Kickshaft Bush At Last

はい。ブッシュ側をちょいと研磨して再びはめていきます。



位置合わせ用の印をつけてぐりぐりと。しかしやはり途中で固くなる…。



結局ゼロゼロ（穴の内径とブッシュの外径が同一サイズ）まで研磨してやっとこさはまった。これでも終盤かなりタイト。やっぱりこんだけ長いとなかなかですね…。理想のハメシロとはいかない…。



しかも位置がズレるっつうね。



これハメ直すのキッツイな〜…ってことで、とりあえずキックペダルをつけてみて様子をみます。まあ…止まり位置ちょうどくらいには止まるが…もうちょっとスプリングが効いてほしい感じはある…。



なのでブッシュ側はこれで、ペダル側に穴を増やすことに。これなら後調整はおろかスプリングの効きも調整できるぜ。



よく効く穴。



そこそこ効く穴。



はい。これでまあなんとかなるでしょう。なんとかなってなくても後でどうにかなる。



さて…最終仕上げとしてキックシャフトブッシュの回り止め用のネジ穴をあけます。あけますが…。まずもってなんか位置が微妙なんすよね…。これ適当な場所と角度であけてない…？



内径ぴったりのドリルをあてがい…



ポンチがわりに印を。そして3/16BSFタップ用の下穴をあけようとしたが…。刃先が滑ってうまく開かない。そうなんです。これキックシャフトブッシュの円の頂点でなく、ちょっとズレたところに位置しとるんすわ。そりゃ滑るっつうの。



仕方がないのでとりあえず一度平面を出そうってことでタップ下穴と同径のエンドミルで加工。その後ドリルで穴をあけるつもりだったが…



これそのままいけんじゃね？って感じで下穴があきました。



こっからはもういつもの手順でネジ切り。



びしっとネジが決ま…



…るかと思いきや、内側に飛び出すのでそこを削って終了。



やっと…やっとギアボックスの完成です…。



本当ならこれであとは組んで終わりのはずだったのに、まだこのあとクランクまわりのあれこれが…。もういやだ…。