挑戦!シナリオライター(映画・ドラマ)

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「絶対彼氏」と蒼井優「おせん」と長澤まさみ・上野樹里「ラスト・フレンズ第3話予告予想」

2008-04-23 08:00:14 | ドラマ・映画
「絶対彼氏」

速水君の演技はなんとかならんかなあ…というのが、どうしても最初の感想。そして、ベタなストーリーもどうしたものか。

ロボットと人間の男の間で揺れる女性のラヴストーリー…だとしたら、妙な研究所は最後に出したほうが面白かったように思う。

そして、1話完結のシナリオでも10話通した話でもこのロングストーリーだともう少し面白い話が作れたと感じる。




蒼井優「おせん」

着物姿の蒼井優はいい雰囲気だ。ただ、また難しい料理コミックを原作にしてシナリオを書き下ろしているので初回は人物紹介で終わった感じだ。

ただ、内君が空回りしているのをどう演出でカバーするか大変なドラマにも見える。

そして、蒼井優のキャラクターはうまい作りをしているが、それをどうストーリーに生かすつもりか、この初回のストーリーでは分からなかった。

料理対決は初回だけにしないとすぐに飽きられるが、これは「おせん」の不思議な才能を表現するための手段と思いたい。

とりあえず次回を見ないとなんともいえないドラマだ。




長澤まさみ・上野樹里「ラスト・フレンズ第3話予告予想」

「命を削る想い」というタイトルなので第3話は長澤まさみが中心かもしれない。気になるのが美知留が「人から愛されたことがない」「宗佑からは愛されている」という話の展開。

そこにどの程度上野樹里瑠可が絡んでくるか…今週は公式ホームページで書かれている内容が薄いので少し物足りないドラマかもしれない。



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木村拓哉「CHANGE」と長澤まさみ・上野樹里「ラスト・フレンズ第3話予告」と映画「大いなる陰謀」

2008-04-22 23:10:18 | ドラマ・映画
木村拓哉「CHANGE」

先日の「笑っていいとも2008」の出演者のモチベーションの低さから考えるとどうにも期待薄に感じてしまう。

しかし、ここまで具体的なロングストーリーが出てこないとうまい作戦とも思えてくる。

初回30%超えか、近い数字が出ると以降のストーリーがどうであれ20%割れはなくなる。

「ごくせん」は一見出足好調だが、初回の内容は惨憺たるものだった。次週以降どうなるかわからない。特に演技ができない生徒たちをどうストーリーでカバーするか難しく感じる。

初回の視聴率からどれくらい視聴率が変化するかで月9対決になるか、後に書くフジ木9との視聴率争いになるかが決まりそうだ。

「ラストフレンド」は内容を詳しく精査すると粗が見えるが、難しいことを考えないで見る分には今の内容で好調はキープできる。余計なストーリーを入れなければこのままの好視聴率でいくと感じる。

結局、この三強で今期のドラマは面白いかという話題になりそうだ。



長澤まさみ・上野樹里「ラスト・フレンズ第3話予告」

錦戸亮君演じる宗佑の役割が大きくなってきて、演技力がかなり要求されるストーリーになってきている。

それだけシナリオも相当難しくなる。単にこのまま外での出来事で暴力を振るうという展開にすると見ている人間は「別れればいいじゃん」となる。

DVの恐ろしさは「優しさ」と「暴力」にある。家でもどこでも「優しい」ときは相当やさしい。

だが、一端「暴力」に火がつくと手に負えなくなる。

その落差で「優しさ」に被害者が救いを求め続けるために被害が拡大する。見聞きしているDV被害では被害者が被害と感じていない。

あまり極端にシナリオに取り込む必要はないが、家の中での「優しさ」と「不気味」さを取り入れた方が視聴者に考えさせるのではと感じる。

そして、長澤まさみ。こちらも演技力が必要とされてくる展開になってきている。

今までは阿部寛さんのような名優相手でなければ、なかなかいい演技をしなかったがシーンによっては生きた表情をするようになっている。

後はセリフ回しだけだが、こちらはどうだろう。

上野樹里演じる瑠可も早い段階で美知留に告白する展開になりそうだ。それにしても、よほど役を気に入ったのか今までのどんな役よりうまい演技を上野樹里はしている。

このドラマ、視聴率がついてきたら堀北真希の「イケメン~」のように出演者の評価は上がることになる。


映画「大いなる陰謀」

「トゥーランドット」にかまけて書いてなかった映画。「トゥーランドット」については書くことも無くなったので、千秋楽に関してはホームページで書くことにする。

会話と象徴的な戦闘だけでストーリーが進んでいく。これは見て面白くもなんともない。

トムクルーズとジャーナリストの会話部分を生の舞台でやってくれたら、面白いと感じるかもしれないが、平板な映像で延々デスク越しの会話と切り替えた戦闘シーンでは飽きる。


