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PHP総研ブログ『番町Cafe』

HPでは公開しきれない活動をドドーンと紹介!!

「ふるさとの先人に学ぶ」【後編】

2010-12-27 18:03:05 | 研究推進部スタッフ

パート2

(岩村短歌会の方の朗読の様子)

 つづいて短歌の部では、「恵那市民が選ぶ家族、思いやりの短歌」と題して、応募総数1311作品の中から、小学生の部、中高生の部、一般の部、それぞれ3作品が選ばれました。また、作品を紹介する岩村短歌会の方の朗読には、癒し効果があるのか、心がほっとします。心がやすらぐ受賞作品の数々に、ふと、自分の家族の情景が思い出されておりました。
 次に、審査委員長・童門冬二氏のビデオ講評がスクリーンに投影されると、参加者のみなさんの顔から時折笑みがもれてました。

 

(東洋大学教授・吉田公平氏)

  その後は、審査委員の吉田公平氏の審査講評をかねた講演です。受賞者への審査講評として、「文章で書いたものを読むだけの場合と、書いた本人が朗読されたものを聴く場合とでは少し印象が違い、文体に合わせたイントネーションで朗読する姿は、人柄がにじみ出ていてとてもよかった」と講評。
 また、参加者全員に対して、「この今という時間を私たちはどのように過ごすのか」、「若い世代の方々に対して、参考になる材料提供のしかたをどのようにしたらよいのか」、「生活の場が一番の学びの場であり、そのなかに学校教育がある」、「身につけた技術や知識をどのように自分の生活のなかで実践していくのか」など、貴重なお話しをいただきました。

 

(左:可知義明恵那市長、右:受賞者)

 最後に参加者全員で受賞者の審査投票を行った後、「大賞」「特別賞」「嚶鳴協議会賞」が発表され、終了しました。

 今回、私は初めて下田歌子賞に参加させていただきましたが、小学生、中高生の堂々とした発表姿にたいへん感激しました。
 「先人」からどのようなことを学び、今後の生活にどのように生かしていくのか。自分の言葉で表現することの大切さを学ぶことができ、下田歌子賞に参加できたことを心から嬉しく思っています。

 最後に、第8回下田歌子賞の受賞作品は、来年1月の月刊誌「PHP」2月号に掲載され、受賞作品集は、来年2月頃の発行になります。後日、お申込み方法などの詳細をHPでご案内いたしますので、どうぞお楽しみに。

 
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「ふるさとの先人に学ぶ」~家族へのやさしさや思いやりに触れる~【前編】

2010-12-24 17:03:01 | 研究推進部スタッフ

 11/27(土)に弊社と恵那市教育委員会様との共催の「第8回下田歌子賞」が、下田歌子氏の生誕地である岐阜県恵那市の岩村公民館で開催され、多くの方々にお越しいただきました。
 このイベントは、「ふるさとの先人を通して、人の心に火を灯し、地域に火を灯し、日本全体に火を灯す運動」嚶鳴フォーラムの一環として開催されたものです。
 今年の下田歌子賞は、ふるさとの先人に学ぶ」をテーマとしたエッセイの部、家族へのやさしさや思いやり」をテーマにした短歌の2部門で募集し、全国各地から多くの募集が寄せられました。

(上の写真:弊社シニア・コンサルタントの寺田)

表彰状授与式当日は、最終審査員の東洋大学教授・吉田公平氏、実践女子大学・同短期大学学長・湯浅茂雄氏、可知義明恵那市長、弊社シニア・コンサルタントの寺田が出席。審査員を代表して、寺田が審査経過を報告しました。

 

 

(左:可知義明恵那市長 右:受賞者)

 

小学生、中高生のエッセイの部、短歌の部の表彰者の方々が、可知義明恵那市長から表彰状を受け取る姿は、緊張感を見せながらも、嬉しさでいっぱいの様子が伝わってきます。

  

 

 

(左:可知義明恵那市長 右:井原徹実践女子学園理事長) 

 

午後は、下田歌子氏を学祖とする実践女子学園と下田歌子氏の生誕地恵那市が、今後、さらに学術・文化の向上と地域の振興に寄与することを目的とした連携協定を締結し、井原徹実践女子学園理事長と可知義明恵那市長が協定書に署名をしました。 

 

 

 

 その後、小学生、中高校生が、ひとりずつ受賞作品を発表していきます。下田歌子氏、三好学氏など、先人からどんなことを学び、今後、どのように生かしていくのか。自信と希望に満ち溢れた発表姿に感激しておりました。

 

パート2へつづく・・・

 

