オイルコック開け忘れに端を発したシリンダー換装だが…ここに書くのが怠いほどに泥沼である。そして、BGMはもちろんこれだ。
厳密にはアルバム違うけどね…。ピストンにアタリをつけたまではよかった。その後圧縮比を測ろうとすると…
1. 代替ピストンを組み付けるためにはスモールエンドが入る部分を切削しなければならないことを思い出す。
(サンビームの方がスモールエンドが広い)
2. ピストン内部切削後に組もうとすると換装予定シリンダーがクランクケースの丸穴に入らない。
(100分台でオーバーサイズ→要切削)
3. やむなく旧シリンダーで計測するはめに…。
4. 内燃機加工一式が終わっていざ組つけはじめると、シリンダーが長くなったことによりスタッドの長さが足りない事が判明。
(そもそも元々のスタッドのボルトに対するかかりも浅かった)
5. スタッドを再製作するもサイズの見極めが甘く、特殊系形状ボルトのスカートを削るはめに…。
6. やっとシリンダーが組み上がり、圧縮比を実測すると予定より低いことが判明。
(6.1→5.5へ。3での見通しの甘さが響く)
7. シリンダーが高くなったことにより、ロッカーボックスとシリンダー締結用特殊形状ボルトの間の4mmスペーサーはてっきり
いらなくなると思っていたが、作用角およびアタリ場所の問題から、やはりスペーサーは継続使用と判明。
8. それによりロッカーボックスの位置が以前より高くなり、プッシュロッド延長の必要性が出てくる。
9. 加えてフレームとロッカーアームが接近し、場合によってはタペットアジャスタースクリューも再製作やも…。
10. その上、プッシュロッドカバーがシリンダーに干渉するため取り付け出来ない。
削っていた逃げが足りず(2により仮組みできず、目見だった)シリンダーを再度削り、再塗装…。
11. おまけにシリンダーヘッドの位置も高くなったために、サイレンサーとの位置関係にズレが生じて要修正。
12. 場合によってはキャブがタンクに干渉する恐れも…。
13. タンクを底上げして干渉を回避すればハンドシフトも調整しなければならず…。
まあ、出るわ出るわ次々と…。何一つ思うように運びません…。
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