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過去ログ キタカミ徒然 

三葉虫を追い続けるボヘミやんのユル過ぎる日記 【 since 2005.11.24 】

崩落の跡は・・

2007-07-19 23:04:57 | ジュラの峠
どうなったかな?~と、夕方近かったが行ってみた。
林道の下の方に車が一杯あったので、また伐採してるのかな?
だったら補修してるよな~と思ったら何と手付かずのままで
葉っぱが萎れてる他は何も変わってなかった。
誰も通ってないのか?

今日は露頭の端から端まで拾って歩いた(笑)
最上流側と最下流側でブラチモルフィテス?と思われる
細い肋のアンモを1個づつ拾った。レア物なのに・・?
最上流側のは小さくて破片のようだったが
余計なことをしたばかりに壊してしまった( ̄□ ̄;)!!

その最上流側では拾ったペレコをトリミングすると
中からラペットの付いたものが出て来た。
相変わらずハンマーが化石を直撃してるが(爆)

ゆっくり探せば、結構拾うだけでゲット出来るんだなあ(笑)

土砂崩れ

2007-07-13 22:50:13 | ジュラの峠

産地から数百メートル下の林道のがけ崩れ。
ジムニー通過にはノープロブレム(笑)


長雨で林道も随分土砂が流されてるなと思ったら
上の有様である・・産地も!って期待したが、こちらは崩落無し!

霧雨の中、相変わらずエル・ソニニアの巣を叩く。
今日は小さめのソニニアばかり幾つか出て来た。
小さいがイボのあるヤツも!

ステファノセラスを狙うものの、やはり容易ではない。
代わりに海韻館のアンモ展で追加同定して貰った
ナンノリトセラスと思われるものをゲット。
あんまり魅惑的なアンモじゃないが(爆)

ステファノセラス?

2007-07-10 20:50:06 | ジュラの峠

本日の唯一の収穫。長径約42mm。
保存は特に良いというわけではない。


エル・ソニニアの巣に張り付いていた石から出たものである。
最初、右端のごく一部しか出ていなかったので
小さなソニニアかな?と思っていたのだが
母岩にヒビが入っていて、上手く割れそうだったので叩いてみた。
すると、コイツの半分だけがボロッと剥げ落ちた(T-T)
何とか残り半分も剥がれて接着出来、雌型は無傷だったが・・

ステファノセラスだろうなあ?
前回ステファノだと思ったものはノルマニテスに同定されたが・・・

本日は、これでテンションが上がって(笑)頑張ったのだが
その後はさっぱりだった(T-T)

落ちてたアンモ

2007-06-30 21:19:12 | ジュラの峠

雌型に残った住房部を外して雄型に接着すると、こうなった。
こ・これはラペット付きか~!


昨夜は強い雨が降っていたが今日は曇りの予報。
一週間ぶりの採集はジュラの峠に決定。
石が落ちてないかな~という期待もあったのだが
何と!期待以上のモノが落ちてた\(^o^)/

到着早々、まず見つけたのは雌型だった。オトイテスだ!
近くの石を次々にひっくり返していくと
ほどなく泥だらけになった雄型も見つかった。

いきなりレアなアンモを見つけてテンションは上がる。
さて次はエル・ソニニアの巣だ!と思っていたら突然雨が降り出した。
何時もより少し早く家を出て良かったな。
何時もの時間だったら出るのを中止してオトイテスにも逢えなかったかも。

小1時間雨の止むのを待つが、その気配なし。
それほど強い降りでもないので雨中の採集をする。

やはりそう易々とは出ないものだ。
ポイントを転々としながらも最後はエル・ソニニアの巣に戻る。
ここで3個のソニニアを見つけて終了~

今日は雨にやられ、スズメバチにもまとわり付かれた。
採集には厳しい季節の到来である。

賑やかだった・・・

2007-06-14 23:23:00 | ジュラの峠
採集を始めて間もなく、数台のクルマが登ってきた。
産地は通り過ぎたが、なにやら徒歩で下りてくる様子。
それは理科の先生達の一団だった。地学部会の研修のようだ。
そして講師として我が師匠が、その一団の中におられた。

総勢20人近くおられただろうか、女性も多く
ジュラの峠は俄かに賑やかになった。

「何これ?」「タマゴじゃない?」「何の?」「ウズラ?」
おいおい・・大発見じゃないか(爆)
産地に行ったことのある方ならご存知の「礫」のことである。

「おっ、三葉虫出た!」
いや、ありえねーから(゚_。)☆\(--;)!

「アンモナイトだ~!」「え~、でもグルグルしてないよ~

ホントに理科の先生か?って迷言・珍発言てんこもりで
何だか漫才を見ているようだった(笑)
ま、それでも幾つか本物のアンモは出ていたようだが。

さて、こちらの収穫は少し大きめのストリゴセラスくらいかな。
それに久しぶりに、小さいがイボが認められるソニニアが出て来た。

よっちゃんのおじさん in キタカミ

2007-06-08 22:08:44 | ジュラの峠
仕事を終え、一関からバスに乗ったよっちゃんのおじさん
1時間程で着く筈だが1時間半を経過してもまだ着かない。
やがて携帯にメールが・・「乗り越しました、もうじき着きます。」
私もジムニーを発進させる。すると大きなトランクを引きずりつつ
素っ飛んで来るよっちゃんのおじさん発見(笑)

