goo blog サービス終了のお知らせ 
Petrol Bug's
――――― THE SUNBEAM FROM THE FAR EAST ―――――
 



先日のアクアラインに味をしめて、本日も房総アタックです。まあ〜いい天気だった。朝晩ちょっと寒かったが、まあ鉄ヘッドにとってはよかろう。この時期はそこかしこで焚火の煙と香りが立ち昇り、最高です。



そんなこんなでお昼ごはんはしょうちゃん食堂。店というより工事現場の仮設事務所といった趣だな…。



中はいい感じに雑然としている。石油ストーブが点いてましたね。もう?という気もするが、まあほぼ11月だしな。



チャーシューメン小ライス。これが意外にもガツンとショウガが効いていてうまい。塩分も同様にガツンと効いているのでライスが助かる。サービスのおしんこもショウガが効いていて、どことなく水キムチっぽくてうまい。そして何よりチャーシューがうまい。これで食うライスがたまらない。千葉の醤油はパンチがあってうまいなあ。チャーハンも気になるからぜひまた来たい。



腹も膨れたので勝浦方面を目指しますが、目当ての風呂が14:30開店なので途中休憩したりしながらだらだら行きます。遠目にはきれいだけどよく見るときれいじゃない川。



赤い鉄の橋はぐっとくるよね。橋脚の形が地母神みたいでいい。



そして到着したのは千葉最古の銭湯、松の湯さんです。



創業年不明。少なくとも大正という話だから、戦前車でいうとベテランくらい?でも大正後期ならビンテージか。



玄関を開けるとダイレクトに脱衣所。番台方式。



ガレージに欲しくなるロッカー。ところどころに常連の存在が感じられる。



通常どんな銭湯であってもだいたい一番風呂目当ての客が入っているものだが、今日は幸運にも一番風呂貸切の栄誉を授かった。年月を感じる浴場だが、清掃がきちっと行き届いていて、ぬるつきなどは一切ない。銭湯の営業は大変ですよ…ここ薪だし…。長く続いてほしいけどなあ…。結局は地元常連と後継者の有無にかかってるからなあ…。



風呂上がりに鵜原海岸。









いい感じにチルする。



ところが帰路で思わぬ通行止め。内浦山線がだめで…



同時に奥谷線もだめ。仕方がないので来た道を引き返し、別のルートを探るが…



結局、日没最中の林道天津線を6Vで走り抜けるチキンレースをするはめに。これは山頂付近で途方に暮れたときのいい眺め。このあとは必死だったので写真も記憶もない。ただひたすら目を凝らして走ったが、ほとんど何も見えてない。山をなめてはいけません。(※管轄の役所に問い合わせたところ、内浦山線・奥谷線共に年内には復旧・開通するらしいです。)



疲れた…。そして山は寒い。先週はもうちょっと日没が遅かったような気がするのだが、秋の日はつるべ落としですな。



最後アクアライン途中で灯火類が全失火したが、先日と同じくヘッドライトスイッチのイモネジの緩みだったのでことなきを得た。あそこのネジよく緩むけどネジ山が細かい上に相手が真鍮だから加減が難しいんだよな…。そんなこんなで往路102km、復路114km、計216kmの安心実績。
 

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )




風穏やかで快晴。気温14〜21℃。加えて珍しく早起きに成功。年に3日くらいしかないツーリング日和だ。となれば久方ぶりにアクアラインに乗っちゃおうかな。動画も撮ってみたが、なにせ直進してるだけなので途中で飽きる。ただこの日は前方の木更津がキラキラ光っていて本当に最高だった。しかし如何せんカメラ位置が低く、前も見えないっつうね。



木更津でアクアラインを降り、ちょっと遠回りをしつつ…。早めの昼食はつくもさんです。11時開店にジャストで滑り込む。



床がコンクリの食堂っていうのは…いいよね…。



小上がりもあります。小上がりがある食堂っていうのは…いいよね…。なぜかアニメのポスターがたくさん貼ってあったけど。なんでだろ?何かの聖地なんだろうか?



チャーシューメン半ライス。うまい。とりわけ煮豚がうまい。長い年月で日に焼けて絶妙なグラデーションとなったテーブルもいい。昭和初期の暮らしの手帳みたいなトーンだ。



ちなみにまわりはなんもない。どういう客層を当て込んでここで商売してるんだろうか?国道?



腹が膨れたのでぐねぐね道を走り、時折景色を眺めたりつつ…。



はい。本日のお湯は七里川温泉で。



このあたりではめずらしい硫黄泉。それも加温のみの源泉掛け流しだ。



かけ湯をしただけでぬるぬるすべすべするいいお湯です。



露天は屋上?に上がるタイプで湯船がふたつ。ひとつは修理中で使ってなかった。雲ひとつない青空、適度な気温、木漏れ日。最高としか言いようがない。まわりの客の話を聞いていると、近隣でキャンプをした客が帰りに寄るパターンが多いようだ。



そして名物のフリー囲炉裏。食材持込OKだが、ふつうに注文することもできる。建物に入る前からあたりに香る炭火の匂いがたまらんのですわ。大学生男女6人くらいで、そのうち2人だけは付き合ってんだけど、あとの4人はまあちょっと気になるなとかあったりしながらもくっついてない感じでキャンプやドライブがてら来るのに最高の場所です。俺にそんな青春はなかったけどな…。



