京都 洛北の時計師 修理日記

時計修理工房「ヌーベル・パスティーシュ」京都の洛北に展開する時計修理物語。
夜久野高原で営業再開しました。

時計師の京都時間「時の忘れ物」

2024-06-26 20:30:22 | 時計修理

幸せゴロゴロ~今日のコタロです。

歯磨きタイムが終わったら寝る準備するあずきです。「とうちゃん、寝るよ!」布団から離れない。

は今日体重測定の日、先週と同じ11キロでした。水飲んでも太る人がいるのだから水飲んでも太るワンコがここにいます。

ダイエット計画実行中なのにがっかりです。歯磨きや体重測定のとき持ち上げるとずっしり重い、おもかわいいメタボのあずきちゃんです。大きなお尻をふりふり歩く後ろ姿がなんともかわいい。

あずきのご先祖はイギリス北部シェットランド島です。1960年代に来日して以来日本各地に広がりました。シェルティの歴史はまるでロレックスだよ~。1970年代になって初めて日本ロレックスが設立されたのでそれ以前はマッカーサーが着けていた時計でした。私が時計販売店へ入った1990年代でも裏ぶたの開け方やムーブメントの取り出し方法を知らない職人が結構いました。

今や輸入時計VS国内メーカー売上高比率80vs20になってしまいました。国内メーカーが1970年代のクォーツ時計のプチ成功に浮かれている間に差をつけられてしまいました。「人は見たくないものは見えない、特に日本の役員の傾向だ」

たとえばクルマ業界でメルセデス、BMWなどの輸入車VS国産車比率が時計業界レベルなら街中には失業者が溢れていたことでしょう。それほど平成時代の日本の時計産業の凋落は激しいものでした。いわゆる「贅沢は敵だ」の戦時中スローガンが染み付いた経営だったことが証明され安物買いの安物売り。そんなことが私が畑ちがいのトヨタグループの子会社に出向して良く解った❗ちなみにトヨタでは他の部署のことでもクレームを出してもいい。工場の社員が販売促進課に文句が言える、時計業界では御法度でしたねー。それでも世代交代が進んでカシオ世代を始め未来が見えて来たところもあります。ボーナス商戦真っ只中、週末はDAIMARUさんの時計売り場へ行って見ませんか?

 

 

 

 

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