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静岡県三島市「うなぎ 桜家」

2011年08月21日 09時54分26秒 | グルメ
本日のディナーは、静岡県三島市「うなぎ 桜家」です。

静岡県三島市は、うなぎの名所。
富士の雪解け水である地下水を利用して、仕入れたうなぎを2、3日泳がせ臭みを抜く。
やはり、水が美味しいと食も旨くなる。
伊豆箱根鉄道の三島広小路駅前に目指す古民家がある。

安政三年創業の「桜家」は薄茶色のモルタル二階建ての建物で、間口は白木組み、横の窓も太い白木格子が目立つ。

現代にマッチした佇まいも目を惹くが、なにより周囲に漂う香ばしい醤油が焼け、鰻の濃厚な脂の香り。
一気に食べたい中枢にスイッチが入った。
では、おじゃましま~す。

ガードマンがいたりお客が溢れており、窮屈な間口からは想像できない店内である。

『鰻の寝床』とまでは言わないが、奥行きの深い店内だ。
2階に案内される。
ピカピカに光った木の階段を上がると何部屋かに分かれている。
まるで、武家屋敷のようだ。
座敷に案内されメニューを確認。

1人前が2,940円で1.5人前が3,670円、2人前が4,510円、2段入れが4,830円
この値段は、適正なのだろうか
鰻の稚魚が手に入りにくくなっているとは言え、あまりにも高い
まあ、食は、支払った値段じゃなく、満足度があればそれが適正価格なので食べてから判断するとしよう。
「桜家」は、『丼』も『重』も値段、質、量とも変わらない。
変わるのは、見た目。
ならば、やはり、重だろう。
かみさんが気を利かして丼を頼んでくれた。
ありがたい。
ノンノンは、重の1人前。
小生は、重の1.5人前をチョイス。
待つこと、30分。出てきたのは、コチラ。

蓋の鳳凰が優雅だ。
ノンノンの1人前は、鳳凰の絵が朝日だったような?
では、待望の鰻の登場である。
おな~り~~~~~~。
パカッ

フワ~~~~ッと香ばしい風味と川の香りが漂ってきた。
夢の1.5人前
尻尾部分が折り曲げて乗せられている。

こりゃ、凄いボリュームだ。
では、いただきま~す。
「ん~~~~~~んっ。旨い。ホクホクでホルンホルンだ。周りカリッと中フワフワ」
それにしても、柔らかい。
それが桜屋拘りのうちわ技術なのか?
うなぎ自体は、さすが富士の雪解け水で臭みを抜いただけあり全く臭みがない。
しかし、少々残念なのは、ご飯がブジュブジュ。
また、これは、好みの問題であるがタレの甘味が少ない。
もう少し甘くても鰻の味は損なわれないような気がする。
逆に酒が強すぎて鼻にアルコールが抜けるのが気になった。
せっかくの鰻の風味が鼻腔に残らず残念だ・・・。
ちなみに、見た目だけが違う鰻丼は、コチラ。

蓋の摘み部分に書かれた『桜屋』の屋号が老舗の証。
蓋の四隅から世間を覗く鰻達に期待が膨らむ。

ご飯を全く見せない鰻にアッパレだ。
それにしても、この価格あまりにも高い
鰻1人前が3,000円弱とは驚愕である。
銀座のど真ん中でもこの味でこの値段はあり得ない
まあ、鰻の有名処三島でのNO.1店に1度来たという事実だけでもうイイかな・・・。

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