ハリウッドはシナリオライターが枯渇したのかもしれない。あるいは、ディズニーにいいシナリオライターは持っていかれたか。

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宮崎あおい「篤姫」と「猟奇的な彼女」と宮本亜門さん、安倍なつみさん「トゥーランドット」

2008-04-21 23:10:51 | ドラマ・映画
宮崎あおい「篤姫」

江守さんじゃなあ…というのが正直な感想で、今日はシナリオで見たドラマだった。

そして、意外なところで松坂慶子で笑いが取れた。

ただ、ストーリーとしては途中だれたが島津斉彬夫妻の絆の話しとしては最後うまくまとまった。

それにしても、宮崎あおいの演技は難しい。何か足りない感じをいつもさせる。


「猟奇的な彼女」
何をやりたいのかわからないドラマだ。出演者は、草薙剛、田中麗奈、松下奈緒、上川隆也と豪華な顔ぶれ。

しかも3月で撮り終えているドラマなだけに、視聴者の反応で変えようがない。制作上の都合だろうが、演技巧者これだけ揃えてそれはないだろう。

とっちらかった初回。この後、ちゃんとしたドラマになるんだろうか。

これではドラマの田中麗奈の演技の善し悪しは全くわからない。実力派の草薙剛でもこのままのシナリオで視聴率を取るのは難しいだろう。

ただ、制作上の都合がどの辺まで影響しているかわらないのでシナリオライターを責めるのは今回は酷かもしれない。


宮本亜門さん、安倍なつみさん「トゥーランドット」

今日は感慨を持ってカーテンコールを見ていた。20年近く舞台を見ているが主役以外の人間がカーテンコールの中心にいるのは初めて観た。

水曜の時点ではアーメイと中村獅童さんのカーテンコールだった。

それ以降から変わったのだろうが、アーメイと手に手を取って安倍なつみさんがカーテンコールの中心にいた。いつの間にかグッズも売られている。

そうそう、最後はアーメイと安倍なつみさんでダンスを踊りながら袖に帰っていたのも楽しい雰囲気だった。観客もそんな二人に惜しみない拍手を贈っていた。

舞台を見ない人はあまり感じないだろうが、観なれた人間からは凄いことだと感じる。

これはよほどアンケートでの感想がよく、主役三人及び演出宮本亜門さん、主催者に認められたということだ。

舞台俳優のプライドは高い。しっかりした演技をしていない人間にカーテンコールは任せたりはしない。

また、演出家も主役は大切にするので一度程度ならアクシデントでカーテンコールに準主役クラスは入りこむ事はあっても二度目はない。

主催者も主役を大切にするのでカーテンコールで主役以外が目立った動きをすると注意する。


今日は最初のカーテンコールの最中に中村獅童さんがアーメイ、安倍なつみさんに対して指で段取りを指示しているのが見てとれた。

案の定、その通りのカーテンコールだが師童さんは大暴走していた。

獅童さんの大暴走は恐らく手直しも一段落し、観客の反応もよく満席だったことがよほど気分良かったのだろう。

しかし、二回目以降のカーテンコールの段取りが決まっているなら千秋楽までこのままのカーテンコールだ。

以前からこのブログでも女優としての高い才能があると書いていたが、これで証明された。

見る目が曇ったわけではないと安心もしたが。

それにしても、結局この舞台は主役交代から表の主役としてアーメイ、カラフ、ワン。そして、アーメイに対する影の主役リューという図式で作られた舞台だということがはっきりした。

とはいえ、それに応えた演技をした安倍なつみさんも素晴らしい。

さて、珍しい展開だが本人は今疲労のピークのようだ。気合で発声しているが慣れない複式呼吸での歌唱はお腹に力が入らないときがあるようだ。

残り一週間、カーテンコールでの観客の拍手で力をもらって乗り切って欲しい。もはやアイドルではなく女優安倍なつみに観客の多くは拍手している。

本田美奈子さんとタイプが違うので比較できないが、新しいタイプの女優として舞台、ドラマ、映画で活躍してもらいたい。





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仲間由紀恵「ごくせん」と「Around40」と「キミ犯人じゃないよね?」と「トゥーランドット」

