チャイコフスキー庵 Tchaikovskian

有性生殖生物の定めなる必要死、高知能生物たるヒトのパッション(音楽・お修辞・エンタメ・苦楽・群・遺伝子)。

「うしどし・どしどし、干支・セテラ……アンド・騒・音」

2009年01月12日 20時10分39秒 | 語彙の歴史観・ロック、ゴウゴウ
今年は「牛」若丸義経没後820年である。通説では、
生誕も850年になる。いずれにせよ、
丑年(うしどし)なんだそうである。私は毎年毎月毎日、
絹のふんどし、である。それはどうでも、干支など、
無宗教な私にはあまり関係ないことであるが、
世間さまが関わってる以上、私にもその
影響があるので、むげに無関係ともいえない。
景気はまさに憂し年である。いつもは、
年末年始になると、tv番組の合間に、
ナット・キング・コウルの「モナ・リサ」の節を模した歌とともに
セーヌを航行する白人女性が映しだされる
「明和地所クリオマンション・スィリーズ」のCMが
しつこいほど頻繁に流されてたのであるが、
今期はとんと見ない。不動産不況か。
「我がIoは、身やこの辰巳、私かぞsum。
 余をウシ山と、人は言ふなり。(貴賤奉仕)」
実際の我が庵はハチ公位置迂の辰巳方角であるが、
干支は本来農作物の成長を祈願したもの、
だそうである。しもじもにもわかり易いように、
それぞれに動物をあてがった、のだとか。
「丑」は、手を窄めて物を掴んでるさま、
を表してるそうである。作物に譬えれば、
つぼみ、といったところであろうか。ときに、
budといえば、ブダ・ペシュト、ではなく、
budwiserである。同ビールの醸造社は、
Busch。ジュニアはもう少しで二期を全うする。
今日からestaが開始されるそうである。
♪エ~スタ、エ~スタ、エスタホ~ィ、サッサ♪
米国にヴィザなし短期滞在するには、
小田原提灯をぶらさげて
渡航しなければならなくなる。ときに、
1月20日はオバマ新大統領の就任式であるが、
1月14日が誕生日なのは、俳優の
玉木宏である。イエス、ユー・キャン!
人間は生涯学習しつづける生き物である。
「牛」若丸、などという妙ちくりんな幼名を附けられ、
長じてもクロウする人生で最期は兄に討たれる、という
クナンの道を歩んだ義経が学んだのは、
鬼一法眼の娘をたぶらかして盗んだ
「六韜三略」という兵法書だという。いずれにせよ、
義経の戦術はその当時の戦の常套ではなかった。
戦闘というものは大概が常識でかたがつく。よって、
新戦法には弱いものである。ところで、
義経は父の義朝が平治の乱で敗れて、
母の常盤御前が逃亡中に産気づいて産んだのが
大きな石の上で、それが「牛」のようだったので
「牛」若丸という幼名をつけられた、
などという作り話がある。いっぽう、
「丁丑の年の丑の日の丑の刻」に生まれたから、
などという、さらに胡散臭い噺が残ってる。
「ブル」ックナーの幼名だったらたしかに
「牛」トナールはずだったとは思うが、だとしたら、
保元4年もしくは平治元年(ほぼ1159年)、
という生年ではおかしい。銭形の親分(ヘイジ)に
調査してもらわなくては判らない。その年は、
己卯だからである。丁丑の年はその2年前の
保元2年(ほぼ1157年)である。とすると、
平治の乱のとき、義経はすでに数え3歳である。
一番下が乳飲み児ならば、3児を連れて助命嘆願しても
容れてもらえると計算したオヤジコロガシ常盤御前の
方便だったのかどうかは、歌手マドンナの亭主が
離婚で得る財産で名前が大・リッチーになった、
と思いこんでた拙脳な私に解かるはずもない。ときに、
牛は反芻する草食動物で、4つの「複胃」を持つ。最期は
ハチノスのように矢を射られたという弁慶を従えた
義経一行の「奥州下り」のルートは
判然としてない(判ってるくらいだったら、
当時そこで討たれてる)そうである。が、
鎌倉がある関東は頼朝勢力の本拠地である。京から
現在の「福井」、そして、安宅の関と、
日本海側を通った可能性は高い。肝腎なのは、
能の「安宅」・歌舞伎の「勧進帳」などでは、
現在の石川県小松市にある安宅関での噺があるので、
北国ルートの傍証たりえるかもしれない。いずれにせよ、
ともに義朝「の遺児(noisy)」でありながら、
最後は異母兄弟争いをしたそれぞれ「の意地」が
ぶつかりあった源氏棟梁争いである。結果、
蛭ヶ小島「の伊豆」に配流されてとされる頼朝が、
京に姿を鞍馬せてた義経に勝った、ということである。

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