鳩山対露外交への提言

鳩山首相は、祖父・鳩山一郎元首相が日ソ国交回復を実現したということもあり、対露外交に強い関心を持っていると言われています。年末には、岡田外相がロシアを訪問しました。

こうした流れをうけ、昨年末、木村汎北大名誉教授、袴田茂樹青学教授というロシア研究の二大巨頭をはじめとするPHP「日本の対露総合戦略」研究会は「鳩山対露外交への提言」を発表しました。

http://research.php.co.jp/research/foreign_policy/policy/post_37.php

先月24日のクリスマス・イブの日に行われた記者会見では、活発な質疑が行われ、メディアの方々の関心の高さがうかがえました。

各種報道を見る限り、岡田外相はこの提言にかなり近い姿勢でロシアとの協議に臨んだようです。対米関係が膠着するなど、外交政策に不安を感じさせる鳩山政権ですが、対露外交にも大いに注目していく必要がありそうです。


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