2008-04-20 23:00:29 | ドラマ・映画
仲間由紀恵「ごくせん」

沢渡教頭は変わらないなあ…という始まりだが。

この役は仲間由紀恵しかできないが、なぜこんな遠回りな始まりなのか。スペシャルは分かるが、時間稼ぎの始まりに見えた。

少々不安な立ち上がりだ。出演者も平山綾、ほしのあきと不安材料がある。

ようやくドラマが進みだしたのが開始25分くらいからと最初から気持ちが萎えるストーリーだ。

また、少しテーストが今までの「ごくせん」と違ってみえる。拡大版のために無理してシナリオを広げすぎたようだ。

そして、教室の不良たちの演技。三浦春馬以外は演技が不安に見えた。これも今期の「ごくせん」の大きな弱点になるかもしれない。これまでのごくせんはそれなりに演技のできる生徒たちがいてこそ面白かったからだ。

初回は今までの名前での視聴者がついてくるが、次回以降も似たストーリーだと今シーズンの「ごくせん」は苦しいかもしれない。

ちなみに裏のフジで「パイレーツ・オブ・カリビアン」が多分ノーカットで放映されていた。これは少し「ごくせん」の視聴率に影響したかもしれない。



「Around40」

このドラマ女性目線が無いと難しいドラマに見える。初回を見た限りでは視聴率は取れるとは思えなかった…が予想外の視聴率。

しかし、臨床心理士のあり方は調べてきているようだ。臨床心理士には白衣も着ないし患者も含めて先生とは呼ばせないように意識している人は多い。

また、「患者」とも評判のいい臨床心理士は言わないことが多い。「クライアント」または「○○さん」と呼ぶ。

主人公の設定はかなり調べているようだ。

さて、個人的には精神科医と臨床心理士の葛藤が面白い。

科学的な知識からいえば普通は精神科医の方が持っているので、臨床心理士が先走るとあまりい結果が出ないケースが多いと聞く。

アメリカの精神医学会の診断基準DSM-Ⅳで例示されたものを普通は使っているが、これは使うのに相当難しい。素人が読んでも理解不能だ。

もっとも、勉強している臨床心理士の場合こういった知識を持っていたりする人もいる。

さて、ドラマの方はそんな専門的なところはどうでも良くて三人の女性の生活から「Around40」を表現しようとしている。

結婚していて明らかにうまくいっていない家庭の悩みを抱える女性、結婚していて表を取り繕っている家庭に疑問を感じていない女性、そして、結婚できない…したいけど、間を外している女性と物語はこれらの女性のストーリー。

天海さん演じる女性は、個人的には苦手だ。今回のシナリオのセリフだとあまり正論には聞こえなかった。

仕事に膨らみを持たせるために、趣味やその他のことがあるのではないかと個人的には思っているからだが。

特に精神科医なら人生に膨らみを持たせる何かは必要な気するが。

それにしても、わかりやすい終わりだったが、まさか交際を意味するラストと思った視聴者はいないと思う。随分ベタな終わり方で来週は視聴率は落ちると感じる。


「キミ犯人じゃないよね?」

こちらは要潤と貫地谷しほりの組合せが面白い。ストーリーよりこの組合せで見るこの時間帯ならではのドラマだろう。

たまにはこんな頭をからっぽにして見るドラマもいい。



宮本亜門さん「トゥーランドット」

まだ、水曜、木曜夜でチケットがありそうなので宣伝…宣伝ブログの面目躍如。

初週しか観ていない演劇ファンには、この舞台もう一度観て欲しいと感じている。

明日、また観にいくので詳細な感想はホームページに書くがこれほど変化した舞台も珍しいだろう。

本来は開演する前にこれくらいの台本に仕上げておかなければいけないが、初週からよくここまで仕上げたと出演者を褒めたい。

初週しか観ていない人は印象が相当違う舞台になっている。アーメイ、岸谷五郎、安倍なつみ、この三人の演技や歌の変化はかなりある。

ということで、ちょっと時間のある方は赤坂サカスへ。

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長澤まさみ・上野樹里「ラストフレンズ第2話」と石原さとみ「パズル」と宮本亜門さん「トゥーランドット」

