沈黙の春

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がん検査採血だけで。

2012-05-01 23:27:35 | 健康

がん検査採血だけで 塩釜市立病院が新システム導入

 宮城県塩釜市立病院は、アミノ酸を使った最新のがん検査システム「アミノインデックス がんリスク クリーニング」(AICS)を導入した。受診者は5ccの血液を提供するだけで済み、健康診断と同時に検査を受けることができる。


 検査システムを開発したのはアミノ酸関連事業を展開する「味の素」。

がんの疑いがある患者は健康な人に比べ血液中に含まれるアミノ酸濃度が異なり、

がんの種類によって濃度がパターン化されている。このため、採取した血液でがんの種類と確率が分かるという。 

同病院によると、1度の採血で複数のがん(胃がん、肺がん、大腸がん、前立腺がん、乳がん)を同時に検査できるのが大きな特徴。

早期がんの発見にも役立つという。全国でことし導入が始まったが、実施している病院はまだ少ない。県内では仙台厚生病院(仙台市青葉区)も4月に導入している。


 塩釜市立病院の鈴木康則業務課長は「これまでのがん検診と比べ、採血だけという簡便さは画期的。ぜひ利用してほしい」と語る。

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/05/20120501t15025.htm


 検査料金は2万1000円。健康診断・人間ドックでのオプション検査は1万8900円。連絡先は塩釜市立病院健康管理センター022(364)5521。

河北新報社より2012年05月01日火曜日

 


潜入捜査官ならぬ作業員、原発の実態

2012-05-01 21:04:52 | 動画

 

 
ジャーナリストの鈴木智彦氏

 ジャーナリストとしては初めて、福島第一原子力発電所(以下、フクイチ)に「作業員」として潜入した鈴木智彦氏。

 

『ヤクザと原発』(文藝春秋)は暴力団専門ライターとしての経験、人脈を駆使してひもといた「ヤクザ」と「原発」という巨大利権の関係、そして作業員だからこそ見ることができた「フクイチ」の真実が記されている。今回は鈴木氏に、「震災とヤクザ」「原発の問題点」をテーマに話を聞いた。

――『ヤクザと原発』の冒頭には、鈴木さんが暴力団に同行し、被災地に炊き出しに行った記述がありますね。震災直後には暴力団の炊き出しが報道されていましたが、組織側には人道支援以外の意図はあったのでしょうか?

鈴木智彦氏(以下、鈴木) お巡りさんは震災直後から記者クラブにも「(暴力団が支援を行うことで)復興利権への足がかりを意図している」と注意を促していたけど、そこまで計算して動いていないと思うんだよね。そんな状況じゃなかったじゃない。ボランティア自体は神戸(阪神・淡路大震災)の時もやってたし、ヤクザの伝統ではある。震災におけるヤクザのシノギで太いのは、土建がメインだけど、そんなの地元の組織ががっちり守っているんだろうから、炊き出しや物資の輸送ぐらいでどうにかなるような簡単なものじゃない。それでも「本当に純粋な人道支援なのか?」ということを知りたくて付いて行ったんだけど、僕が知っている限り、ボランティアによって何か復興利権に関わったという話は聞いていないなぁ。

――本でも書かれているように、ヤクザと原発の関係も本当に深いですね。原発建設の話が浮上した段階から、電力会社と交渉し、反対派を押さえ込み、用地整理をして、地元の建設業者に仕事を振り、漁業権の事前補償の"代理人"まで務めている。今回の事故による補償にはヤクザは絡んでいないんですよね?

鈴木 原発を作る段階で、海が汚染されて漁ができなくなることを想定した、事前補償というのが支払われる。実際に何かあってからでは、補償が支払われるには何年もかかるからね。今回の事故による補償というのは東電との話し合いになると思うけど、難航するだろうね。ただそこにはヤクザはもう入ってこれないと思う。暴力団排除条例もあるし、警察がものすごくうるさいから。

――ヤクザが直接的に原発にかかわっている部分は?

