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Petrol Bug's
――――― THE SUNBEAM FROM THE FAR EAST ―――――
 



カム類のエンドプレイを改めてチェックしていきます。鉄板をケースに固定してそこにダイアルゲージを引っ付ける。



吸気カムフォロワーが0.08。



吸気カムが0.00。ひとつも遊びがない。



排気カムフォロワーが0.2。ちょっと大きいな…。



排気カムは0.09。



旧ブッシュはすべてツバの厚さが1.7。それに対して新しく作ったブッシュは先日の通りツバの厚さがバラバラで、吸気側で合計1.7アンダー、排気側で合計1.7オーバー。差し当たってケース側のブッシュを先にはめてしまって、フタ側は旧ブッシュのままもう一度エンドプレイをチェックしてみることに。まずはケース側排気カムブッシュのツバを生爪で1.75→1.70に整えます。



ドンピシャ。



さて。ケース側ブッシュをはめていくが…。ケース裏にあてがう治具が要る。メインベアリングハウジングのフチが邪魔なのでそこを逃げるように。



これで一旦入れてみたが、治具の貫通穴が大きすぎ、全ネジが遊ぶのでブッシュが真っ直ぐ入っていかない。やはり一体じゃなきゃダメか…ということで再製作。



はい。こんな感じで。



あっためて…



いい感じの手応えでするっと入りました。0.03のハメシロはちょうどいい感じですね。



現状だとややタイトなのでカムシャフトがするっと入るところまで一旦ラッピングします。吸気側カムブッシュの内径が12.64〜12.66、排気側カムブッシュの内径が12.64〜12.67。手前が広くて奥がきつい感じ。で、ラッピングするにはちょうどいい棒がいるってことで棒づくりですが…。とりあえず12.62あたりを目指して旋盤を回す。



しかし今日は荒削りまで。つづく。
 


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