2008-04-19 22:57:33 | ドラマ・映画
長澤まさみ・上野樹里「ラストフレンズ第2話」

井の頭公園駅を数年振りで見たら新しくなっていた…という感慨を持ったが、周囲は大きく変わったわけではなさそうだ。カメラワークによって随分きれいに見えるものだ。

そうそう、某雑誌で今期ドラマの視聴率予想を書いてあったが、「ラストフレンズ」が酷評されていた。

ブログの反響からすると予想は数パーセントくらい外れる印象があるが、どうなるだろう。今のところ、今シーズンで始まったドラマで一番面白いドラマに見えるが。

さて、宗佑のキャラクターが二話にしてだんだんDVから離れていっているのが気になる。この描写を続けると単なるストーカー兼暴力男になる。

上野樹里演じる瑠可等に気付かせやすくするために宗佑のキャラクターをデフォルメしたにしても描写の仕方に工夫が必要だ。

DVをテーマにするなら、きっちりDVらしく必要なデフォルメをして描写して欲しい。いい加減でどっちつかずの描写は実際に被害にあっている人には不快だろう。

といっても、本当にDVの描写をすると実際に経験のある人間がフラッシュバックを起こすことも考えられるので難しい描写ではあるが。

同時に、宗佑演じる錦戸亮君も微妙な演技は苦しいようだ。人前ではやさしい男を演じ、恋人の前ではDV男。それを表情で表現するのは難しくみえる。

これができると今のシナリオを少しトーンダウンするだけでDV男になるのだが。


そして、唐突に増えたキャラクター。何かあるのかと思ったら当分使わない新しいキャラクターのようだ。かなり強引に増やした割りにはほったらかし。

多分、何かのストーリーで使う関係で後から撮影して出したのだろうが、違和感がかなりあった。

今週のストーリーは、DVが少しずつひどくなる長澤まさみ美知留の描写とラストで美知留がDV男と暮らしている事実に気付いた瑠可が自分の思いをつい口にしてしまうことで盛り上げた。

先週のわたしの予想では美知留への瑠可の思いをタケルが気付くところまで描くかと思ったが来週まで持ち込むようだ。

突っ込み所が満載のドラマだが、今までのドラマにない面白さだ。ただ随分重いテーマを取材をしている割りに、ドラマ風に描写しすぎているのが気になってきている。

ドラマの面白さだけを追求した表現にならないようにシナリオを書いて欲しい。

さて、長澤まさみ。時折いい表情をしている。今までのドラマとは一味違う表情を見せるのでこのドラマへの出演はややプラスだろう。

相関図がいつの間にか出ていたが、途中で気持ちがタケルに向かうようだ。

こうなるとドラマとしてのボリュームが増えるので、演技としてはかなり複雑な演技を要求されるのでそれをどう演じるかが長澤まさみの課題になる。

上野樹里はかなりはっきりした描写で性格づけが行われている。ただ、こちらも気になってきたのが自身の性同一性障害に対する葛藤があまりはっきり見えないところ。

一応、父親を悲しませたくないという言葉と泌尿器科のホームページを見る描写でその辺を出したかったらしいが、普通の視聴者はその意味を気付かないだろう。

これを読んで分からない方もいるので書くと男性ホルモンと関係するということで見当をつけてもらえば分かると思う。

さらっと見る分にはいいが、テーマがテーマなだけに暗くならない程度にその辺は表現して欲しい。

話しは上野樹里の演技にもどるが、今まで出来なかった主体的な役作りに注意がいっている分葛藤に意識が向いていないように見える。ただ、予想以上に底が深い女優だったのはこのドラマで伺える。

