厳かなるメリハリっ子

モラハラ妻から逃れて20年。70歳に向けて厳かな人生を送る年金受給者のブログです

66 77-128 9185 突然の落命を避けるには。

2019-01-19 08:34:24 | 日記
血圧が下がってきた。体重が下がらないのは残念だが。しかし脳梗塞とかのリスクを考えると、血圧が下がってきているのは good では?

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若い頃は、冒険とまでは言わないけど、それなりの活動をしていた。

一人でヨーロッパを回ったりとか。スキューバダイビングをしたりとか。

この年になると、後は穏やかな人生を送ることだけがささやかな願いだ。

事故などで落命すると、自分も残念だが、残された人たちにも迷惑をかける。

ということで、避けていること、心がけていることを列挙してみる。

1. 山登り。特に冬山。高齢者の遭難が近年目立ちますね。自分と同行する仲間の命の危険を犯してまで上りたい、という気持ちになれない。標高700メートルくらいの山に温かい時期に登るくらいを関の山にしている。

2. オートバイ。シニアになってから乗り始めたり、復活する人がいる。私もかっては少しあこがれたことがあった。しかし、年をとると動体視力の衰えのみならず、判断力。そして何よりも体力が如実に落ちる。

3. 海外旅行。もう安全な国はほぼない。日本以外。昔は毎年アメリカに行っていた。アメリカならまだ安全だとは思う。しかし、ちょっとでもリスクがあると、それに勝るメリットが段々なくなっているので、重い腰を上げて、高い金を払って行く気がなくなってきた。近場の高級温泉宿で金を落とした方が満足度は高い、というのが最近の実感だ。日本はサービスも食べ物も、他の国とは比べ物にならない。冒険心がなくなったということだ。

4. 海沿いには住まない。泊まらない。津波がいつ来るか分からないので、枕を高くして眠ることはできない。去年、伊豆の海辺の宿に泊まった時に強く感じた。

5. ハンティングはしない。猟銃のこと。何を馬鹿なことを、と思われるかもしれないが、今、静かなブームらしい。銃暴発のリスクを思うと、自分でしないのは勿論のこと、解禁の時期にうっかり山に入るのも怖いね。

6. ヘリコプターには乗らない。数年前、ハワイで一度だけ乗った。もう乗らない。やっぱり危ない。知り合いのエンジニアは、ヘリは墜落はしないのです、言っていたが、その後も結構あちこちで落ちているよね。

7. 自動車の夜の運転。そもそも夜に車に乗る用事などない。最近は、夜、町中で飲むときはもっぱらバスを利用している。

8. 夜間の高速利用。東京に車で行く時も、必ず明るくなってから出て、明るいうちに着くようにしている。

9. 雪道の運転。四輪駆動に乗っているし、タイヤはスタッドレスにしているが、基本的に雪が降ったら、家でじっとしている。雪見酒でも飲んでいるのが一番。

10. 会社勤め。昔サラリーマンだったころは、海外出張とか普通にあったし、雪が降ろうが、台風が来ようが無理して出勤ということがあった。今は自宅兼事務所で仕事をしているので、このリスクが完全になくなり安心です。

11. 自宅での裸火の利用。具体的にはガスコンロ。数年前までは料理にガスも使っていた。しかしやはり火事のリスクがあると思い、全てIHにした。それも空焚き防止のだ。ろうそくも基本的に使わない。マッチもどっかに行ってしまった。それでも念の為に1階と2階いセコムの消火器を置いている。ホームセンターで安い消火器を買うと、使用期限が来た時の処分にこまる。セコムなら新品と交換してくれるので気が楽だ。

12. 家のセキュリティ。最近は高齢者の家がよく襲われる。犯人はあちらの国の方が多い。うちは、セコムでセキュリティをしている。セコムのラベルもわかりやすい場所に貼っている。車も若者が乗るようなものにしているので、高齢者ばかりが住んでいるという印象は避けられている。実際、息子も住んでいるし。芝生をきれいに張って、家の周りからごちゃごちゃしたものをすべて取っ払い、きれいに整理しているもの、住民の士気が高いという印象を与えるためだ。夜は暗くなると自動で点灯するライトを数箇所設置した。これなら留守にしても、在宅の雰囲気を出せる。もともと安全な県であり、市であり、町内なので、そんなに心配することはないが、念には念を入れている。

13. 車の一時停止。これはしつこいほど励行している。ほとんどの車は停止線で止まらないね。私はすべての停止線で一度止まり、カーブミラーを見たりして、必ず車と人(特に高齢者と子供)を確認してから動くようにしている。急ぎの用事など、もうないし。

14. 怪しげな雑居ビルへの出入り。バーとか、カラオケとか、スナックとか。別にヤクザが怖いわけではなく、火事が怖い。消防法の点検を受けていないような建物には絶対入らないようにしている。泊まる宿も、安宿は避け、ちゃんとしたところにしている。

