映画食い倒れ。

~映画は人生のデザートです~

個人的覚え書きのため、たまにネタばれありです。

2014年ベスト。

2014年12月02日 | 年間ベスト
*皆様、こんにちは。

この、ほとんど更新のされないブログに一体どのような方々がお越しくださっているのかはわかりませんが、大変ご無沙汰しておりました。前回の更新が、1年4ヶ月前の2013年8月。この時観た『パシフィック・リム』は、仕事の面接失敗で打ちのめされた時の気分転換に観た映画でした。その後なんとか職にありくことができ、引っ越しをし、さらに職場が3回も変わりましたが、なんとか元気です。

とりあえず、今回は今年これまで観た映画の一覧でも貼っておこうと思います。(劇場、DVD、再見含む)

- Grow Your Own(2007 UK-邦題が見つからず…日本未公開のようです)
- マレフィセント (Maleficent 2014 US)
- それでも夜は明ける (12 Years a Slave, 2013 US)
- インターステラ- (Interstellar, 2014 US)
- ワン・チャンス (One Change, 2013 UK)
- アメリカン・ハッスル (American Hussle, 2013 US)
- なんちゃって家族 (We're the Millers, 2013 US)
- ライク・サムワン・イン・ラブ (2012,日本・France)
- ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅 (Nebraska, 2013 US)
- マッド (Mud, 2013 US)
- イカとクジラ (The Squid and the Whale, 2005 US)
- めぐり逢わせのお弁当 (The Lunchbox, 2013 India)
- カムバック!(Cuban Fury, 2014 UK)
- あなたを抱きしめる日まで (Philomena, 2013 UK)
- ブルー・ジャスミン (Blue Jasmine, 2013 US)
- インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌 (Inside Llwyn Davis, 2013 US)
- デンジャラス・バディ (The Heat, 2013 US)
- ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!(The World's End, 2013 UK)
- フライト・ゲーム (Non-Stop, 2014 US)
- アイルトン・セナ 音速の彼方へ (Senna, 2010 UK, FR)
- オール・ユー・ニード・イズ・キル (Edge of Tomorrow, 2014 US)
- 風立ちぬ (2013 日本)
- Gozilla ゴジラ (2014 US)
- ウォールフラワー (The Perks of being a Wallflower, 2012 UK)
- グランド・ブダペスト・ホテル (The Grand Budapest Hotel, 2014 US)
- リミットレス (Limitless, 2011 US)
- ダラス・バイヤーズ・クラブ (Dallas Buyers Club, 2013 US)
- ゼロ・グラビティ (Gravity, 2013 US, UK)
- アキラ (1988 日本)
- そして父になる (2013 日本)
- LIFE! (The Secret Life of Walter Mitty, 2013 US)
- パーフェクト・ブルー (1997 日本)


例年に比べて本数はかなり少ないです。2014年は個人的には観たいと思う作品が少なく、やや不作な年ように思いました。予告編を見ていても、「あ、これ観たいなぁ」と思うものが本当に少なかったです。

が、こうやって観た作品を比べてみると、意外と大きな当たりも多かったのかも・・・。というのも、とにかくバタバタの一年だったので、「これは見逃せない!」とかなり強く興味を惹かれたものしか見ていないからかもしれません。だから外したものが少ないというか。

まだ12月に入ったばかりですが、今年中には観てもあと数本だろう、ということで勝手ながら2014年の私個人のベストです。


1位『グランド・ブダペスト・ホテル』。

個人的にはダントツ。他を寄せ付けないくらいの一人勝ち。ウェズ・アンダーソンの世界が炸裂した一本。彼の作品には多分初出演のレイフ・ファインズが、もうもうどうしようもなくいい!登場人物のキャラだけでなく、映像のどこを切り取っても好き。


2位 『アキラ』

誰が予想したか。まさかの、いまさらの『アキラ』。これの公開時、私小学生だったと思います。
ほんと、いまさらなんですけど、ジャパニメーションってやっぱりすげぇ・・・と。これ、実写化の話が何度も何度も出ては消えていますが、どうなるんでしょうね。もうむしろ、下手に手を付けるなとも思いますが。その時はやっぱり、監督はクリストファー・ノーランなのかしら。


3位 『ゼロ・グラビティ』

映画うんぬんよりも、「やっぱりサンドラ・ブルックすきだわ」と再々再確認した映画。最近の『インターステラ-』も同じく宇宙を扱ったSF映画でしたが、サンドラとアン・ハザウェイの演技力の差と言ったら比べようもないほど歴然。アン・ハザウェイは大好きな女優なのですが、ここはサンドラの圧勝だったと思います。


4位 『ブルー・ジャスミン』

ケイト・ブランシェットがこれまで演じた役の中で、一番はまってた!切れっぷり、精神の病み具合が抜群にリアルだったので。大抵ナチス・ドイツのエリートとか意外とステレオタイプな役が多いイメージだったのですが、「ああ、こんなのもいけるのか」と。共演のサリー・ホーキンスのはすっぱぶりも見事。


5位 『なんちゃって家族』

ジェニファー・アニストン主演の映画で、初めて面白いと思ったかもしれない、個人的にはある意味記念すべき作品。私の中の「ジェニファーはこうあるべき」という像と役柄がぴったり当てはまっていたこと(何様?)。そして、ウィル・ポールター!彼には今後どんどん活躍してほしい!


6位 『ダラス・バイヤーズ・クラブ』

『マジック・マイク」当たりから、年齢と自分の立ち位置に見合った役柄を演じるようになったなぁ…と路線を変更し始めたマシュー・マコノヒーへの印象を変えてくれた映画。今もやっぱり好きにはなれないし、『インターステラー』では独特の訛りというか話し方で正直何を言っているのか全然わからなかったけど、この映画は素晴らしかった。ジャレット・レトもなんだか久しぶりに映画で観たような気がするけど、俳優魂を感じました。



その他

『あなたを抱きしめる日まで』

すでに泣かせようとしている邦題が好きではないけど、描かれている問題の深刻さのみに集中してスポットを当てるのではなく、映画の中でジュディ・デンチが演じた母親のキャラクターとのバランスが「さすがイギリス映画」と思える絶妙さでした。


『ウォールフラワー』

話の内容もちょっと衝撃ですが、それ以上に衝撃だったのがエマ・ワトソン。ハリーポッターのファンではなくとも、「エマ・ワトソン=ハリー・ポッターの子」、ただの子役と思っていたのが、「この人、こんなに演技うまかったのか」と印象がガラリと変わりました。



逆に個人的がっかりは…

風立ちぬ

 前評判が良すぎて、期待しすぎたんでしょうね。

インサイド・ルーウィン・デイヴィス

 コーエン兄弟の作品のペースがどうも私には合わない。

デンジャラス・バディ

 いくらサンドラが好きでも、20分以上耐えられなかった。

ライク・サムワン・イン・ラブ

 何がいいたいのか全く持ってわからず、山場も見つけられず。



ということで、勝手に私のベストを発表させていただきました。
ここの映画の感想は、またそのうち。


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