このドラマは上野樹里が長澤まさみをどう牽引するかで面白さが決まってくるのは変わらない。ただ、主演はどちらなのだろう。長澤まさみ、上野樹里。

ドラマ的には両方でいいが、どうもシナリオが長澤まさみ主演を指向しつつ上野樹里を引き立て役に使って見えてしかたがない作りに見える。

その辺のバランスの悪さが気になるドラマでもある。ただ、ラストの引っ張りは毎回いい。

「わたしの美知留に触るな」とは瑠可が何者か知っている多くの視聴者と宗佑には特別な意味がある。

しかし、美知留にはドキッとしつつも親友の言葉として受け取る余地を残して話しを広げることができる言葉だ。

このセリフで来週を楽しみに視聴者はいられる。


石原さとみ「パズル」

何をかけばいいドラマだろう。一話完結ミステリーなのは分かったが、昨日の7人の弁護士と中味は変わらない。

笑えるのは主役の男子生徒二人が「イケメン~」の面白キャラ二人なこと。

このドラマは石原さとみ演じる教師の多面性のバカバカしさを笑うドラマなのだろうが、そこまで演じ分ける演技力は…。

ただ、石原さとみには少しは工夫のあとは見せて欲しい…気がする。

ちなみに石原さとみを仲間由紀恵に置き換え阿部寛がいるとまるっきり何かのドラマに見えるドラマでもある。

もっとも、シナリオライターが同じなのを考えると仕方がないかもしれない。



宮本亜門さん「トゥーランドット」

良くも悪くも「トゥーランドット」宣伝ブログみたいだな…と思いつつ書いてしまう。

というのも初週の内容なら、わたしのように超がつくほど俳優岸谷五郎さんと女優安倍なつみさんの演技力が好きでもなければ行かない舞台の出来だったのが、現在は初週を忘れてもう一度観て欲しいと思える舞台に育っているため。

ということで本日はアンサンブルに対する苦言。

この舞台のアンサンブルに対する評価は総じてわたしとしては低い。理由は以前から書いているように舞台終了まで一人一人が演技を続けていないように見えるためだ。

誰か他のアンサンブルがメインで演じているとその周囲で傍観している印象が強い。他の演劇・ミュージカルの舞台ではあまり感じない雰囲気でもある。

その中で唯一男女一人づつ印象に残るアンサンブルがいる。女優の方は多分松崎茉莉杏さん。一人次元の違うダンスと切れのある踊りをする。

最後付近で舞台中央でバトンの演技をするアンサンブルの方だ。動きがきびきびしているのでメインキャストが舞台上で演技をしていても目についてしまう。

そして、男優の方は確信が持てないが伊藤俊彦さんという方だと思う。こちらは現在ヒゲをはやしているのでパンフで見ると違うような気がする。

こちらも最後付近にブレイクダンスを舞台中央でするアンサンブルの方だ。

誰か知っていたら教えて欲しいものだが。

この男優のいい所はやはり機敏な動作にある。そのため、やはり登場しているときは目についている。

二幕ラストが一幕ラストに大きく劣るのはアンサンブルの広がりの無さに起因していると感じている。

6回もこの舞台を観ていると観る所はメインキャストより一人一人のアンサンブルの動きとメインキャストのバランスに注目することになる。

チケットが後4枚もあるので、もう少しアンサンブルには工夫が欲しい。

初週から演出を相当いじっているおかげでようやく一度くらいは観てもいいと周囲に言えるようになったが、10回観るのはメインキャストばかり観るだけでは正直厳しい。

こんなにチケットを買ったのは岸谷五郎さん、安倍なつみさんの演技、宮本亜門さんの演出に期待したからだが、台本がこれほど凄い出来なのは予想外だった。

初週を観た時点では正直舞台としては愕然とした。そこからの手直しが凄かったので6回観ても感想が書けたが、どうしても一幕ラストと二幕ラストの感動の逆転は直せないでいる。

初めてこの舞台を観たらしい観客からは大抵一幕ラストの際に「凄い!…終わり?」という言葉が漏れる。

二幕ラストの方が明らかに華やかな演出なのに、一幕ラストのアーメイと安倍なつみさんを中心とした歌の方が勝ってしまっている。舞台としては、これは失敗になってしまう。

その原因はこの舞台に限るとアンサンブルの工夫の無さにあるような気がしてならない…とかなり今日は厳しいアンサンブルに対する見解を書いた。奮起して欲しい。

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「7人の女弁護士」と安倍なつみさん「トゥーランドット」と長澤まさみ・上野樹里「ラストフレンズ第2話」

