PTAに消防団の活動報告・その他いろいろ

とある横浜市立小学校のPTA活動、その他あれこれ、やっている事の活動報告です。

消防車の私的利用で処分

2011年10月29日 09時27分23秒 | 読書・新聞
今日の紙面より
~読売新聞朝刊33面 地域面~

横浜市消防局は、消防車を私的に利用した消防職員を
停職一ヶ月の懲戒処分とした。

云々・・・。


部下に消防車を運転させ病院へ送らせたり、それ以外
にも友人に会うため等の理由で複数回・・・。

これぐらいはいいだろう・・・
というおごりがあった


と言っているようだが、それはないでしょう・・・と。

我々消防団でさえ、消防車の使用は厳重に管理されています。

運転日報はたとえ数百メートルの移動でも都度記入し、給油量と
走行距離の整合性のチェックを受けます。
だからこんな事続けていたら、いつかは発覚するはずです。

口止めされていた複数の部下が上司に相談したことで発覚したよ
うだが、部下にしてみれば何時か発覚した時に自分も同罪にされ
たのでは・・・たまったものじゃない。


消防隊員さん達を我々目線で見ていると、体育会的な上下関係が
あるように思います。
もちろん、危険な現場で仕事をするのに、そういう規律が無いと
緊張感が緩みますから、それで良いと思います。

それを悪用・・・と言うか、勘違い行使したんですね。
同じ記事の中に、懇親会の席で女性職員の身体に複数回触ったと
セクハラで処分された職員の事も記されているし・・・。

ほんの数名の人の行動で、大多数の真面目に仕事をしている職員
が迷惑するのが気の毒ですね。

連合町内会の運動会

2011年10月15日 20時22分53秒 | 消防団・町内会
11月3日(祝)文化の日

この日は川井地区連合町内会のレクリエーション大会と決まっています。
運動会ですね。

秋も終わりに近づき、そろそろ冬支度だね・・・って時期に、何故か運動会です。

地球温暖化の影響か、ここ数年はそれほど寒くはないですが、11月に運動会っ
てどうなんだろう? と、毎年思いながら参加しています、子どもの頃から。

近隣の町内会、自治会が9集まって連合町内会を編成しています。

徒競走・二人三脚・綱引き・対抗リレー・・・e.t.c.
その全てに得点が付けられて、町内会の対抗戦になります。

とりわけ燃えるのが
綱引き
そして
対抗リレー
ですね。

この2種目は、各町内会ともガチンコで争います。

男性の戦力でアテに出来るのは、我々消防団・・・だけとは言いませんが、確実に
戦力としての票読みが出来る、となると・・・。

当日ドタキャンとか当たり前ですから。
所詮町内会の行事なので、仕事とか他の用事ができればそちらを優先されてし
まうのは仕方がない・・・。

ですから、成人男子の出場枠は消防団で埋まっていくのです。


綱引きは、10人の枠が全て消防団員ですが、ここはよそも殆ど一緒です。

だから・・・

だから負けられない!


一番大柄なS団員をアンカーに指名。その前に私。以降体の大きい順に並んでいく。
これでフォーメーションはバッチリ!   多分・・・。
あとは全員の息を合わせてテンポよく引っ張るだけ。


そして対抗リレー。
この種目は、どこの運動会でも最終種目に持ってくる花形競技ですね。
そして俊足?を誇るメンバーをどれだけ揃えられるか・・・がすべて。

我が町内会は、去年ブッチギリで1位を獲りました。そして総合優勝・・・。
そうです。この対抗リレーを制することが総合優勝を獲るための絶対条件なんです。

去年は、町内会長の孫(高校陸上部で短距離選手)とその友人をチームに入れて、
そこで一気に逆転したんです。

凄いですよね。高校の陸上選手の走りは・・・。ほとんど飛んでましたよ・・・。
先頭から100メートルくらい後方を走っていたのを、一気に抜き去りトップでバト
ンを渡しましたから・・・。

他の町内からは、『アレは反則だろう』と随分言われました。
自分のチームだから良かったモノの、敵チームだったら私も抗議していたと思います。


今日の午後町内会役員が集まり、各種目の出場選手の確認と簡単な作戦会議を・・・。
たかが町内会の運動会なんですが・・・、なんだかみんな燃えているんですよね。
なんでだろう?
優勝したって、得られる物は名誉だけなんですが・・・。

大規模災害対応実戦訓練

2011年10月02日 18時14分42秒 | 消防団・町内会
我々消防団では大規模災害を想定し、より実践的な訓練を
年に一回実施しています。その訓練日が今日でした。

大規模災害とはその名の通り、大震災や山火事、または大規模
な交通事故や列車事故など、公設の消防隊だけでは対応しきれ
ないような災害を言います。

腐っても消防団なんだから、火災や災害があれば出動して対応
するものだろうと想われるかも知れませんが・・・、実際その通り
なのですが・・・。実はそうとも言えないんです・・・横浜の場合は。

公設消防隊が市内にしっかり配置されているので、正直言って
火災が起こっても我々消防団が消火活動に参加するような出番
は殆どありません。

もっと言えば、日夜訓練で鍛えている本職の消防隊員や救助隊
員の皆さんと肩を並べて活動なんて・・・ハッキリ言ってワザワザ
邪魔しに行くようなものです。

なので、我々が火災現場に駆けつけてやることは・・・野次馬の
警戒と交通の整理。そして鎮火後の監視・・・。これがぜいぜい・・・。

消防車に積んである装備も、ほぼ訓練で使うだけです。

お恥ずかしい話ですが、ろくに訓練や操法練習に参加していない
団員など、ホースの繋ぎ方すら知らない者もいます。

しかし、大規模災害が起こればそんなことでは困ります。
東北大震災も記憶に新しいですが、あの規模の震災が横浜を直撃
すれば、大火災が起こることは目に見えています。

そうなればもう公設消防隊だけでは手が回らなくなり、我々もそ
の時のための訓練をしておかなければいけません。



今日の訓練は、長距離のホース延長による送水の訓練を実施しました。

具体的にはホースを12本繋いでの送水訓練です。
ホースは1本が20mなので、全長が240mになります。
それを我々の装備資機材である
可搬式小型ポンプ
で送水するのですが、さすがにそれだけの長さになると、十分な送水圧
が確保できないので、間にポンプを2台挟みます。
即ちホース4本おきにポンプ1台を配置し、送水圧を確保しながら火点
まで送水します。



これがなかなか難しい。
去年の訓練では圧力がかかりすぎて、中間のポンプ1台が壊れてしまっ
たくらいです。3台のポンプを操作する機関員が上手く連携を取りなが
ら、出来るだけロスが出ないようスムーズに送水・・・。

言うのは簡単・・・。
机上で計算・・・。
しかし、その通りにはならない・・・。

『計算上はこの圧力で送れば良いハズなんだけど・・・』
と訓練に立ち会った消防隊出張所長も首を傾げます。

そこで我が分団長が一喝
大規模災害が起これば、全部が全部教科書通りになんか行かない。
そのための対応訓練なんだから、その都度どうするべきか考えろ!

ごもっとも!

で、各班持ち場を変えながら、ポンプを操り無線機で連携を取りながら
訓練を実施しました。

正直経験しておいて良かったです。

こんな訓練が役立つことがない方が良いのですが、備えも大切!