映画食い倒れ。

~映画は人生のデザートです~

個人的覚え書きのため、たまにネタばれありです。

「ドッジボール~Dodgeball: A True Underdog Story~」

2008年04月18日 | 映画~た~
2004年 アメリカ映画

経営難のジムの経営者ピーター(ヴィンス・ヴォーン)は、何とかお金を集めなければ近所にできた最新鋭のジム「コブラ・ジム」より買収される危機に。そこで目をつけたのがドッジボール世界大会の優勝賞金。そのためにピーターと常連客たちはドッジボール修行に励むことに。


ドッジボールって、日本では誰もがやったことのあるスポーツですが、欧米ではもんのすごくマイナー。家の旦那(イギリス人)も一度もやったことがないし、見たこともないそう。イギリスのキッズは確かにみんなサッカーやってそうですけど(実際そうです)。だからこそこの映画で取り上げたんでしょうけどね。

ヴィンス・ヴォーンがお金の催促のできないお人よしには見えませんが、いいんです、コメディーだから。ベン・スティラーの小さいおっさんぶり、笑えます。もうビジュアルで笑いを取ろうとしているところが、日本のコントと一緒。ベンが出ているコメディーって、どことなく日本のコントを思い出すことがあるのですが、これもそうです。

この映画、カメオ出演者がちょっと面白い。アメリカ人やアメリカ映画をよく知る人はその辺で余計に笑えるんでしょうね。私がわかったのは2人のみ。それでも面白かったけど。ロードレーサーのランス・アームストロングとチャック・ハリス(アクション俳優)とかね。あと、『チアーズ』のパロディ場面があったりもします。

この映画の中で、ベン・スティラーは権力者の役(でも馬鹿なんだけど)なのですが、ベンは問題に巻き込まれてあたふたしている役の方が合っているような気がします。というか、アタクシはそういうベンが見たい。次回はどたばたに巻き込まれてくれるかしら・・・。


おすすめ度:☆☆★ (ベンのコメディーにしては低め評価です)