朝は近くのウェンディーズで朝食。
映画館が入っているビルの1階だ。
駅界隈にファーストフードの店はたくさんあるが、この店が一番落ち着く。
昨日、東京に出かける前にいとこの奥さんから電話があった。
いとこは私と同じ歳だ。母親の次兄のご長男。
いとこはもともと腎臓の病気で透析をするなどしてて、決して健康的とはいいがいた状態だったが、数年前に脳梗塞で倒れて、私の母親と同じようにほぼ半身不随になってしまった。
その彼がこの9月にまた脳梗塞をして入院していたのだが、そのとき、体を調べたらなんとがんが蝕んでいて、とうとう余命宣告を受けた。
という電話だった。
あと2ヶ月ももたないようだ。
言葉もない。
今年は父親の方のいとこも73歳で亡くなった。
まだまだ若いと言うべきだろう。
そんな話を今日母親にすべきか。
話してももう理解できないかもしれない。
さてでは出かけるか。
*****
まず姉の家によった。
前回、姉が母親を訪問したときの話を聞いた。
その後、近くのバス停からバスに乗った。
20分もしないで施設に着いた。
母親はベッドで寝ていた。
指で肩のあたりをツンツンしたら目を覚ました。
ただ、力ない目だ。
20分ほど話ができた。
ただ同じ話を3回くらいは繰り返した。
私の息子と姉の息子、娘の区別がついていないようだ。
元気があるとは言い難いが、危篤状態とはとても言えない。
年内は大丈夫そうだ。
しきりと長生きしすぎた、もう死にたいと言っていた。
子供(つまり私と姉)には恵まれた。なんの心配もなくてよかった、と言って涙を流していた。
前回姉が訪ねたときはいじわるばあさん丸出しだったそうだが、今日はそんなことはなかった。
同じ話ばかりになるので、20分ほどで切り上げて、施設を出た。
姉には電話で今日の様子を報告した。
さて、お昼はどうしようかしら、と思ったが、渋谷まで出ることにした。
随分様変わりしたようなので、
道玄坂の東宝シネマの地下のインド料理屋でランチをいただいた。
まあまあだった。
その後、新橋まで行って、そこから歩いて銀座通りを縦断した。
最後は総武線の新日本橋駅から錦糸町へ戻った。
結構あるいたぞ。