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PHP総研ブログ『番町Cafe』

HPでは公開しきれない活動をドドーンと紹介!!

「松下政経塾を訪問 ~松下幸之助の思いに触れる~ 」パート2

2010-08-27 14:57:14 | 研究推進部スタッフ

パート2

最後に、政経研究所事務局の榎本絵美さんに普段見ることができない施設内を案内していただきました。



上の写真は、松下幸之助氏が宿泊していたお茶室です。ここで、第1期の塾生さんが松下氏に新聞を読んだり、身の周りのお世話をしていたといわれています。床の間には、貴重な松下氏直筆の「素直」の掛け軸が飾ってありました。



次の写真は、松下幸之助氏像です。この作品は、1989年7月に建立され、平櫛田中氏が彫像化を試み、弟子の浜田泰三氏によって完成されました。
柱には、繁栄、幸福、平和」、“いまやらねば いつできる わしがやらねば だれがやる”という松下幸之助氏の志が刻まれています。



政経塾のシンボルのひとつであるアーチ門の前で全員集合。
アーチ門の石像は、右が女性、左が男性をあらわしており「この門をくぐる者は、どんな困難に出会おうとも、平和と愛と正義と力で太陽にむかっていく」という意味が込められているそうです。

訪問を終え、真の指導者が必要であるという強い願いから松下政経塾を設立したことの意味を、改めて考えさせられました。これを機に、日に新たな気持ちで仕事に取り組みたいと思います。

最後に松下政経塾の皆様、おいそがしいなか至れりつくせりのご案内を本当にありがとうございました。心から感謝申し上げます。

* 松下政経塾では、定期的に有料見学会を実施しています。
http://www.mskj.or.jp/seminar/gaiyou/20100625_kengaku.html

* 松下政経塾をもっと知りたい方は、こちらをご覧ください。
http://www.mskj.or.jp/



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「松下政経塾を訪問 ~松下幸之助の思いに触れる~」

2010-08-25 09:56:15 | 研究推進部スタッフ



8月初旬に財)松下政経塾を訪れました。

はじめに、(財)松下政経塾 塾長の佐野尚見氏のお話を伺い、別々の組織であっても、同じルーツ、同じ想いで活動に取り組んでいることを再認識しました。



(左側:政経塾29期生大谷さん、右側:弊社研究員の宮下)

お昼は、食堂で塾生のみなさんと和やかな雰囲気のなかでいただき、寮生活について伺いながら楽しいひとときを過ごしました。
また、政経塾29期生の大谷さんが、9月に茨城のひたちなか市で「地域活性化フォーラムinひたちなかを開催するということで、地域主権を推進する弊社の宮下と話がはずんでいる様子でした。



午後は、塾生の方の研修カリキュラムを一部見学し、真摯な発表の姿を拝見。
その後なぜ、政経塾をつくったのか」「設立の思いとは」を、当時89歳の松下幸之助氏が語った「建塾の理念」(ビデオ)を拝見し、政経研究所所長の金子一也氏からご説明をいただきました。

パート2へつづく・・・


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「地方議員のための『政策力アップ講座』」(第3回)を開催

2010-08-17 10:34:04 | 研究推進部スタッフ



 8月9日、PHP公共経営セミナー『地方議員のための「政策力アップ講座」』(全5回シリーズ)の第3回が開催され、弊社コンサルタントの佐々木 陽一、南 学・横浜市立大学エクステンションセンター長の両氏が講演しました。



 はじめに、「『公共施設白書』による実態把握と改善策の検討」について、弊社の佐々木が講演。
 稼働率や採算性の低い公共施設を少ないコストでよりパフォーマンスを高めるため、まず、それらの実態を可視化する方法を提示。このことをを首長、議員、住民が正確に把握し、情報を開示するために「施設白書」をつくることの効果や作成上のポイントも説明しました。



 続いて、南学氏が「指定管理者制度でコスト削減を目指す間違い」と題して講演。
 地方自治法改正(平成15年)を機に、多くの自治体で公の施設への指定管理者制度の導入が進んだ一方で、その導入効果の評価方法、評価機関、コストなどの課題を指摘。これらの解決策として、第三者評価制度の導入の必要性やその制度設計のあり方を説明しました。

