映画食い倒れ。

~映画は人生のデザートです~

個人的覚え書きのため、たまにネタばれありです。

「スターダスト ~Stardust~」

2008年06月17日 | 映画~さ~
2007年 アメリカ・イギリス映画

「文句無くファンタジー」だとおもっていたら、実はコメディーでした。初めは主人公のトリスタン(チャーリー・コックス)の野暮ったくて威厳のなさに「なんでこいつが主人公の座を射止めたのかしら」とか、「そもそもトリスタンの親父からして軽そうななりねぇ」と思い切り毒づいていたのですが(心の中で)、コメディーだとわかった時点ですべてOK。トリスタンは髪の毛長くなってからがよいです。好みではないけど。(←聞いてない)

この映画、キャストがすごく豪華です。星役(…でいいのかしら)はクレア・ディーンズ。この人、北欧系?なんか、クラウディア・シファーみたいでした。海賊の親分がロバート・デ・ニーロ。しかもね、女装癖があるの。もっそ楽しそうにどれすきながら踊ってはりました。魔女役がミシェル・ファイファー。もうね、ミッシェルすばらしかった。彼女を見ていて『永遠に美しく』という映画を思い出したんだけど、でもあれはミシェルではなくてメリル・ストリープだったけど。美人セクシー女優と言われ続けていた経歴なのに、そうか、こんな役も出来るのか、と感心。汚くて、貪欲で、でも若い姿はものすごく美しくて。ニコール・キッドマンとかももう少し年齢が高くなったら、このくらいはっちゃけたコメディーが出来るようになるのかね?今のニコールは確かにきれいだけど、いろいろ整形して顔が引きつってるし、ものすごく「若さ」というのに執着がありそうで。今回のミシェルみたいな方向に行ってほしいなぁ・・・と映画に全く関係ないニコールを思い出しました。

そして、今映画のサイトを観て知ったんだけど、シエナ・ミラー出てたの?トリスタンが恋焦がれる相手がヴィクトリア(シエナ・ミラー)だったらしいんだけど、なんか金髪できれいな顔立ちの人だったら誰でもよかったんじゃないかと。あんなに登場回数多かったのに、私気づいてなかったし。いや、そもそも私はシエナ・ミラーの顔をしっかりと覚えていないかも。ジュード・ロウと付き合ってたころ(今も?)パパラッチの写真でしか彼女を見たことないし、代表作といえるような映画をまだ観たことが無いかだらと思うけど。あ、でもビッチぶりはうまく演技されてましたよ。演技なのか素なのか知りませんけど。あ、あたし、シエナのこと好きじゃないみたいね。これ書いてて気づいたわ。けけけ。

話の内容はしっかりとファンタジーなんだけど、ところどころにブラックジョークがちりばめられていて意外に面白かったです。


おすすめ度:☆☆☆★



****追記(6月18日)****

そうそう、エンディング曲がテイクザット(TakeThat)だったわ。再結成のアイドルグループね。イギリスではTakeThat大人気でね、再結成も大成功だったのよ。CMでも曲が使われてたし、現役時代を知らない小学生が口ずさんで歌ってたり。実はさ、あたくし日本で彼らのコンサート行った事あるんだけど、え?高校1年の時よ。文句ある?それがさ、確かチケット代が4,500円とかだったと思うんだけど、コンサートが30分で終わったのよ!!!舐められとる。見事に日本は舐められてたわ。・・・ってあたくしの恨み節はもういいですか?


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