奏楽団名誉団長でトランペットの大島一昭さん(77)は「弦楽器と合わせるのは初めてで緊張するが、良い演奏会にしたい」。菊地さんは「夕張の人が少しでも元気になればうれしい」と話している。

北海道新聞 2006/07/16 07:51
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20060716&j=0031&k=200607165608

「夕張の人、元気出して」 音楽家が応援コンサート
 巨額の負債を抱え財政再建団体入りを表明した北海道夕張市を元気づけようと、同市とゆかりのある音楽家の呼び掛けで全国各地から集まった弦楽器奏者が16日、地元の夕張市民吹奏楽団と同市内のホテルでコンサートを開いた。
 チェロやバイオリンが奏でるクラシック音楽に市民や宿泊客など約100人が聞き入った。
 コンサートは数年前にスキーで夕張を訪れて以来、市民と親交がある東京在住の音楽家菊地俊一さん(72)が企画。菊地さんの呼び掛けに応えた音楽仲間や教え子34人が神奈川県や愛媛県などから駆けつけた。(共同)

東京新聞 2006年07月16日 20時36分
http://www.tokyo-np.co.jp/flash/2006071601005037.html
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【演】武揚小学校開校百周年記念事業

2006年07月02日 17時35分02秒 | 演奏記録
武揚小学校開校100周年記念
市民オーケストラとの『校歌・武揚讃歌・応援歌収録会』
2006.7.2(日)10:00-15:00, 室蘭市文化センター 大ホール, 関係者のみ
指揮 立山拓平, 演奏 室蘭市民オーケストラ, パート 2nd Violin

♪武揚小学校校歌 伴奏編曲 千葉日出城
♪武揚小学校七十周年式典讃歌 菊地呉
♪武揚小学校応援歌
♪武揚小学校ファンファーレ

・市内の小学校からの依頼を受けての録音でした。100年というとすごい年月ですねぇ。オケにもこの学校のOBが何名かいるようです。全校児童を集め、父母も多数参加し、学校を挙げての一大事業でした。
・『録音』とのことで、当然失敗は許されず緊張感がただよいます。こういう雰囲気になってしまうと、繰り返しを間違えたり音を間違えたりと、普段しないミスをついついやってしまうのが人の常。2、3度NGがかかりました。しかし、全体的には概ねスムーズに進行しました。
・しかし、小学生の集団というのはすごいパワーを感じますね。総勢約140名。ワイワイガヤガヤウロチョロウロチョロ。そのエネルギーで発電してお湯とか沸かせそう。歌も、オケに負けてしまわないかちょっと心配でしたが、始まってみるとこれまたパワー全開!音楽的には音程も歌詞の発音もなにもあったものではなかったけれども、そのエネルギーには感動すら覚えました。
・応援歌:もっしもっしか~めよ~♪か~めさ~んよ~♪としか聴こえないメロディー。こ、これは、セーフなのか??
・演奏メンバー:市民オケ17名+工大オケ19名+その他7名。工大が一番多い。。。演奏のほか楽器運搬でもお世話になりました。みんなありがとう~♪
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【演】2006 第51回 市民音楽祭

2006年06月18日 17時23分47秒 | 演奏記録
2006 第51回 市民音楽祭 第2日 器楽
2006.6.18(日)13:00開演, 室蘭市文化センター, 入場料?円
指揮 中山耕一, 演奏 室蘭ジュニアオーケストラ・室蘭工業大学管弦楽団, パート Viola

アラム・ハチャトゥリアン 作曲  組曲「仮面舞踏会」より ワルツ
ルロイ・アンダーソン 作曲  舞踏会の美女

・室蘭市内の音楽団体(主に中高吹奏楽部)の発表会。一枠15分。会場ではすれ違う全ての人に、「こんにちはー!!」と挨拶が飛び交う、慣れない者とから見るとなんとも異様な世界です。 当日は久しぶりの青空で一気に気温が上がりました。しかし防音のためリハーサル室は締め切り(写真)。土地柄、当然冷房なんてついていないところに、椅子が足りなくなるほどの大人数で暑い暑い。。。
・工大オケは、昨年、初の市民音楽祭出演を果たし、今回はジュニアオケと合同演奏という初の試みでした。総勢70名ほどの大編成です。
・演奏は、大人数のためそれまでにない迫力があった一方、大味になった部分もあり。皆、若いだけにイケイケゴーゴー! 『迫力』と『緻密さ』の両方を求めるのは酷かもしれませんが。通常の練習は別々で、合同練習の機会が2度だけだったのが、ちょっと少なかったかもしれません。 この4月に大学に入学し、弦楽器を始めた者が数名。今日が人生初舞台。たったの2ヶ月ちょっとで、一応それらしく弾いてるのは驚きです。今後に期待。
・演奏や段取りについては特にトラブルもなく、無事終了。今後、恒例になるのかどうかはわかりませんが、両団体ともよい刺激を受ける貴重な機会だと思うので、またよろしく~♪
・客数約500名[目測]
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【演】札幌西区オーケストラ 第20回定期演奏会

