Humans are also cylinders 02

1本の筒である俺が、筒を作り続ける筒ブログ。今日もやっていきましょう。まずは生爪づくりから。何をするにも準備が手間をくう。



さらの生爪をセットしてチャックの奥で⌀18くらいの何かを咥え、手前の生爪を中グリで削っていきます。あ、さらっていうのはまっさらのさらです。西でしか使わんのかな？



こんな感じでね。咥えるものよりちょっとだけ大きめにね。



品物を咥えてフレを確認。問題なし。生爪最高。



あとは穴を開けて中グリで仕上げて…



ピッタリサイズに。



一応現物合わせをするときつすぎることが判明。やっとくもんだね…現物合わせ。



なんのことはない。カムシャフト側がテーパーに減ってるんですね。3/100もちゃうやん。





両センターで咥えて、根元の太いところをペーパー研磨。入るサイズにしておきます。



一応どんつきも確認しとくかってことで光明丹チェック。どんつきも西の言葉だな。



あたってません。いいね。



最後のブッシュが完成です。最後……いや、まだやがてピニオンブッシュを作らにゃならんな…。



いずれにせよカムブッシュが出揃ったわけですが…。



1.7mmを目指していたツバの厚みがバ〜ラバラのアーバンナイツ。俺の下手くそさを数字が語っている。いや、違うんですよ、聞いてください。ここの厚みって旋盤に咥えたままだとマイクロは入らず、ノギスも不安定で極めて数字を確認しづらいんですよ。違うんです。



いちばんひどいのが吸気・ケース側「・・」ブッシュ↑で、排気・ケース側の「・・・」ブッシュ↓はまあまあいいっちゃいい。



吸気・フタ側「・」ブッシュもまあまあ。



排気・フタ側のどんつきブッシュは意図的に多く残してみたのでこんな感じ。



このへんは古いブッシュで各エンドプレイを計測し、その後調整していくことに。旧ブッシュをセンターで咥えてペーパーで手スポにしようとするが…。そのためにまずは両センターの一部を逃し加工するところから。本当にめんどくせえな。



はい。無事両センターできたのでペーパーがけ。



手スポに。



どんつきブッシュはどんつき側に穴を開けて両センター。



全部手スポになりました。





つづきは次回。