パそぼのあれこれフリーク:Part2

2022年5月にAutopageブログ「パそぼとベルルのあれこれフリーク」から引っ越し、同じ内容で書き続けます。

11/8 「特別展 板谷波山の陶芸」泉屋博古館へ

2022-11-09 09:00:00 | ぐるっとパスでアート展へ


★ 泉屋博古館 (東京)

特別展 生誕150年記念 板谷波山の陶芸
― 近代陶芸の巨匠、その麗しき作品と生涯

2022年11月3日(木)~12月18日(日) 

近代陶芸の巨匠 板谷波山(本名・板谷嘉七)は、令和4年(2022)3月3日、生誕150年を迎えました。
明治5年(1872)茨城県下館町(現・筑西市)に生まれた波山(-1963)は、明治22年東京美術学校(現・東京藝術大学)彫刻科に入学、岡倉天心や高村光雲に師事しました。
明治36年には東京・田端の地に移り、陶芸家「波山」として数々の名作を生みだします。
昭和9年(1934)帝室技芸員に任命され、昭和28年には陶芸家初の文化勲章を受章しました。
波山は、理想の作品づくりのためには一切の妥協を許さず、端正で格調高い作品を数多く手がけました。
代表作の一つ、重要文化財 《葆光彩磁珍果文花瓶(ほこうさいじちんかもんかびん)》は、大正6年(1917)波山芸術を愛した住友春翠によって購入され、泉屋博古館東京に継承されています。
この記念すべき年に、選りすぐりの名作と共に、波山が愛した故郷への思いや人となりを示す貴重な資料、試行錯誤の末に破却された陶片の数々を通して、「陶聖」波山の様々な姿を紹介いたします。波山の作品に表現された美と祈りの世界に癒され、彼の優しさとユーモアにあふれた人生に触れるひと時をお楽しみください。


11/8 行きました。  → 出品リスト(PDF)

板谷波山の格調の高い作品を見に行きました。

特別展 生誕150年記念 板谷波山の陶芸
― 近代陶芸の巨匠、その麗しき作品と生涯

《彩磁草花文花瓶》大正後期 廣澤美術館蔵


駅の傍なのに、緑に囲まれた泉屋博古館


会場に入ると 広いホール、ここだけ撮影できます。

左端の写真が 「重要文化財  葆光彩磁珍果文花瓶」


「彩磁更紗花鳥文花瓶 さいじさらさかちょうもんかびん」 1919(大正8)年頃 泉屋博古館東京蔵





唐花文壺(生素地) からはなもんつぼ(なまきじ) 1962(昭和37)年 板谷波山記念館蔵 ~ 遺作(製作途中)





第1展示場から順に第4展示場まで 作品を見ていきます。
作品はずいぶん作風が変化していくようです。
有名な「葆光彩磁」の技術を極めた作品の後は、また違ったくっきりした作品も作られたようです。
たくさんの作品をゆっくりと見ることができました。

≪第1展示室≫ 序章 ようこそ、波山芸術の世界へ / 第I章 「波山」へのみちのり

≪第2展示室≫ 第I章 「波山」へのみちのり

≪第3展示室≫
第II章 ジャパニーズ・アール・ヌーヴォー/陶芸革新―アヴァンギャルド波山
第II章 ジャパニーズ・アール・ヌーヴォー/ II-2 アール・ヌーヴォー―いのちの輝き

第III章 至高の美を求めて/III―1 葆光彩磁の輝き
第III章 至高の美を求めて/III―2 色彩の妙、陶技の極み

≪第4展示室≫ 第III章 至高の美を求めて/III―3 侘びの味わい―茶の湯のうつわ

全部見たら、また最初から気に入った作品を見ていきます。
1つだけもらえるとしたらどれがいいかな、なんて真剣に選んだり。(*^_^*)♪
とにかく どれも美しい! 格調高くおしゃれ。

最後に映像コーナーへ
【映像コーナー】
4K映像 2022年 NHKエデュケーショナル制作  ~ 《板谷波山 泉屋博古館東京の名品》約8分
東陶会映画 1953(昭和28)年撮影  ~ 「板谷波山先生 寿齢八十年記念」約10分


会場を出ると、夕日に紅葉が輝いています。


めも:2022/11/08 PowerShot SX730 HS で撮影

  
 →  板谷波山記念館 ・ 板谷波山 - Wikipedia

 芸術の秋、行ってきました!  → Myブログ:2022年10~12月ぐるっとパス

参考 ぐるっとパス
 

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1 コメント

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日曜美術館で「板谷波山」の作品を見る (ベルル)
2023-02-19 21:44:00
2023/02/19 TV で素敵な作品が取り上げられています。「板谷波山」
日曜美術館 完璧なやきものを求めて 板谷波山の挑戦
[Eテレ] 2023年02月19日 午後8:00 ~ 午後8:45 (45分)

本展のことを思い出しながら番組をみて、「板谷波山」の作品を直に見ることができてよかったなぁと思いました。

これは、自分メモ用のコメントです。
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