2008-04-18 22:55:09 | ドラマ・映画
釈由美子「7人の女弁護士」

こちらも昨日始まった上戸彩主演のドラマと同じ弁護士もの。但し、とごまで調べたか知らないが、シナリオに弁護士らしさが見えない。

デフォルメがきついせいだろうが、多分ストーリーで見せるドラマにするつもりなんだろうと思いたかったが。

さて、一話完結ものなので登場人物のネームバリューで犯人の想像が最初についてしまう。後は手口をどう落とすのかなという興味で見るドラマになってしまっている。

今回はCM後のシーンでたくさんの容疑者。この時点でこの人物たちが無関係だと想像できる…というか野々村真が犯人役とほぼ思ってしまうだろう。

後は謎ときでどうもってくるかだが、なんだか最初に材料がないだけに後からぞろぞろ材料が出て来るストーリーだ。

法廷で裁判長が弁護士の弁論を遮りながら、論拠もあげさせず弁護を続けさせたのには腰が抜けた。いくらなんでも、少しくらいは裁判らしくして欲しい。

結局、このドラマ七人の弁護士といいながら釈由美子だけにスポットを当て決めゼリフだけ見せるドラマになっている。

内容の吟味はやめた方がいい。

釈由美子の弁護士役もキャラクターとして中途半端だ。沈着冷静なのか、熱血なのかその辺もキャラクターとしての色づけがあれば、それなりに楽しめるが。

宮本亜門さん、安倍なつみさん「トゥーランドット」

このブログ、TBS、宮本亜門さん「トゥーランドット」の回しものになっているが、ドラマが揃わないので書いているに過ぎない…ともいえないが。

わたしが女優として期待している安倍なつみさん。いい演技になってきている。セリフの感情表現も、セリフなしの演技部分も、特に最初付近のシーンで背中で哀しみをやや表現できるようになってきた。

初週は背中を向けて泣くだけだったが、微妙に肩を震わせて泣く演技になっている。もちろん、宮本亜門さんの指示があったに違いないが。

歌唱も感情が乗っていい歌だが、やはり呼吸法をまだ会得していないためブレス音がかなり聞こえる。もっとも、疲労も相当なものなのが見て取れるので余計ブレス音が入るようだ。

ただ、そんな状態ながら声量はある程度維持しているのは感心している。今後の活躍をやはり期待したくなる。

また、そんな状態でありながら、アーメイと共に安倍なつみさんが歌う一幕最後は圧巻だ。時にアーメイまで超える高音を出すので驚かされる。

さて、宮本亜門さんは相変わらず試行錯誤で全幕細かいところで演出を変え続けている。既にで6回見ているが、もはやそんなところを探す観劇になっている。

ホームページ上では3回分しか書いてないのでいつ見ているかは不明にしておこう(笑)

ただ、一幕は手をつくしたと感じる。これほど短期間で演出を変えたので出演者の息が合わなくなっているのが問題の舞台になりつつある。

軽い笑いを取る意図でカラフを助けるためにミンをリューに殴らせるシーンはうまくいった時には笑えるが、間が外れると相変わらず観客の反応がなくなる。

一幕に関しては、もう細かい手直しはせず出演者の間合いにだけ注意を払うのがいい。

二幕は、どうしても個人的には違和感が拭えない。トゥーランドットがミンにカラフを助けることを命じることと再度儀式を行うことが順番としては逆のような気がする。

トゥーランドットが直接ワン将軍に再度儀式を行うことを話したにも関わらず従わないため、ミンに頼んでカラフを逃がし儀式をとりおこなう…これならすっきりするのだが、順番を逆にすることで話しを面倒にした。

それから、場面転換の際死んでいた人間がむくむく起き上がりスタスタ歩き出す姿がかなり客席からはっきり見えるのも考え物だ。

アンサンブルをもう一人使って肩を貸して舞台から出るという選択肢があると思う。

普通の舞台ならスタスタ歩き出しても前方客しか見えないのだが、衣装があざやかで舞台に近い構造のこの劇場では舞台上を暗くしてもほとんど見えてしまう。

それから一番なんとかして欲しいのは、二幕リューが殺されるシーン。きれいに決まる確立がかなり低い。いいシーンだが、カラフ、リュー、ワンの呼吸が今一つで間が悪いことが多い。

そして、その後の舞台中央で死んでいるアンサンブルをカラフが突き落とすシーン。

刀を置くためにいるのだろうが、階段下まで落ちる途中でセンターの階段にいるわけにはいかないとゾンビのごとく生き返って左階段にはっていくのは興ざめがする。

この演出はなんとかした方がいいと思っている。私以外でも演劇をよく見るらしい何人かは思わず苦笑するシーンになっているので。

岸谷五郎さんは相変わらず。役を手に入れたようで相手役の調子に合わせて微妙に演技を変える余裕が出てきたようだ。

それから早乙女太一くん。まだ、少し普通の舞台にとまどいがあるようだ。セリフが一般の舞台用のセリフ回しとそうでないのと時折混じる。もっとも、さほど苦にはならないが。

