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過去ログ キタカミ徒然 

三葉虫を追い続けるボヘミやんのユル過ぎる日記 【 since 2005.11.24 】

ちっちぇ~コイズミアイ?

2009-06-28 23:24:00 | キタカミ徒然


kirakira2先日の「コノ完全体」の脇に付いていた小さな完全体・・
型を取ってみると大きな頭鞍側溝の先に目のようなものがある。
これが複眼ならコイズミアイと一致する特徴だが、どうだろうか?
写真はどうも上手く撮れないが・・=ε=ε=ε=┏(; ̄▽ ̄)┛

コイズミアイ・・でっかい完全体を想像していたんだけどなあ(笑)

それにしても大きい方は何だろう?
明らかにオーモリ君ではないし、コイズミアイでもなさそうだ・・
ボラ君に似てると思ったんだけど頭鞍に粒状装飾があるようだし
どうもよく分からない┗(-_-;)┛

まあ、この2体は別種ということで間違いなさそうだ。
ってことは今年5種目の完全体ってことでいいかな~φ(ー"ー ) ウ~ン...

8月26日
改めて型を取り直して
観察すると芯座さんがコメントされた通りである事が分かった。
当時は見えてなかったんだねえ・・・
更に雌型を穿ってみると頭部の全貌が顕になった↓

でっかい目玉だ!多分大きい方と同一種なんだろうねえ・・
今年5種目!は幻となった(笑)


惨敗でした・・

2009-06-28 22:59:00 | H沢


今回はズリ除けはせず、溝に入って(笑)掘ってみた。
溝は深くなっちゃて掘りづらいし、あちこち転々としても
美味しい溜りには当たらず・・惨敗だったが(T-T)

ファコすら出ず!(‾△‾)
アカントピゲのパーツらしいものがあったものの
続きは見つからず、アカント君かどうかも自信がない・・┗(-_-;)┛

結局、前半に見つけたデケネラ尻尾だけかよ〜と思ったら
これが、よく見りゃオドントチレ?の尻尾だった。
長さ約12mmと小さ目だが、側葉肋と周縁前端が特徴的だ。

ここからは芯座さんが2個の尾部を得ているが、私は初の採集だ。


またしてもパンク!

2009-06-20 21:06:00 | 石炭の滝

芯座さんがコメントされていた、コイズミアイ頭鞍の
第一頭鞍側葉の後部にあるちっちゃな側葉?が確認出来る標本。
これを見ると、完全体にあるのは違うかも?


天気は良いとは言えないが明日からまた雨!ってことで
「行っとくかあ」と石炭の滝。パンクの憂き目に遭うとも知らず・・horori

経路も露頭も、ちっとも乾いてないねえ・・
湿気も高く、伊達メガネもすぐ曇るっつんだもん(笑)

先日、完全体が出た層を叩くが層理通りに割れてくれず苦戦!
割れたら割れたで中はグチャグチャだし
こんな石からよく完全体が出たもんだ・・と諦め気味・・・

それでも何とか粘ってコイズミアイの頭鞍ゲット!
雌型には細かな皺状の装飾?があって気が付いたが
雄型を見ただけでは見逃してしまうような代物だ・・

オーモリエンシスの産出も確認しておきたかったが
それらしい保存の悪い尻尾を得たのみ。

その後、いかにもコイズミアイっていう頭鞍をゲット。(冒頭の画像)
これを見ると先日の完全体は、やっぱコイズミアイじゃないよなあ・・
残念ながら雌型はふっ飛ばしてしまったが( ̄〇 ̄;)

本日の収穫

コノフィリップシア コイズミアイの頭鞍2個
長さ約6mm程の小さな cf.コイズミアイの頭鞍1個
今にも崩れそうなコノフィリップシアの尻尾1個。


さて、帰りの林道でジム君の左サイドから
パタパタと異音がしているのに気づいた。
また杉の枝でも下回りに引っ掛けたかと思ったが
広い場所まで行って、見てみると・・なんとパンクだった( ̄□ ̄;)!!

左後輪が完全に潰れちゃってる・・
そしてサイドウォールに破れが・・駄目だこりゃ┗(-_-;)┛

とりあえずスペアに交換。
一応他の3本も目視確認するが
帰路では、またどこかパンクしないか・・或いは
自分で着けたタイヤがまた外れはしないか(笑)ヒヤヒヤだった(爆)

ジムニーを20年近く乗り継いできたがパンクは僅かに今回で3回目。
しかし前回のパンクは1年前のこと。
石だらけの道を走るのだから、何時でもあり得ることだが何で今!?
タイヤに関してトラウマになりそうだよ・・( ̄△ ̄)

コノ完全体

2009-06-13 22:16:00 | 石炭の滝

コノフィリップシア2個。今年、4種目の完全体になる。
諸事情により(爆)これは雌型・・大きい方で約2cm。


今日は芯座さんとブラキのポイントを叩くことになっていた。
現地到着は10時頃だったが、着くなり雨が降り出した。
予報が変わったので決行したのだが┗(-_-;)┛

芯座さんが来るまで何時もの露頭を
叩きながら待つことにするが
露頭の小さな庇では雨は凌げずピ~ンチ!( ̄□ ̄;)!!