最後に、それぞれの講演内容に関して、参加者との質疑が行われました。

第4回は、8月23日に開催されます。

*第4回~第5回の受講申込を受付中です。
詳しくは、http://research.php.co.jp/etc/060/ をご覧下さい。

第1回第2回の開催内容はこちら


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「淡路市事業仕分け」に参加

2010-08-12 10:24:51 | 金坂成通

8月7日に行われた淡路市の事業仕分けに、構想日本の仕分け人として参加してきました。
淡路市は、2005年に兵庫県の淡路島北部の5町が合併して誕生した新しい市です。

概要は、各社の新聞記事で報道されています。

神戸新聞
 http://www.kobe-np.co.jp/news/awaji/0003289480.shtml 

読売新聞
 http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hyogo/news/20100807-OYT8T00988.htm

朝日新聞
 http://mytown.asahi.com/hyogo/news.php?k_id=29000001008090003

淡路市の門康彦市長ご自身も、8月7日にブログ記事を書かれています。
http://www.kado.tv/blog/archives/cat4/index.html

市長のご挨拶を撮影した写真の一番右に、偶然わたしが写っています。
当日のご挨拶でもおっしゃっていましたが、門市長としては「職員の研修(意識改革)」を大きな目的とされていたようです。

私が直接関わったのは以下の10事業でした。

淡路人形協会負担金、住民相談事業、清掃推進事業、少子対策推進事業、健康づくり推進事業、福祉タクシー等利用助成事業、高齢者祝福記念品贈呈事業、加入促進補助事業、公園管理事業、住宅管理事業  

仕分け結果は写真の通り、3事業が「不要」、7事業が「要改善」となりました。



「現状通り」という仕分け結果が無く、一見、厳しい仕分けに見えるかもしれません。

全体的にそもそもの事業目的が漠然としていたり、事業の効果を検証するデータを収集するという視点が欠けているように思えました。
税金を使う以上、その効果を検証できるよう、使われ方の把握が必要です。

事業仕分けを受けて、来年度の予算がどう変わるのか、注目していきたいと思います。


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「地方議員のための『政策力アップ講座』」(第2回)を開催

2010-08-04 09:18:43 | 研究推進部スタッフ



7月30日、PHP公共経営セミナー『地方議員のための「政策力アップ講座」』(全5回シリーズ)第2回が開催され、穂坂邦夫・地方自立政策研究所理事長(前・志木市長)、南学・横浜市立大学エクステンションセンター長の両氏が講演しました。



はじめに、穂坂邦夫氏が「プロフェッショナル議員の仕事術」と題して講演。議会を動かし政策を実現していくには、論破ではなく共感を拡げるいき方が大切。それには政策を理詰めで議論できる勉強と準備、枝葉は譲っても幹は譲らない硬軟併せもった態度、行政職員や住民の声に耳を傾ける姿勢、また反対意見もよく聞いて課題設定を過たないこと、コスト削減の果実をどう使うかプラス目標を設定し、住民の理解を得ることなどが必要と指摘されました。



続いて、南学氏が「自治体財政の隠れた時限爆弾とその対応」と題して講演。
多くの地方自治体では、高度成長期に建設した施設やインフラの老朽化が進み、今後10年ほどで「寿命」を迎えるが、その補修・建て替え、長寿命化にどれほどの費用が必要かも把握できていない。これは、単年度会計がもたらした「いつ爆発するか、どの程度の規模かもわからない時限爆弾」と指摘。
この対応策を検討するには、地方公会計を基準方式に改め、固定資産台帳を整備することが不可欠としました。

両氏の講演を受けて、参加者と幅広い問題点について質疑が行われました。

第3回は、8月9日に開催されます。
*第3回~第5回の受講申込を受付中です。
詳しくは、http://research.php.co.jp/etc/060/ をご覧下さい。

第1回の開催報告はこちら


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