見せ場の踊りの素晴らしさを足せばおつりがくる。

そうそう、今まで触れるのを避けてきた小林勝也さん。正直、頑固だなと感じている。周りの演出が相当変わっているのに初週から演技が変わらない。

賢者としての役なのだから、もう少し多彩に状況に合わせて演技をして欲しいと感じている。それがこの舞台に彩りをそえるはずだ。

アーメイは歌唱部分は安定してきた。セリフに関しては仕方がないが、感情が舞台に入りこんできたのはいい傾向だ。

先日も感極まってセリフの出が少し遅れたりもしていた。この雰囲気は観客に伝わるのでこのまま千秋楽までつき進んで欲しい。

もし、この舞台を同じ出演者で再演するなら二幕の手直しをするだけで飛んでもなく面白い舞台になると感じる。

長澤まさみ・上野樹里「ラストフレンズ第2話」
これは明日書く予定。ただ、今期のドラマでは今のところ一番と感じている。

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長澤まさみ・上野樹里「ラストフレンズ第2話予告編」と上戸彩「ホカベン」

2008-04-17 22:32:58 | ドラマ・映画
長澤まさみ・上野樹里「ラストフレンズ第2話予告編」

予告編は次のストーリーが分からないようにするためシーンを前後してみせる。

その予告編を参考に公式ホームページで「命がけの秘密」となっているストーリーを想像すると来週は上野樹里が中心で話しが進みそうだ。

多分、このタイトルには二つの意味があるのだろう。美知留を女として見ている瑠可と瑠可の心の中が男だということがバレそうになるという展開。

多分、タケルだけが気付く展開のような気がする。

それにしても、このドラマ第一話の反響が凄い気がする。このブログのヒット数も1.5倍に跳ね上がった。この調子でドラマが進むと月9のライバルは「ごくせん」と言われていたが、木10の「ラストフレンズ」になる気がしてきた。

フジにして見ればうれしい誤算かもしれない。

ちなみに「ごくせん」の番宣を見たが月9といい勝負で「ラストフレンズ」に負けるような印象を持った。

あくまで番宣なので印象だけだが、今回の「ごくせん」は生徒の印象が弱い。土曜日の内容でその後を推測したい。

上戸彩「ホカベン」

このドラマの上戸彩が演じるような弁護士は見た事がない。個人的な経験から弁護士には二度と近づきたくない…などと書いても意味がないのでやめておく。

さて、上戸彩が唯一うまい演技をするのは、実はこの手のキャラクターだということに気付いている人間は少ないだろう。

視聴率の出なかったホテリアーのキャラクターもうまく演じていたと感じた。悪かったのはシナリオに過ぎない。

このドラマ、始まりとしてはさほど悪い立ち上がりではないだろう。ただ、随分際どいテーマをフジテレビと同じで扱っている。果たしてドラマで扱うテーマか疑問を感じる内容だった。

そうそう、上戸彩。個人的には何故これほど人気があるか分からないが、その割に視聴率の取れるドラマに出れないのも不思議に感じている。

初回を見た限りでは、初の視聴率が取れたドラマになる可能性はある。

「法律が弱者を守ることはない」。
北村一輝の言葉は、弁護士に頼ろうとしたことがある人間は少なからず実感する言葉なのは事実だ。

その意味で意外に緻密に取材されたシナリオなので上のような感想を書いた。
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「絶対彼氏」と「無理な恋愛」と宮本亜門さん、安倍なつみさん「トゥーランドット」バックステージツアー

