沈黙の春

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4割強が老後難民予備軍…退職後の資金準備額、ゼロの人は・・50代でも2割強  

2012-05-22 18:11:29 | 日本


http://www.garbagenews.net/archives/1349597.html

フィデリティ投信は2010年、退職金と老後生活に関する調査結果を発表した。それによると調査母体においては、退職後の生活用として準備している(公的年金以外の)資金の平均額は516万円であることが分かった。一般的・同調査内共に「退職後に公的年金以外に必要な生活資金は約3000万円」という値が出ていることと比較すると、多くの人が準備不足であることが分かる。「準備金ゼロ」の人が平均で44.3%、50代でも2割強に達している事実を受けてリリース側では「4割が老後難民予備軍」と評している。

退職前の生活水準や退職後の希望生活様式によっても異なるが、豊かな退職後生活を送るためには公的年金以外に3000万円前後の資金が必要とされている。今調査別項目でも必要額の平均は全体平均で2989万円という値が出ている。

・・問題なのは退職を間近に控えた40代~50代の世代の人たち。40代で40割強、50代でも2割強が「ゼロ」の項目に収まっている。
【退職金の平均額は1600万円……100万円未満は2割、5000万円以上も3%強】によれば平均的な退職金額は1600万円。3000万円から1600万円を引くと1400万円になるので、退職金をすべて退職後の生活費に充当するとしても、

★1400万円は退職までに貯めておく必要が生じることになる。

 


ヤツコ米原子力規制委員長が辞任へ 在任中業界や委員と衝突

2012-05-22 16:07:35 | 原発関連

 たった一人で戦ってた感じが。

http://jp.wsj.com/US/Politics/node_446528?mod=WSJWhatsNews

【ワシントン】米原子力規制委員会(NRC)のグレゴリー・ヤツコ委員長が21日、突然辞任を発表した。同委員長は在任中、原子力業界や他のNRC委員との衝突で多難だった。

 声明には辞任の理由が示されていない。同委員長は「米国民の安全を確保する努力を別の場で続けるのには、今が適切だと判断した」と述べた。

REUTERS

ヤツコNRC委員長

 

 ホワイトハウスのスティーブンズ報道官によると、ホワイトハウスは早急に新委員長を任命する。ヤツコ委員長は、後任が決まり次第辞任すると述べている。

 同委員長は在任中、原子力の安全性強化を主張し、原子力業界の一部をいら立たせていた。しかし、業界監視団体からは称賛を得ていた。業界は同委員長について、そもそも外部の人間で、安全問題へのアプローチが攻撃的過ぎると批判的だった。これに対し安全監視団体は、それまでのNRC歴代委員長が業界と親密過ぎるとみていた。また同委員長は他の4人のNRC委員と頻繁に衝突していた。NRCの監察官は同委員長がNRCの同僚をいじめており、NRCの安全任務を脅かしているとの疑いについて調査中だ。

 同委員長はこの疑惑を否認している。同委員長は声明の中で、「在任中、NRCは連邦政府でのキャリアで最も働きやすかった部署の一つだ」と述べた。

 昨年3月の福島第1原発の事故をきっかけに、同委員長と残りの委員4人との対立が深まり、新規の原子炉建設の認可をめぐる意見が合致しなかった。同委員長は福島の事故を受けて、NRCが将来設ける安全強化策にも従うと原発事業者が約束することを建設認可の条件とすべきだと主張した。

 NRCは今年に入ってこれに関する採決を取り、事業者サザン・カンパニーによる原子炉建設を4対1で認めた。建設認可は米国で数十年ぶり。反対票を投じたのはヤツコ委員長だけだった。

 辞任声明の中で、ヤツコ委員長は同僚に感謝の意を表し、NRCの最近の業績を列挙した。その中には東部海岸の地震や中西部の洪水後の原発一時閉鎖がある。

 業界団体の米原子力エネルギー協会(NEI)のマービン・ファテル会長は、「われわれと同委員長は互いに共有する目標をどう達成するのが最善かをめぐって厳しく対立してきた」と述べた上で、「そのような状況であっても、彼とわれわれの間には常に対話の道が維持されていたし、彼は問題を丁寧に話し合う姿勢を示していた。これは称賛できる」と述べた。

 NRCによるサザン・カンパニー原子炉認可に反対する団体を率いて訴訟しているダイアン・カラン弁護士は、ヤツコ委員長が「安全性に関する真の提唱者だ」と述べ、たった1人で反対することが多かったとしても、委員会から彼の意見が聞けなくなるのは惜しいと述べた。同弁護士は「裁判所というものはNRCに従う傾向がある」と述べ、「『これが法の求めるところだ』と積極的に主張するNRC委員が少なくとも1人いることが不可欠だ」と語った。

 ヤツコ委員長は2005年にブッシュ前大統領によってNRC委員に、09年にオバマ大統領によって委員長に任命された。

 NRCを監視する上院委員会に属す共和党トップのジェームズ・インホフ上院議員(オクラホマ州)は、ヤツコ委員長の辞任が「正しい」と指摘し、「辞任により、NRCはヤツコ氏の不適切な行動という障害なしに、安全の任務に集中することが可能になる」と述べた。

 これに対し、かつてヤツコ氏をスタッフとして雇っていた民主党のエド・マーキー下院議員(マサチューセッツ州)は、ヤツコ氏が「厳格な安全規制に反対する原子力業界の最も頑強な連中との戦いをリードした」と指摘し、「NRCの安全担当スタッフが推奨する安全面の改善策をたった一人で支持していた」と称賛した。