15. LCCなど安い航空会社や、安全意識が低い国の航空会社の利用。基本的にはJALかANA。アメリカンやユナイテッドはまだOK。シンガポールは大丈夫。韓国のはもう乗らない。数年前、友人とヨーロッパに行った時に、彼が手配したのでアシアナに乗ったことがあるが、もういい。そもそも海外旅行にはもう興味がないので、乗ることもあまりないとは思うが。安物買いの銭失いで一番怖いのはなんと行っても飛行機だ。日本の航空会社も最近は飲酒事件とかあって、ちょっと考えるね。

とりあえずこんなところか。ふぐ料理はおいしいので喜んで食べるよ。

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昼、洗車に行ったついでに、松屋で食べた。

生まれて初めてかもしれない。

吉野屋、松屋、すき家はどれも興味がなかった。しかし、時々のぞくYouTube 動画の主のぴょこたんという漫画家が、松屋さえあればあとはいらない、というコメントを言っていたので、一度言ってみたかった。

なかなかよかった。

「たっぷりネギたま牛並」というのを食べた。なんと味噌汁付きで430円。

安い!

ご飯もお肉も、ねぎも美味しかった。味噌汁もセントラルキッチン臭がなく、コンビニで買うカップ味噌汁よりもいい。

これで430円だったら、コンビニ弁当よりはるかにましだ。

店は8割がた埋まっていた。活気があった。

キッチンも含め4人で回している。ちょっと人手不足気味。しかし出てくるのが遅いわけでもなく、十分早い。ただ、膳を下げるのが後回しになっていた。このご時世、仕方ないかな。

着席から離席まで10分だった。どんどん回転していて、気持ちのいい店だ。

客はやはり仕事人が多い。高齢の夫婦が多いかつやとはかなり客層が違う。

佐川急便の人もいたが、この値段と速さは重宝するでしょう。

私にとって更によかったのは、量が necessary and sufficient だったこと。

食べ終わって、ちょうどよい満腹感、というか腹八分目感。これはかつやにも共通する美点だ。

ちょっと難があったのは、券売機が外のドアと中のドアの間の狭い空間に置いてあり、三人も並ぶとぎゅうぎゅうになることだ。

初めてなので、メニューを選ぶのに時間がかかった。後ろに待っていたご老人に「どうぞお先に」といって譲った。

カツ丼はない。ということはかつやにしてみれば、競合にはならないので、助かるね。

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私は基本的に新聞に挟まれるチラシを読まない。

しかし、たまたま暇だったので、G社のチラシに目を通した。

ドラッグストアというか、もうコンビニ、スーパー化している店だ。私はあまり寄らない。

そのちらし。読んでいたら、「おひと家族様」という表記が目に入った。生まれて始めて見る日本語だ。

勿論、意味はわかる。例えば、一つの家族で、商品は2点が上限です、ということ。

昔は(といってもそんな昔ではないよ)、お一人様1点とか、あった。ティッシュペーパーとかね。

すると、奥さんがまず並び、ちょっと間を置いて旦那さんが並び、更に中学生ほどに成長した子供が並んで、一家族で三回せしめるということもできた。それを周りの人たちは温かい目で見ていた。という記憶があるのだが。

もうそんな牧歌的な世界ではない、ということか。

しかし、これをどうやって enforce するのだろう。

レジに並んでいるときに、この女性の二人後の男性がこの女性の夫だ、などということを店が把握できるのだろうか?

もし徹底するとなれば、駐車場に係員を配置し、女性と男性、それと子供がそれぞれ規定の数量のティッシュペーパーを一台の車に持ち込んだ瞬間に、「アウト!」と宣言するのかな。そのために係員を一人雇うというのは、このご時世、非現実的だ。

このちらし。花王メリットのシャンプ・コンディショナーの広告も載っている。

そうか。リンスじゃないんだ。今はコンディショナーなのか。とため息をついた。

今から40年以上昔。私が受験に失敗して、予備校に通うため東京に出てきたとき。親のつてで、とある企業の社宅に居候させてもらった。

そこには管理人とその奥さん。その会社に勤めているいきのいい男性とその家族(全部で4人だっけ)。そして私と同じような境遇の予備校生が一人。全部で8人ほどが寓居していた。

そのもう一人の予備校生と銭湯に行った。その時のカルチャーショック。

彼は、なんとシャンプーとリンスというものを使っていた。私は生まれてこのかた、身体も頭も当然、石鹸で洗っていた。

そのシャンプーとリンスが花王メリットだった。それ以来、かなりの間、私は花王シャンプーとリンスを使い、都会生活とはこういうものだ、と信じていたのだ。

それが、何年もすると、シャンプーはともかく、リンスという名称をあまり目にしなくなった。

それに代わって、「コンディショナー」とか「トリートメント」といかいうカタカナ商品が幅を利かせた。

そして、私の息子などは、「リンス」と言っても理解すらしないかもしれない。

で、今朝のチラシだ。メリットもシャンプーはあるけど、リンスはコンディショナーになってしまったようだ。

平成も終わりだな。(詠嘆)