2006年06月11日 14時44分57秒 | 演奏記録
創立20周年記念 札幌西区オーケストラ 第20回定期演奏会
2006.6.10(土)18:30開演, 札幌コンサートホール Kitara 大ホール, 入場無料
指揮 白石一弘, パート 1st Violin

ベートーヴェン : 歌劇「フィデリオ」序曲
ハイドン : トランペット協奏曲 変ホ長調
 トランペット独奏 前川和弘(札幌交響楽団)
マーラー : 交響曲第5番 嬰ハ短調
アンコール マスカーニ : カヴァレリア・ルスティカーナより間奏曲

・20周年記念、とのことで大曲・難曲マーラー5番を演奏。2年前から練習を開始し、前プロは事前の演奏会でやっておくという念の入れよう。ここしばらくは明けても暮れてもマーラー尽くし、の感がありました。
・フィデリオ:マラ5の影に隠れてましたが、これもVnにとってはかなりの難曲(イヤラシイ)です。恐怖の高速シンコペ、迷子にならずどうにかしのぎました。本番は引き締まったよい演奏だったと思います。
・トラコン:スケジュールが合わず、ほとんどこの曲の練習には出られなかったので、ひたすら邪魔しないことを第一に考えました。3楽章の前半に、作曲家の嫌がらせとしか思えないイヤラシイフレーズが。きちんと弾くのは早々にあきらめ、拍の頭のみ弾いて対応。
・マラ5:休憩明けの指揮者の入場時、シンとした中、突如舞台裏からトランペットのファンファーレが・・・「な、なんだ!?聞いてないぞ?」と団員もザワザワと。後で、プログラムを見てみると、「《レオノーレ》のほうには、舞台裏で演奏される有名なトランペットのソロがあります(本日もこっそり聴こえてくるかも??)。」とのことでした。
・1楽章:この曲はとにかく冒頭が緊張しますね。当事者じゃなくとも、祈るような気持になります。「どうかはずしませんように・・・」 結果うまくいってよかった。
・2楽章:最後のVn Soloうまくいってホッ。
・3楽章:Hrn Solo(すばらしかった)のあたりで、天井(客席?)から「カシャーン!!」と照明でもおちてくるんじゃないかというすごい音がしましたが、あれは何だったんだろう・・・
・4楽章:ここで疲労のピーク。楽譜が緑がかって見えました(←ヤバイ)。
・5楽章:「あぁ!やっと終わる!!」喜び勇んで楽しく少々オカシなテンションで弾きました。
・アンコール:「熱く弾いてください!!」指揮者の指示通り熱演。聴衆の評判はよかったようです。
・諸事情により、当初のVaから1stVnにパート変更がありました。前回(札幌市民オケ99年)も1stVnだったので、かなり助かった。前回は全く手も足も出ませんでしたが、今回も弾けないなりにもいくらかはマシになっていました。楽譜が見やすかったのが大きいかもしれません(前回は最悪だった)。
・全体として、失礼な言い方かもれませんが、ここまできちんとマラ5を演奏できるとは思いませんでした。明らかにどこかのパートがオちたとか、止まりそうになったとか、身の毛もよだつような瞬間はなく(気づいてないだけ?)、安定感があったと思います。個々の団員の相当な努力があったことが伺われます。
・プログラム:指揮者による曲目紹介より「マーラー/交響曲第5番嬰ハ短調  中学生のある日、吹奏楽部の練習をしていると顧問の先生がやってきて、「この曲聴いてみて」と当時発売されて間もないCDプレーヤーにピカピカ光ディスクを入れました。やがてスピーカーから流れ出したのはトランペットのファンファーレで、それが盛り上がると物凄い大音量でオーケストラのTuttiが鳴り響きました。これが私とマーラーの交響曲第5番との初めての出会いで、そのときの衝撃と音は20年以上経った今でもはっきりと印象に残っています。ショルティ指揮シカゴ交響楽団の1970年録音盤、主席トンランペット:アドルフ・ハーセス、ソロホルン:デイル・クレヴェンジャーという、おそらく史上最強の金管セクションを擁する鉄壁のアンサンブルは、血気盛んな若者を完全に魅了し、以来、私の目標であり続けています。「いつかこの曲を演奏してみたい・・」という思いが実現し、本日このような場で演奏させていただけることに感謝の気持ちでいっぱいです。
「これを先に言ってくれぇ・・・」 指揮者の演奏曲にかける思いがひしひしと伝わってきます。が、これを読んだのは演奏終了後・・・ いい加減に弾いたという訳ではなく、先に読んだからといってもっと上手に弾けたかどうかも謎ですが、モチベーションは絶対に違っていたと思われます。悔やまれる。
・写真:舞台裏のテーブルとMy楽器。楽器を置く用にコルクになっています(ここでしか見ない)。
・客数1313名[公式発表]:よさこいがあり、曲目もあまり一般受けしないと思われたにもかかわらず、結構たくさん入った。固定客(西オケファン)が増えている。入場無料が効いている。実はマーラーは人気がある。等が要因か。
コメント (5)
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