いつも必死な翻訳者日記

フリーの実務翻訳者が綴る日常

ミネラルウォーターを手に入れろ! 【スイス旅行記】

2007-08-11 21:13:08 | スイス旅行記 2007夏
     光り輝く water



記事を書く順番は前後しますが、
これは、私達が やっとのことで
飲み水(ミネラルウォーター)を手に入れるまでの記録です。

 〈時間の流れとしては「24時間旅行 眠気と闘う」の続き〉

   
                


到着したスイス・チューリヒの空港内は、
夜遅かったため、
もう開いているお店もなく、うす暗い感じだった。

集合して、トイレ休憩をとっている間に
自動販売機を発見!

「水が欲しい!」

やや 干涸びて(ひからびて)きていた私は
ササッと ここでミネラルウォーターを買ってしまおうと思ったのだが・・・

この自動販売機では「コイン」しか使えなかったのである。 
(泣)

持っている“スイスフラン”は まだ、
日本から両替してきた「お札」ばっかりだったからね。
大きいお金は持っているのに…
わずか数スイスフランの水を買うことができない悔しさ。

無情にも 間もなく出発。
バスでホテルへ。

夜中の12時頃に、ルツェルンのホテルに到着。

ガイドさんの説明を色々と聞いた後、最後に、
「水が欲しい方は、あちらの(ホテル内の)バーで、2スイスフランで買えますよー」と
言っていたので、買おうと 並んでいたが、
結構皆 並んでいたので 途中で品切れ。  


この日は、部屋に着いたのが深夜12:30頃。
翌朝は7時にモーニングコール。
(ツアーって、こういうところが容赦ないよねぇ)
(バスに乗せて運んでもらうため)スーツケースの準備も済ませなければならないし
24時間旅行(!)で疲れていたし
なんだか、疲れている中で一生懸命 荷物整理をしたのを覚えているだけで、
その他のことはあまり覚えていない。
(ホテルがあまり良い部屋ではなかったのだけれど、気にせずに済んで幸い?)



(翌朝、前日の成田空港での地震が、酷いものであったことを知る)


(惨状に驚く。
「Nuclear plant leaked some contaminated water.(汚染された水が核施設から漏出)」
 を見て、大丈夫なのだろうかと思った。これ以外の情報は何もなかったし。
 ガイドさんが この地震について説明したのも、これよりも さらに ずっと後のことだった)


(ホテルの庭に咲くあじさい)


朝、出発前、
ホテルの1Fに、自動販売機があるのを発見!
でも、やっぱり買うことができなかった。 
お財布状況は前日と変わっていないしね。

どうやら、ユーロも使えるらしいので、
小銭があるかなぁと思ったけれど(乗り継ぎの時に“ユーロ”は使ったから) ダメだった。

やはり 無情にも 間もなくバスに乗って出発。



(車窓より。後に カペル橋のところ でも見ることになる「ピラトゥス山」)


最初は、「ライオン記念碑」の見学。
ここの見学のために、数十分のフリータイムが与えられる。



でも、私達、これを本当に一瞬 見ただけで、
説明を終えてUターンするガイドさんの背中を追うようにして、
いや、ガイドさんを追い抜かして 公園から退出。


だって、こんな
矢が刺さった瀕死のライオン
ホントにホントに苦しそうな顔してんのよ…。
長く見ていたいものではなかったし
何だか汚い公園で、
ガイドさんの話では、ドラッグをやっている人などがいる(のでこの公園のトイレには絶対に行かないで下さい)
っていうことだったし。
逃げるように素早く立ち去ったのだ。

(スイスの歴史にまつわるもので、自国の人にとっては思い入れがあるかもしれないので
 そういう方達に対しては「ごめんなさい」 なんだけど)


(駐車場まで戻ってきた。おそらく“レーヴェン広場” というところ)


(“カフェHEINI”。そういえば今回の旅行では あまりオープンカフェを見なかったな)



COOP!  (写真右下の方)
sunny が、旅行に行く前に、スイスにはCOOPというスーパーがあるということを調べていたので・・・


早速行ってみた!
お店に入った瞬間、いろんな種類のジャガイモが
パッケージングされて吊り下げられているのが目をひいた。(おいしそう)


ついに
水 ゲーット!!!

あぁ、長い道のりだった。

水を求めて半日。
たった半日の間だったのだけれど、
ずいぶん長い時間だったような気がしたよ。

ツアーの弊害かな。
個人旅行であれば、おそらく
自分達のペースで買い物などできるのだろうけれど。




(意外に普通の都市という一面も)



まだ5分ぐらいあるからね~ などと余裕で
ふらふらと歩き回っていて
時間通りにバスに戻ったら、私達以外全員 座っていて
びっくり!
うわ~ 気まずい。

焦って 思わずガイドさんに、今何分ですか!? って聞いちゃった。
ガイドさんは、ぜんぜん まだ大丈夫ですよ、って言っていたけど。

実は、この日の朝食も、
時間ぴったりに行ったら、私達が一番最後で
ガイドさんが 私達の部屋に電話を入れるところで
うわ~ って思って
「次にも最後だったら、あの人達 遅い人達だって思われちゃうよね」
って話していたんだけど…。

そうそう、
「私の時計は何分か進んでいるんですけど~」
前日の空港でのガイドさんの言葉を思い出した。

ガイドさんの時計は進んでいる!
(あの時に、ガイドさんに合わせて時計を合わせた人の時計も進んでいる)
((飛行機内で時刻を合わせた私の時計は進んでいない))

この後は、数分前集合を心がけるようにしたよ。

この後、ほんの一瞬のバス移動、 カペル橋へ。  〈こちら へ続く〉





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