PHP総研ブログ『番町Cafe』

HPでは公開しきれない活動をドドーンと紹介!!

「新しい国のかたち」を見据えた、出先機関と特別会計改革のあり方とは

2010-07-30 12:52:34 | 研究推進部スタッフ

 蓮舫行政刷新担当大臣は、2010年10月に特別会計を対象とした「第3弾事業仕分け」を行うと発表しました。
 特別会計の事務事業の多くは、国の出先機関で実施されています。
 特別会計改革を断片的な無駄削減で終わらせないために、受け皿となる道州のような広域地方政府を想定し、国の出先機関を含めて地方移管すべきであると、弊社特任研究員の
松野由希
は語ります。
 7月30日(金)に弊社から発行した、PPR『国の出先機関と特別会計の道州移管に関する試論~国家公務員12万人が削減可能に~』のなかでは、国と道州の役割分担をもとに、出先機関と特別会計・一般会計を合わせて、ヒト・モノ・カネをセットで道州へ移管することを提言しています。
 ヒト・モノ・カネをセットで道州へ移管し、地域主権型道州制を実現させ、創意工夫に満ちた地域づくりを展開させる、このことが民主党政権の地域主権政策にはふさわしいと考えられます。
地域主権を私たちの手に!


http://research.php.co.jp/policyreview/vol4no33.php
ぜひご一読ください!!


特別会計の仕分けを一時的なものに終わらせない、持続的な制度改革に必要な視点とは?
 1分間時事解説『特別会計改革で何を見直すべきか』(2010.5.24掲載)も併せてご参照ください。
http://voiceplus-php.jp/opinion/one_minute/090/index.html


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教育の現場 第1回 “全校学習”で生徒のためにできること(パート2)

2010-07-26 12:35:23 | 研究推進部スタッフ

→パート2

前回紹介した2つの論点
(1)生徒の表現力を高めるための具体的な方策
(2)生徒が自主的に動く姿を評価し、どのように後押ししていけばよいのか
を軸に、教職員が2つのグループに分かれて、具体的な方策(アイデア)を質より量を意識しながら出し合い、グループ討議が開始されました。



2.具体的な課題・改善策を求めて議論を深める
①改善策を付箋に書く。
②「成果が上がるか」「労力がかからないか」という基準にあてはめて考える。
(1)のグループでは、「あいさつなどで声を出す」、「発表の場面を増やす」など
(2)のグループでは、「生徒をほめる」、「笑顔で接する」など

これらの結果をまとめ、最後の発表へ・・・

3.目標設定・発表
グループ毎に、2人の先生が課題における今後の目標と指導方針を発表。各グループの発表を聞いて、亀田が「議論が活発に行われてとても良かった、テーマが難しいなかでもスムーズに進行できたのは、先生方のチームワーク力のあらわれであるとまとめ学校運営改善モデルをもとに、約2時間の校内研修が終了しました。

 越智中の校内研修会を拝見して感じたことは、「先生方のコミュニケーション力とチームワーク力がある」、「教職員ひとり一人が生徒のために何ができるか真剣に考えようとしている」、「発表する先生に頑張れなどと応援の後押しをする」場面も見られ、貴重な先生方の研修会を拝見することができました。

 最後にモデル活動を実施するにあたり、協力をいただいた校長先生、教頭先生、近藤先生、教職員の皆様、本当にお世話になりました。心より感謝申し上げます。

 ※PHPPolicyReview『PT方式による学校運営改善の進め方~学校評価を活用する「学校運営改善モデル」の新たな展開~』もぜひ、ご覧ください。


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教育の現場 第1回 “全校学習”で生徒のためにできること

2010-07-23 10:40:15 | 研究推進部スタッフ

 7月1日、千葉市の越智中学校で、弊社の政策提言「学校評価を生かした学校運営改善モデル」にもとづいた校内研修会が実施されました。
 この政策提言は、“重点目標の共通理解”、“教職員のチームワーク向上”、“校内ミドルリーダーの育成”を目指しています。
 弊社教育マネジメント研究センター長の亀田 徹がアドバイザーとして学校を訪問してきました。
 越智中学校では、1年~3年生までの全校生徒を集めて学習する全校学習を続けています。今回の全校学習では修学旅行の発表が行われました。その後、教職員が集まり、全校学習について、2つのチームにわかれて議論し合いました。



 はじめに、教務主任の近藤先生が司会進行役をつとめ、今回の全体の流れを熱心に説明。時折、教職員の笑い声が聞こえるなど、和やかな雰囲気のなかで進んでいきました。

<チーム議論内容>
1.現状を分析する
①生徒のアンケートをもとに、現状の全校学習の評価を行う。
②全校学習の課題、問題を(先生一人につき)最低2つ以上を付箋に書く。
③付箋を内容別にグループわけする。
④2つの大きな論点をまとめる。



 亀田は、「生徒を先生全員でみたら思うことが共通している、まさに現状認識を話し合った意味があり、それを踏まえて今後どうするかを共通認識のうえに話し合うことができる」と感想を述べました。

 2つの大きな論点とは、
(1)生徒の表現力を高めるための具体的な方策
(2)生徒が自主的に動く姿を評価し、どのように後押ししていけばよいのか


 これをもとに、グループ討議を行うことになりました。 → パート2はこちら


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地方議員のための『政策力アップ講座』(第1回)を開催

2010-07-22 14:42:25 | 研究推進部スタッフ

 7月20日、PHP公共経営セミナー地方議員のための『政策力アップ講座』」全5回シリーズ)の第1回目が開催されました。
 当日は、佐々木信夫・中央大学大学院教授、南学・横浜市立大学エクステンションセンター長の両氏が講演、参加者と熱のこもった議論が展開されました。

 はじめに、東京都庁での勤務経験もある佐々木信夫教授が、地方政府時代の地方議会・議員の役割について講演。定数削減等にとどまらない政治改革としての議会改革(質的改革)の重要性を説きながら、議会の立法機能の強化に向け施策を、議会基本条例の制定、広域連携による「議会法制局」の設置、議会による「予算教書」の策定など、10項目にわたって提案されました。(佐々木信夫著『地方議員』PHP新書、絶賛発売中!)



 続いて、南学氏が、行政刷新会議や地方自治体の事業仕分けにおいて仕分け人を務めた経験を踏まえて、議会に求められている課題を整理。幅広い問題について、参加者と質疑が行われました。



 第2回は、7月30日に開催されます。

 *第2回~第5回の受講申込を受付中です。
 詳しくは、http://research.php.co.jp/etc/060/ をご覧下さい。


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“成功の鍵” を発見する必携の書!

2010-07-21 11:24:43 | 研究推進部スタッフ
 弊社松下理念研究部・研究部長の渡邊祐介著の『ドラッカーと松下幸之助』PHPビジネス新書が発刊されました。



 “マネジメントの父”として20世紀を代表する学者ピーター・F・ドラッカーと一代で世界的エレクトロニクス産業を築いた松下幸之助。ともに幼少期より波瀾万丈の人生を辿った2人が、奇しくも「仕事の意義」や「イノベーションの極意」「企業家の使命」において共有の哲学を築いてきたのはなぜか・・・。
 2人の哲人の仕事論、企業家論を比較・分析し、すべてのビジネスマンに“本当の成功”を掴むための考え方を発見する必携の書となっております。
 ぜひ、ご覧ください。

【目次】
第1章 二人の巨人
第2章 成功を収めるための仕事論
第3章 経営者というもの
第4章 個人も会社も革新せよ
第5章 正しい会社であり続けるには
第6章 日本を世界に際立たせよう



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