PIAFUL♪

ピアノを愛する私の・・・独断と偏見による
その時々の旬な話題?を気紛れに~♪

改めて 「猫鳴り」

2011-10-24 | book
猫って・・・
自分の死期を察知?したら、死に場所を探し 人知れずひっそりと死を迎える。とか・・・
飼い主が休んでる(寝てる)場所の床下で ひっそりと。とか・・・話は聞いたことある。

ようやく授かった命を流産し、ささくれだっていた気持ちでいる女性は、
家の近くに捨てられた仔猫に、優しさの欠片もない仕打ちをする。(第一部)
幼児や小動物に憎しみを滾らせる(父親への嫌悪感故?)中学生男子と猫(モン)との交流。(第二部)

ここまでは、決して心地よく読めた訳ではない。でも・・・決して不快でもなかった。
第三部・・・自分の寿命を生き抜き、大往生を遂げる二十歳になった老猫 モンの姿に
涙が!・・・じゃなく、賞賛した。絶賛した。改めて・・・『猫鳴り』

興味深かった故、もう一冊 沼田 まほかるさんの作品読んでみようと思って買ってきた
「彼女がその名を知らない鳥たち」・・・タイトルからは全く想像がつかない・・・興味津々!



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