狭い車内で「どうでしょう班」よろしく、やられてきたというが(爆)
元気である(爆々)
もう4時を回ろうとしていたが「ジュラの峠」をご所望。

大したものは採集出来なかったが気がつけば6時40分。
慌てて帰り支度。前哨戦はここまで。
んをっ!?よっちゃんのおじさん、素手バキッバキッ!
石を割ってトリミングしてる!すごいぞ、よっちゃんのおじさん(爆)

さて、明日は雨の予報。
実際の天候次第で「畑」か「石炭の栄」或いは「デボンの森」
いずれかにGO!である。

巣を掘れども・・

2007-06-05 21:29:58 | ジュラの峠
産地の少し手前に小さな崩落があり、黒色粘板岩に
ペレムナイトの抜け痕を見つけた。アンモも出るかも?

本日も巣を叩くが、大きなものは出ず
ソニニア3個と、へそが大きい小型のアンモ1個に終わった。

落石記念日

2007-05-26 20:56:52 | ジュラの峠
昨日は終日雨、夜にはかなりの強さで降っていた。
それでも本日の予報は晴れ・・こんな日はジュラの峠しかない(笑)

林道の下の方で小さな崩落があり
ひょっとして産地でも?と期待もあったが
最上流側が少し落ちていただけで、アンモも入っていなかった。

直ぐに大ソニニアの巣に移動するも、それだけで何故か息が上がって
ゼイゼイいってる・・・・血圧が上がっている感じがあり体調悪い!
まして巣は掘りづらい状態になっていて
ピックハンマーをタガネ代わりに叩くも、小さくしか石を取り出せない。
少し叩いては休み・・を繰り返す。

陽は強く照りつけてはいるが、
気持ちの良い風が止むことなく吹いていて
体調が良ければ絶好の採集日和なのだが・・・

それでも破片で長さ11cmオーバーのソニニア(残りは見つからず)や
長径8cmのストリゴセラスなど持ち帰ることが出来た。

さて今日5月26日は○十●年前
私が二回目の落石事故に遭った日である。
折りしも強い風で上からパラパラと小石が落ちてくる状況・・
何時にも増して戦々恐々とした採集だった(笑)

巣を掘る

2007-05-20 23:12:35 | ジュラの峠

長径約9.5cmのソニニア


長径約5cmのソニニア

雨後の採集はジュラの峠で(笑)

早速、大ソニニアの巣を突いてみる。
周りの岩が邪魔で小さくしか取り出せないので
先ずはそれらを落とし、少し大きめのブロックで取り出した。
それが功を奏して出て来たのが、コレである。

一部は母岩から分離しないことから、溶けて無くなっているようだが
住房部は細かい条線が残り、崩れて無くなりがちな
へその中心もよく残っている。そして大きさが長径約9.5cmである!
う~ん、さすが大ソニニアの巣だ。

本日の他の収穫は、長径約5cmだが同じくへその中心まで残った
綺麗なソニニアと、別の場所から小型のホロコフィロセラス
小さなラペットが付いた小型でややゆる巻きのアンモなど。

気仙沼は昨夜、強い雨が降っていて日中も曇りがちだったが
夕方になって急に晴れた。あまりに明るいので
午後5時をとうに回っていたのに気付かないほどだった(笑)

タイムトラベラーさんのキタカミ・ヘブン1

2007-04-29 21:37:52 | ジュラの峠
このブログにも時折コメントを入れて下さっている
タイムトラベラーさんの初のキタカミ巡検である。

旅装を解く間もなく、目的のジュラの峠へ。
朝方は晴れていた当地だが、午後になって陽は雲に隠れ
少し肌寒いほどになっていた。

早速、大ソニニアの巣を攻める。
正確には崩落の恐れがある巣の上を叩いててるだが
叩いてみるとあまりアンモは入っていないようである。

タイムトラベラーさんからはメールだけでは収まり切れなかった
沢山の興味深いお話が堰を切ったように飛び出し
ジュラの峠に対する熱い思いが伝わってきた。
何とかそれに報いたかったが、大ソニニアは現れず
幾つか綺麗な小型のソニニアなどをゲットするに留まっていた。

何時しか再び太陽が顔を出し、暑いほどになっていた。
陽が傾き始めると不思議なもので、タイムトラベラーさんが
転石から次々とアンモをゲットし始めた。
光の加減で見え始めると言うが、圧巻はリトセラスの雌型!

リトセラスは私も2年通って1個に巡り会っただけ。
雌型といえど貴重な標本で、綺麗な型が取れるはずである。
それにしても雄型は何処に行ったのか?
これほどの標本、割って出たものなら
雌雄型両方持ち帰るのが普通と思うのだが・・

タイムトラベラーさんはオークションでお世話になり
ジュラの峠に足繁く通うようになった切っ掛けをくれた方である。
女王様発見はタイムトラベラーさんの熱意の後押しが無ければ
未だ成されていなかっただろう。

でも私のハンマーの写真を撮りたいと言われたのには驚いたなあ(爆)

2年通ってもソニニアとペレコを明確に区別出来ないボヘミやん(笑)
しかしタイムトラベラーさんが語ってくれた仮説は
とても興味深く、私の疑問に応えたものであった。
う~ん、アンモも面白い!