鈴木 原発というのは電力会社の下に東芝や日立など原発プラントメーカーがあって、その下には10次請け以上の協力会社がある。仕事を右から左に流して、賃金を中抜きするのよ。ただね、例えば5次請けの下にヤクザの企業が入ってくるとするじゃん。でもそこが友達同士だったりするから、ペーパーを交わさないの。だから表面的には5次請けしかないんだけど、実際は10次請けまであったりする。

――契約書がないから、東電は気づいてないということですか?

鈴木 うん。ただ、事故後に協力企業に「暴力団と関係ありません」という誓約書・確認書は出させている。でもそれは"調べる"んじゃなくて、なんか問題が露見した時に「調べてましたよ」と言うためのアリバイ作りだから。実際に東電が暴力団のフロント企業を排除したケースもあったんだけど、言わないんだよね。ヤクザがいたってことを証明する形になっちゃうから。その企業は地元では誰でもヤクザがやっているって分かるから契約を解除されたんだけど、今は原発周辺のガレキの撤去に回ってる。そっちのほうがお金がいいみたいよ。原発は日当が下がってて、割に合わないから。

――実際に、鈴木さんが原発に入った時にヤクザは作業員としていましたか?

鈴木 刺青している人は本当にいっぱいいた。だけど、実際にその場でヤクザと確認できたのは、一人だけ。でも帰ってきてから調べたら、わんさかヤクザがいたね。というのも、帰ってきてから仲良くなった人と連絡を取り合うと、「鈴木さん、実は......」と教えてくれたり。あと、自分がヤクザ経由で入ってきたと知らない人もいたしね。

――どういうことですか?

鈴木 実際に現場で仲良くなった人がいたんだけど、戻ってきてから知り合いのヤクザから電話がかかってきて「鈴木さん、原発いたらしいね。うちの○○から聞いたよ」と言われたの。要はその作業員は、「人集めろっていうから来ました」といった感じで、集められた一人だったわけ。だから自分がヤクザ経由で原発に入っているなんて気づいていないんですよ。

――地方ならではの人間関係を使っているんですね。本書の中でもう一つ衝撃的だったのは、15年前の話とはいえ、フクイチの作業員にヤクザの覚せい剤中毒者がいて、注射器が落ちていたという証言です。

鈴木 実は、今回のフクイチ事故後にも作業員が覚せい剤で逮捕されているんだよ。地元メディアも一切報道していないけど。いわゆる"工場労働"に覚せい剤というのはものすごく相性がいいわけ。単純作業だし。

――本書にも書かれていましたね。シャブを打てば時間が経つのも早いし、「掃除してろ」と命令すれば一心不乱に掃除してくれるから、使う側もシャブ中をコントロールしやすいと。話は逸れますが、震災後1~2カ月の間で、いわゆるドヤ街から人がいなくなり、原発に連れて行かれたというウワサがネット上を飛び交ってましたが。

鈴木 本当に? それ原発じゃなくて、建築なんじゃないの? オレもゴールデンウィークの前ぐらいにドヤ街に行ったけど、そんなことなかった気がするけど。原発関連の求人票はあったけどね。実際に行った人もいたと思うけど......。でもまだそのころは緊急対応で、スキルのない人はまだ要らなかったはず。ガレキの撤去とかはやってたけど、そのほかの仕事は本当のプロにしかできないから、人手が必要になるのはこれからだと思うけどなぁ。オレも原発に入った時に、西成とか山谷から来ている人を探そうと思ったんだけど、確認できなかった。

――「被災地での求人」とあったのに、実は原発での作業だったという騒動がありました(※編註1)が、これは稀なケースだったんですか?

鈴木 その報道が出てからすごく厳しくなって、今はもう"騙し"はなくなったよね。ドヤ街に、ちゃんと「原発内のお仕事です」という求人票はあったけど。
後編につづく/取材・文=小島かほり)

※編註1:大阪・西成地区の男性労働者が「宮城県で運転手」という求人に応募したところ、実際は福島第一原発付近でガレキの撤去作業をさせられたことが発覚。

●すずき・ともひこ
1966年、北海道生まれ。ジャーナリスト、写真家。広告カメラマンを経てヤクザ専門誌「実話時代」編集部に入社。「実話時代BULL」編集長を務めフリーに。以降、暴力団専門ジャーナリストとして取材活動を続けている。近著に『潜入ルポ ヤクザの修羅場』(文春新書)、『ヤクザ1000人に会いました!』(宝島社)など。東日本大震災後の7月から約2カ月間にわたって事故を起こした福島第一原発に作業員として潜入。取材をまとめた『ヤクザと原発~福島第一潜入記~』(文藝春秋)を上梓。


ヤクザと原発 福島第一潜入記

 


闇深し。


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内部被ばく線量問題なし 福島市が5205人検査終了・・・・

2012-05-01 16:57:23 | 原発関連

 

内部被ばく線量問題なし 福島市が5205人検査終了で報告 

(福島民報)

http://www.minpo.jp/view.php?pageId=4107&mode=0&classId=&blockId=9965514&newsMode=article

 福島市民の内部被ばく検査は、これまで5205人の検査が終わり、全員が預託実効線量(20歳未満が70歳まで、20歳以上が50歳までに体内から受ける内部被ばく線量)は全員1ミリシーベルト以下だったことが分かった。24日、市復興推進本部会議・災害対策本部会議で示した。
 結果について市健康管理検討委員会は「健康に影響を与えるような数値ではない」としている。
 市は昨年10月から幼児や児童、妊婦、乳児の保護者らを対象に、市内の県労働保健センターなどで検査を実施。18日までに県の検査と合わせて5205人を検査し、市民全体の1.78%を終えたという。
 市は新たに県提供のホールボディーカウンター搭載のバスを活用するなどして、今後も検査を推進していくという。

(2012/04/25 09:34)

外部被曝はこれにプラスです・・・


野田首相の訪米

2012-05-01 14:15:27 | 政治、法律など

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120501-00000010-mai-pol(毎日新聞)

【日米首脳会談】防衛協力修復目指す 財政難で協力不可欠

鳩山由紀夫首相(当時)が普天間移設問題で迷走、菅直人首相(同)になって日米関係修復を図ったものの、東日本大震災などの対応に追われて公式訪米を果たせないまま退陣し、野田政権になってようやく発表にこぎ着けた。

 野田政権発足後、最初の昨年9月の日米首脳会談で、オバマ大統領は▽環太平洋パートナーシップ協定(TPP)の推進▽国家間の不法な児童連れ去り防止を目的とした多国間条約であるハーグ条約の早期批准▽米国産牛肉の輸入拡大▽普天間問題の進展--などの注文をつけた。

だが、TPPは民主党内の反対が強いことから、野田首相は今回の会談での交渉参加表明を見送った。ハーグ条約も国会に提出したものの審議は進んでおらず、牛肉輸入拡大も結論を出すに至っていない。

 普天間移設問題では、在日米軍再編計画を見直し、米海兵隊の海外移転と普天間移設を切り離すことで合意したものの、沖縄県名護市辺野古移設への地元の反対は根強く展望は見えないままだ。

 いずれの問題も、政権基盤が弱いながら消費増税に取り組む野田政権に、米国側が配慮し先送りに応じた面がある。具体的に課題を解決していくには日本側の政権安定が不可欠だ。【ワシントン高塚保】

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最終更新:5月1日(火)8時49分<iframe id="f325aca57f51c5c" class="fb_ltr" style="width: 0px; height: 0px;" name="fb041449621d67" src="http://www.facebook.com/plugins/facepile.php?action=like&api_key=276725822409153&channel=http%3A%2F%2Fstatic.ak.facebook.com%2Fconnect%2Fxd_arbiter.php%3Fversion%3D5%23cb%3Df2ce6cd931c8768%26origin%3Dhttp%253A%252F%252Fheadlines.yahoo.co.jp%252Ff286cf23716deb%26domain%3Dheadlines.yahoo.co.jp%26relation%3Dparent.parent&colorscheme=light&extended_social_context=false&href=http%3A%2F%2Fheadlines.yahoo.co.jp%2Fhl%3Fa%3D20120501-00000010-mai-pol&locale=ja_JP&login_text=&max_rows=1&sdk=joey&size=large&tense=past&width=300" frameborder="0" scrolling="no"></iframe>

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