相変わらず堅い露頭は土牛ピックの先を折るし
ついにはが鳴り出すし・・で
なんてこったい!芯座さんが来る予定じゃなきゃ
とっくに山を下りて別の産地に行ってるトコだ(笑)

昼頃、カミナリの中・・芯座さん登場。
「止みますかねえ?」の問いに
「止むんじゃない?」の軽~い返事でブラキ探し決行!
雨が止んだのは終盤になってからだったが・・(爆)

さて、芯座さんは前回の続きを・・
私は大きな浮石を叩き始める。

着々と三葉虫を出す芯座さんに対し
芯座さんの掘っている続きではないからか
私の浮石からは三葉虫は唯1個しか出なかった・・

それは大きな腕足類の脇に付いていた、これまた大き目の尻尾。
何だか妙に肋の数が多いようだ。
しかしルーペが曇って、よく確認出来ない。
帰宅後、改めて見るとオーモリエンシスの胸尾部だった。

次いで近くの露頭からオーモリ・・の大きめ尾部を採集。
だが、それ以上は望めそうも無かったので
数m先上流までの露頭の観察に出る。
そこで見つけた化石層から尻尾の雌型と
小さな雄型・上半分を得て、芯座さんに報告。

そのまま、しばし談笑。
十分な休憩を取った後(笑)さっきの場所を掘り始める。
煙草を咥え、すっかり気が抜けた状態で(爆)
取り出した最初の石・・2つに割れたソレに画像の完全体が付いていた!
完全に油断してユルユルだったよなあbomb2

頭は右チークの複眼を含む2/3と頭鞍の一部を残して切れ、
尻尾も先端は埋まっちゃっている。
まあ何だか分からないが(笑)とにかく完全体だ!と芯座さんに見せる。
私は気が付かなかったが脇に別の小さな完全体も付いていた。

重要な所が欠けたり隠れたりしてるが
頬棘んトコが丸いよねってことで、コノフィリップシアと判断。
小さい方は頭部に他の化石が入り込み、判断が付かなかった。

頭の先の方は無いかと探すと・・あった!ヾ(´▽`)ゝ
だが、断面である。
その場で割りたい衝動を抑えて(笑)そのまま持ち帰るが
これが思わぬ事態をもたらした(@_@)

断面から割り出した頭部は
雄型に入り込んだ巻貝?の為に頭鞍が崩れてしまった(T.T)
ショックを受けつつ、とりあえず繋げてみると・・・
繫がらない????

よく見ると、本体に右複眼が丸々残っているので
頭部先端側には右目が無いはずなのに・・ちゃんとある!
ネックリングも左複眼もあり、ほぼ頭部全体が残っているのだ。
雌型には胸節の一部も認められ、信じがたいことだが
別個体のようである。・・と云うことは同様な完全体が
もう1体、すぐ近くにあったってことになるのか?( ̄□ ̄;)!!

結局この完全体もまた頭が切れたままの
ちょっと残念なものになってしまった( ̄△ ̄)
しかも雄型は懸念していたが、梱包を解くと
先端となったネックリングが崩れ落ちていたし・・・zzz

一方、小さな方は雌型をキレイに掃除して型を取ってみると
これもコノ君であることが分かった。

芯座さんは明日も「滝」を掘る。
期待は高まるなあヾ(^o^)

ズリ出し2

2009-06-09 21:12:00 | H沢

長さ約25mm。

晴れてはいたが日差しは弱く
生い茂る葉に遮られて露頭には届かない。

状況は変わっていない。
私が3月に訪れて以来、誰も来ていないと思われる。

今回は下流側のズリ除け。
だが、こちらのズリは厚い。
採集時間の大半を鍬での作業に費やすも3m程を片付けたのみだ。

しかも露出させた部分は美味しくなく
結局、戻ってカリメネ産出ポイントを掘り下げることにした。

画像は今日、最も良かったファコ胸尾部。
胸部の中軸と右側葉が雌型に残ったが
現場で叩き出して接着した(笑)無茶するよね〜(爆)

他にファコの頭部と尾部が何個か出たが
小さな尾部を除いては良いものではなかった・・

新産地再訪

2009-06-03 22:14:00 | 石炭の坪

kirakira2新産地。右の斜面に二次集積の石があるだけだが・・

車を降りてからが楽な産地!(爆)ってことで再び石炭の坪へ。

オツボエンシスの産地は今回でほぼ特定出来た。
三葉虫をゲット出来た訳ではないが
岩質から見て間違いないと思う。
今は草が邪魔だが、いずれ腰を据えて叩いてみたい。

最奥ではボラ君の尻尾を飛ばしたのみ┗(-_-;)┛で
早々に前回見つけた新産地に向かう。

だいぶ草が伸びていて、ジム君を降りると
大量の虫が寄ってきたが蚊取り線香を点けて
採集を開始すると気にならなくなった。

ここでは今回も尻尾を3個見つけるが
ポケットに入れていた1個を失くしてしまった・・(T-T)

頭も出ていないので未だ正体は分からず・・
やはりシゾフィリップシアなのかなあ・・?

ついに卒業ならず!

2009-06-02 21:58:00 | ペルムの切岸
何時もジム君を置いている「ペルムの穴」前の
倉庫が解体作業をされていた。
整地し何か建てられるらしい・・
ここもまた来づらくなるのか~( ̄△ ̄)

折りしも今日は今シーズン最後の採集と決めた日。
是が非でもケイロピゲ完全体を採っておきたいところだ!

以前にアンプリ完全体が出た、倒れた杉の根の下を集中的に掘る。
予想通り、露頭は濡れたままで掘りづらい。
加えて・・暗い!僅かに差し込む陽光を探して
ルーペを覗き込むも、何故かピントが合わない・・
老眼が進んでるの?( ̄□ ̄;)!!

結局、5時過ぎまで粘るもケイロピゲ完全体どころか
1個の三葉虫も見ずに終了・・・

採れたのは頭足類が少々・・
珍しい・・っていうか、ここでは多分初めて見る
パラセルテチス(本体は飛んじゃったけど)が特筆ものか?

今シーズンも、ついに卒業はならなかった┗(-_-;)┛
ペルムの切岸は暫しの間、藪の中となる。
また晩秋には入れるといいな・・・