休憩室もやたら広い。ごろごろし放題。



暗い青春を思い出して少し悲しい気持ちになったところでツーリング再開。千葉といえばやっぱり…素掘りトンネルですよね。そこかしこにわんさかある。



ただし行き着くまでに怖ろしい道を行く羽目にはなります。カーブ・見通し・落ち葉や苔・路面・熊・泣きを入れるリアドラム…。気を配ることが多すぎて処理落ちする。そんなわけで動画を撮りました。めっちゃ働くガーダーフォーク。



見所は後半出てくる素掘りトンネルです。動画上ではなんとかトンネル内が見えているが、実際はまったく見えませんでした。怖すぎる。もう1箇所見に行ったが、こちらは空振り。たぶん去年の豪雨や台風だろうな。



最後に軽食をとって帰路につきます。南房総の釜新肉店なき後、千葉のイカメンチシーンをたったひとりで支える田邊精肉店さんです 。



作り置きはなく、注文すると揚げてくれるうれしいシステム。



揚げたてで熱い。大判なので1個で十分な食べ応え。残りは夕食になります。



はあ〜やれやれ走った走った。このくらい走れると満足感あるな〜。早起きは大事。帰りはもちろん混んでるアクアライン。まあ、ビームでトロトロ走るにはちょうどいいっちゃちょうどいい。



往路114km、復路76km、計190kmの安心実績。
 

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




微妙な天気ではあるが…走れるうちに走っとかないとね。そんなわけで今日は厚木方面へ。このあたりはでこぼこと緩やかな丘陵があっていいですね。地図で見る印象よりも走ってて楽しい。もうちょっと開発されてなかったら最高なんだけども。本日の昼飯はわだラーメンさんです。こんなところによくもまあというほどひっきりなしに客が訪れ、駐車場は常に満車だ。



ラーメンセット(ラーメン+茹でワンタン+半ライス)。うまい。近所に欲しい。



さて。めしを食ったら風呂だということで七沢温泉を目指したのだが…。1軒目謎の休業。嘘だろ…定休日でもないのに…。







まあまあ、こんなこともあるさと向かった2軒目。工事が入ってるとかで風呂が休業。



3軒目4軒目は宿ごと休業で、5軒目。ここも工事が入っているとかで休業。にべもなく追い返される。



こんな…こんなことって…ある……?もう何軒かあるので回っても良かったが、ムカッ腹が立ったので砂をかけて退散。こんな俺をいつでも迎えてくれて癒してくれるのはあそこしかない。ということでやってきたのは、24時間年中無休東名厚木健康センターさんです。いや、はじめてだけど。



以前から看板とその存在感が気にはなっていたものの、立ち寄る機会がなかった。あとめちゃくちゃな偏見として、神奈川産の悪共がたむろしてそうとか、逃亡中の強盗犯とか殺人犯が潜伏してそうというイメージがある。(失礼)





実際は最高でしたね…。超堪能した。草津湯本から輸送している火薬くさいお湯とか、案外染みる薬湯とか、カリカリのサウナとチンチンの水風呂とか、各種設備も充実していて、これで800円は激安だな…。客層はまあ…うん。でもそこもむしろ愛せる。



はい。そんなこんなで温泉は散々でしたが、全体としては最高でした。七沢、今度リベンジするときは営業を電話確認するか…。気温が頃合いになると天候が不安定になってままならないものですなあ。往路66km、復路55km、計121kmの安心実績。
 

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




例によってぽかっと空いた平日。明日からしばらく天気も崩れるようですし、さらっと走ってみますかね。



はい、終了。はい、やってない。いつの間にやら土日のみの営業となっていた。調べてみたら高齢とご病気で一度閉められ、その後土日のみ復活と相成ったようです。折からの高齢化に追い討ちをかけるように、元号が変わり、消費税が上がり、コロナが来て、このところはもうばったばったと古くからのお店がなくなってゆく…。



そんなわけで踵を返し、お近くのしら鳥さんへ。



ちゃーしゅーわんたんめん半ライス。ここはワンタンが何か独特でおいしい。ビジュアル的にも美しいです。Bセット(ラーメン+茹でワンタン+半ライス)でもよかったな。そして思いの外麺量が多めで苦しくなった。



腹がパンッパンになったところでお湯へ。箱根へ行くと見せかけて寸止めの小田原温泉八里



町会館みたいな建物に入ると、人懐っこいお母さんが迎えてくれます。どこから来たの?あらそう。ここのお湯は源泉だから…。あ、飲むならコップ一杯だけにしてね?お医者さんに行くよりここに来た方が元気になるってみんな言うのよ!あと源泉を飲むならコップ一杯だけね!たくさん飲むとお腹壊しちゃうから!



…で、湯だ。率直に言って最高ですね。THE温泉!という感じで芯からぽっかぽかになる。休憩コースもあるから、グッツグツになってぐったり横になるのもいいだろうな…。平日の変な時間でもそこそこ客足があるのがうなづける。同浴した諸兄曰く、まず空いてるのがいい。あとやっぱりお湯がいい。でもなんと言っても空いてるのがいい。とのことだった。まあここまで来たら箱根に行っちゃうよなあ。



お母さんがそれとなくプッシュしていた源泉とコップ。味は思いの外普通です。クセもなく飲みやすい。気持ちほどの小さいライオンの意匠が…たまらないですよね…。別に口から水が出るわけでもなく…。ただそこに在る存在…。愛しい。



はい。そんなわけでいいお湯でクッタクタになった後、海などを冷やかしつつ帰ってまいりました。…これだよ。こういうのが人生なんだよ。



往路83km、復路75km、計158kmの安心実績。
 

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )