いつも必死な翻訳者日記

フリーの実務翻訳者が綴る日常

【翻訳講師】 仕事を断るということ

2006-05-25 11:20:38 | お仕事日記




今朝、「講座の通信添削の方のお仕事もお願いしたい」
というメールをいただいて、
速攻でお断りしてしまった。

メールを見た瞬間に 悩む余地も無かった。
今現在持っている仕事でさえ自分が「こなせている」とは言い難いのに
もうこれ以上無理だ。

メールが届いてからわずか15~20分で返信というのも何かな~とも思ったけど
今日これからやるべきことが 山のようにあり、
そのメールを寝かせておいて 後で返事を なんていう余裕は 逆に無かった。


こういう風にフリーで仕事をしていると、
「基本的には いただける仕事は 断るべきではない」
(もちろん自分が可能な範囲で)
これが基本の考え方だと思う。
自分に依頼してくれるということは、本当にありがたいことだから。


ホント、「断る」のって難しい。
翻訳の仕事を始めたばかりの頃は、
今よりも もっともっと「断る」ことに抵抗があった。

でも、そのうちに、慣れてきてしまったんだよね。
(1週間に3回も4回も 断っていればね…)

無理なことは無理なのだから 断る時はハッキリ断らなければいけない。
だから、なるべく「明るく爽やかに」 「また次回 是非お願いします!」
という風に言うようにしているけれど。
(↑電話の場合。お互いに気持ちよく電話を切ることができて、これはイイです。)

ただ、最近の私の悪い傾向は、
断り慣れてきた結果、
あまりにもあっさりと、即座に「NO」を言ってしまうこと。 

この間、仕事とは全然関係ない場面で それに気付いて、
少し反省した。    (性格的なものもあるのかもしれないけど…)


アカデミーの方、
とりあえずは通学講座の方を しっかりとやらせていただきます!
今後ともよろしくお願いします