FC piaZZista

”セールスマン”が結成したフットサルチーム「FC piaZZista」の軌跡とキャプテンの私生活。

2010 FIFA WORLD CUP 決勝トーナメント 準々決勝「アルゼンチン VS ドイツ」

2010年07月04日 01時10分59秒 | 2010 FIFA WORLD CUP
先程、2010 FIFA WORLD CUP 決勝トーナメント 準々決勝「アルゼンチン VS ドイツ」のTV観戦終了しました。

結果は、4VS0でドイツが勝ったが、今大会のベストバウトであろう。
両チームの技術の高さ、圧倒的なスピード、無尽蔵のスタミナ、献身的な動き、どれを取っても現代サッカーが目指さなければならないお手本のような試合であった。
開始早々3分にセットプレーから幸運にもドイツが先制

体が温まらないうちに精密機械が早くも作動した。
一旦動き出した精密機械は、誤動作することなく刻々と動き続ける。
攻める時は広く、守る時はコンパクトに。
自陣ゴール前では、黒いユニフォームの選手がまるで蟻のようにボールに群がり、奪って行く。
しかし、精密機械も30分過ぎには、誤動作が。
正確な動きを狂わす歯車が一輪。
テベスである。

フィールドを縦横無尽に駆け巡り、ドイツボールをことごとく奪取。
自らドリブルで打開し、無理と思えば前線のイグアインへ供給。
驚異的なスピードで前へ切り裂くイグアインにドイツDFもたじたじである。
精密機械を狂わす歯車が二輪になり苦戦するドイツであったが、三輪目のメッシを上手く抑えているので、誤動作も最小限の範囲であり、修正可能。
後半23分に精密機械の軸であるポドルスキーが切り込み、フリーのクローゼへ。
いつものように易々と追加点。
ポジショニングの良さを見せつける。
どフリーである。

足の止まりかけてきたアルゼンチンを横目に若い働き蟻よろしくオジルが動き回る。
羽が生えているようだ。
疲れた南米の雄をあざ笑うかのようにキープ力を増し、決定的なパスをどんどん供給。
こうなるとアルゼンチンも成す術無し・・・。
29分には、働き蟻の隊長シュバインシュタイガーがゴール前まで切り込み、フリードリッヒへごっつぁんパス。

息の根を止める3点目
優勝候補のアルゼンチンもサッカー王国の名にかけ1点を返しにかかる。
メッシもなんとか今大会初得点を目指し、果敢に切り込んでいき、シュ~~~~ト。

何故だか今大会は、キーパー正面ばかりである・・・。
精密機械で作られた黒蟻軍団が最後の最後に瀕死のアルゼンチンにとどめの一撃。
またしても、クローゼだ。
ロナウドのW杯記録にあと1点に迫る、W杯通算14ゴール目。



トレードマークの歓喜の舞が飛び出した
ド派手なアクションを起こすことなく、マラドーナも粉砕。

ブラジルに続き、南米の雄が散った・・・。

最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
強いねドイツ (酔いどれ堕天使)
2010-07-05 13:00:05
まず最初に「働き蟻の隊長」は傑作!まさに彼にぴったりのキャッチフレーズ。今回のドイツは素晴らしいチームに仕上がりましたな。個人技、チームとしての戦術の徹底。キャプテンは精密機械と表現しましたが、このチームは軍隊です。従ってシュバインシュタイガーは、軍隊蟻の隊長です。基本がきっちりと出来ているのと、スピードが他チームから頭一つ抜きに出でいる感じ。こりゃスペイン戦が楽しみ
さて、テベス!!この選手は本当に凄かったね。この選手がフィールドにいるだけで、仲間がどれだけ勇気と力を与えられるだろう。好きになりました。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。