 
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児童虐待防止!国・自治体が今できることは何か

2010-12-20 11:01:17 | 研究推進部スタッフ

 児童相談所で対応した児童虐待件数は、年々増加傾向にあります。児童相談所が保護しようにも、親が親権を理由に抵抗するケースも少なくないようです。虐待される児童をこれ以上増やさないために、国や自治体がどのように動くべきなのか。

 この度、政府の法制審議会の部会は、最長2年間、親権を停止できる制度の新設を求める要綱案を決定し、来年の通常国会で民法改正案を提出する方針を明らかにしました。

 今後、民法改正案が可決されれば、家庭裁判所が積極的にかかわることができ、虐待を受ける子供たちの保護を円滑に進められるのでしょうか。民法改正の議論に注目が集まりそうです。

 弊社教育マネジメント研究センター長の亀田 徹『PHP Policy Review』に『児童虐待事例の検証結果を再発防止に生かすには』を発表しました。虐待事例の検証方法や国・自治体が抱える問題点・課題の具体的な改善策について論じています。
 ぜひ、ご一読下さい。


 
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千葉市小学校を訪問 (つづき)

2010-12-09 11:36:05 | 研究推進部スタッフ

 パート2


次に、実行状況を話し合った後、これまでの実行方法のどこを変えたらよいのか、改善策のアイデアを先生方で協力し合いながら付箋に書いていきます。一人の先生がアイデアを出すと、周りの先生方も「うん、うん」とうなずき、「○○学年はこう考えました」など、アイデアを声に出しながら付箋を模造紙の上に貼っていきました。


 
時折亀田がアドバイスをすると、「なるほど、そうか、そうか」という声やうなずく様子も見られ、たくさんのアイデアが付箋に書かれていきました。
◎低学年⇒階段の始まりに「ゆっくりおりよう」、終わりに「ゆっくりおりたね」
◎高学年⇒宿題ファイルを収納する宿題BOXをグループごとに作成
教師も宿題の出し方(プリントの工夫)を工夫する


上記の改善策をもとに、最後の発表へ・・・

各グループの発表を聞いて、亀田が「本校はしっかりと実行していて、少しずつ成果がでており、とても良い傾向だと思います」、「今後、先生方にお願いしたいことは、少しでも子どもたちに変化がみられたら、先生同士で共有していきながら子供たちへ声かけをして、認めてあげてほしい」、「本日決定した改善策を後期に実行していき、少しでも成果が現れることを期待しています」と感想を述べて、第二回の校内研修会が終了しました。

本校を訪問して感じたことは、校長先生と先生方が一体となり、アットホームで雰囲気のよい学校だというところです。また、先生方がみんなで協力し合いながらたくさんのアイデアを出し合う姿に、チームワークの良さも実感しました。決定した実行方法が具体的でしたので、早い時期に目標を達成できるのではないかと、期待を感じさせる校内研修会でした。

最後になりましたが、校長先生、教頭先生、教職員の皆様、今回も快く取材をさせていただき、ありがとうございました。

※PHP PolicyReview『PT方式による学校運営改善の進め方~学校評価を活用する「学校運営改善モデル」の新たな展開~』こちらもぜひ、ご覧ください。


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千葉市小学校を訪問 -第二回生活習慣の確立について-

2010-12-08 13:25:57 | 研究推進部スタッフ

10月末日、千葉市立稲毛第二小学校で、弊社の政策提言「学校評価を生かした学校運営改善モデル」にもとづいた校内研修会の第二回が実施されました。
この政策提言は、“重点目標の共通理解”、“教職員のチームワーク向上”、“校内ミドルリーダーの育成”を目指しています。
教育マネジメント研究センター長の亀田 徹がアドバイザーとして学校を訪問してきました。

第1回の校内研修会で決定した実行方法は、

◎低学年の実行方法⇒「上る、下るのマークを階段前と廊下に貼る」


◎高学年の実行方法⇒「宿題ファイルを作成する」を振り返り、今後、実行を継続して充実させるためには、どのように変えていくべきか、実行方法の改善策について教職員が集まり、低学年、高学年にわかれて話し合いました。

 

(上の写真:低学年チーム)

 


(上の写真:高学年チーム)
はじめに、低学年、高学年の先生方が、実行してみて気づいたこと、先生方が子どもたちの様子をみて感じたことや気づいたことを付箋に書いていきます。
「うちのクラスは、こうでしたよ」、「うーん、そうですねえ」と、先生同士で意見交換しながら、和やかな雰囲気のなかで話し合いが進みました。

パート2へつ・づ・く・・・


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