 ヤツコ氏は議会スタッフ時代、マーキー議員のほか、同じく民主党のハリー・リード上院議員(ネバダ州)にも仕えた。リード議員は長年、地元ネバダ州にある核廃棄物処分場の建設計画中止を優先課題にしていた。

 ヤツコ氏はNRC委員長に就任後、この処分場をめぐるNRC作業を中止した。これをきっかけに、議会内で敵をつくり、同氏を批判する人々の疑惑を招いた。2011年の監査官のリポートは、ヤッコ委員長が合法的に委員の過半数票を集め、建設プログラムへの資金を撤回したとしながらも、他の委員の支持取り付けのため、情報を選択的にして委員たちに提供しない情報があったと述べた。

 福島第1原発事故が発生した昨年3月以降、これに対して米国がどう対応するかをめぐり同委員長と他の4人の委員との関係が悪化した。ヤツコ委員長は、新しい規制について厳しい期限を設け、NRCの専門スタッフからの勧告を事実上すべて採用するようNRCを説得しようとした。他の委員はスタッフの勧告を検討する時間的余裕を求め、スタッフの勧告と逸脱することも辞さない態度だった。

 こうした中で昨年10月、NRC委員4人が当時のホワイトハウスのデーリー首席補佐官(当時)に異例の書簡を送り、「ヤツコ委員長がNRCの上級スタッフを脅したり、いじめたりしており、冷え切った職場環境になっている」などと訴え、話題になった。

 その後開催された議会の公聴会で、委員4人のうちの1人であるウィリアム・マグウッド委員は、ヤツコ氏が女性スタッフを口汚くののしったことがあると暴露した。ヤツコ氏はいじめの事実はないと否定し、NRCをより透明性のある機関にしようと努力しただけだと反論していた。

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1号機「水位40センチ」 格納容器下部に穴 漏水か

2012-05-22 14:38:55 | 原発関連

 

2012年5月22日 07時02分

写真

 東京電力福島第一原発1号機には毎時六トン前後の冷却水が注入されているのに、格納容器内の水位はわずか四十センチほどしかない可能性が、原子力安全基盤機構(JNES)の解析で分かった。2号機の水位は約六十センチしかないことが実測で判明しており、格納容器損傷の深刻さをあらためてうかがわせた。 

 解析は、注水量や格納容器への窒素の注入量と、格納容器内の圧力変化の関係を調べ、どこにどれくらいの損傷があれば、変化をうまく説明できるか探る手法を使った。

 その結果、格納容器本体と下部の圧力抑制室をつなぐ配管周辺に直径数センチの穴が開いている▽穴の場所は、格納容器のコンクリート床面から約四十センチの高さで、穴から大量に水が漏れ、水はそれより上にはない-との結論になった。

 漏れた水は、原子炉建屋地下に流れた後、配管やケーブルなどを通す穴を通じ、隣接するタービン建屋地下に流れ込んでいるとみられている。東電は1号機の格納容器の水位は約一・八メートルあると推定しているが、それより大幅に低い。

 格納容器の厚みは三センチほどあるが、穴があるとみられる配管(直径一・七五メートル)の厚みは七・五ミリと四分の一程度しかない。専門家からは、配管は構造的に弱いとの指摘が出ていた。

 溶け落ちた核燃料が完全に水に漬かっていないことも懸念されるが、JNESの担当者は「格納容器内の温度は三〇度程度と高くはない。水に漬かって冷やされているとみられる」と指摘する。

 廃炉を実現するためには、格納容器の損傷部を補修し、圧力容器ごと水没させる水棺にすることが必要。担当者は「解析結果は損傷部の特定に役立つ。今後はカメラによる実測も検討しなければならない」と話した。

(東京新聞)http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2012052290070251.html


中川と綾瀬川底 泥からセシウム

2012-05-22 13:08:27 | 原発関連

吉川市の中川で捕獲した天然ナマズから国の基準値(一キログラム当たり一〇〇ベクレル)を超える一三〇ベクレルの放射性セシウムが検出された問題を受け、県は二十一日、中川(吉川、八潮市境)と綾瀬川(草加、八潮市境)の川底の泥から同一七九~七三ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表した。

 調査場所の河川水の放射性セシウム濃度はそれぞれ不検出(検出限界値同一ベクレル)だった。

県は「川の水を飲んでも健康への影響はない」としている。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20120522/CK2012052202000134.html?ref=rank 5月22日


溶融炉の不具合原因、レンガの詰まり…日本原燃

2012-05-22 13:00:05 | 原発関連

日本原燃の使用済み核燃料再処理工場(青森県六ヶ所村)の溶融炉に不具合が生じ、工場完工に向けた最終準備段階となる

「ガラス固化試験」が延期された問題で、同社は21日、炉に使われたレンガの小片がはがれて目詰まりを起こしたことが原因と発表した。

 

 ガラス固化試験の開始時期は6月中旬以降になる見込み。

 同社は溶融炉内などのガラスの成分分析や炉の運転履歴を調べた結果、炉内にガラスを入れたままの状態で炉の温度を上昇させたり、

炉の運転停止を繰り返したため、炉の側面でガラスと接していたレンガに圧力がかかり、レンガがひび割れたり、欠けたりしたと結論づけた。

 同社は、「炉内に大きな損傷はない」と強調。炉の急激な温度変化を避け、炉を停止する際は中のガラスを抜き出すなどの改善策で

不具合は避けられるとしている。

2012年5月21日19時14分 読売新聞)