2008-04-16 23:16:47 | ドラマ・映画
「絶対彼氏」

速水もこみち、水嶋ヒロ、相武紗季。

これコメディにするつもりなんだろうが、速水ロボットの性格付けをヒアリングだけで行ってるのが単発ドラマ風で乗れない。

せめて、所有者のしつけで愛情度に変化がついてくる設定の方が面白かったのではないだろうか。

第一話として、速水もこみち、水嶋ヒロ、相武紗季の演技がどうこうはいえないストーリーだ。

だが、大方のロングストーリーは想像がついた。ロボット速水に対抗してやる気ない水嶋御曹司が相武に近づきその二人の間で相武が揺れるラヴストーリーといったところか。

第一話のようにあざといストーリーで絆が深まる展開は、見て面白いと感じる人となんだかなあという私みたいな人間とかなり分かれる作りだ。

ロングストーリーは面白いと思うので来週以降のシナリオ次第で視聴率がはっきりしてくるドラマに感じる。

「無理な恋愛」

無理なキャスティングだなあ…とやはり感じる。いくら岡田さんでもこのキャストで視聴率は厳しい。

ターゲットとする視聴者はどの世代なのか不明なのが痛い。時間帯から比較的高い年齢層をターゲットにしたドラマに見えるが企画が若く感じる。

岡田さん得意の笑いの中に人生は見えるが、このシナリオは見るのが辛いなあ…と個人的に尊敬しているシナリオライターなだけにいつもの辛らつさが欠ける評価になる。

とはいえ、やはり個人的には面白くはないドラマだ。

ただ、さすがに会話は抜群だ。ストーリーの起伏のなさは置いておくとして反語で笑わせる。この辺はシナリオとして真似たいところだ。


宮本亜門さん、安倍なつみさん「トゥーランドット」バックステージツアー

赤坂ACT倶楽部会員対象のバックステージツアーが今週企画されている。

いち早く会員になっているので応募したら当選しそうだが、キャストと会えるわけではないので応募するつもりはない。

バックステージツアーより稽古場見学とか本番前の公開稽古招待の方が見て面白い。立ち居地の確認や場合によっては変更など生で見れる。

某劇団のバックステージを一度みたことがあるが、こんなもんかというのが感想だった。

そして、宮菜穂子さんが小さな劇団にいた頃、公開稽古を見せてもらったことがあるがこちらの方が抜群に面白い。

出演者がジャージ姿や変な格好で役を演じセットが跳び箱だったりするので新鮮な舞台に感じた。

芝居の面白さは俳優たちがやはり演じているところを見るのがいい。

挑戦シナリオライター(裏ブログ)
タイトルは「恋すればミステリー」


長澤まさみ・上野樹里「ラストフレンズ第2話予告」と宮本亜門さん、安倍なつみさん「トゥーランドット」

2008-04-15 18:35:16 | ドラマ・映画
長澤まさみ・上野樹里「ラストフレンズ第2話予告」

フジのホームページに「ラストフレンズ第2話予告」のあらすじが載っていた。だが、よく分からないあらすじだ。

とりあえず、私が前回書いたように暴力と豹変したやさしさを見せる宗佑を描くことでDVの描写をより鮮明に出してDVとはどんなものかを表現するようだ。

そして、そのDVから瑠可が美知留を守ることで美知留に対する瑠可への思いにタケルが気付いて…というお話になりそうだが、そこにエリの話しをどうつなぐのか想像できない。

このドラマでの一番の期待度は上野樹里になっている。演技が現状今ひとつの長澤まさみを引っ張りながらどう主役として立てる演技をするか相当難しい演技を要求されているようだ。

もっとも、本人にはそんなことは誰も言っていないだろうが、シナリオのきり方が長澤まさみ主演のような切り口なので個人的にはそう見える。

いずれにしても上野樹里に対する課題は大きい。一つは、長澤まさみが主演に見えるような演技、そして、性同一性障害という葛藤の表現。

最後までこの課題がクリアできたら上野樹里はこの世代で怖い女優になるかもしれない。

そして、長澤まさみ。ドラマが始まっているので舌足らずな話し方は直せないだろう。

とすると、せめて感情表現の表情はいくつかパターンを気にして欲しい。かなしさでも喜びでも怒り、不審でもいいが二つくらいはどれかの感情で表現できるようになって欲しい、このドラマの中で。

それが次のドラマにつながる。

瑛太はどの役もパターンでやる傾向がある。極端なことをかくと篤姫の肝付のキャラクターとこのドラマのキャラクターの差異小さい。

もっとも、「ラストフレンズ」のキャラクターは合っているのでこのままで構わないが。

そして、もう一人ののだめ仲間の水川あさみ。こちらはよく分からない。個性的でない分、脇役としては申し分ないが実は主役をやらせると化けるような雰囲気がある。

一度深夜ドラマあたりで熱血ヒロインでの主役を見てみたい。


宮本亜門さん、安倍なつみさん「トゥーランドット」

なんだか芝居好きからすると終わりが嫌な気分になる舞台になりそうだ。昨日はアーメイの日本人ファンが横断幕を持ち込んだらしい。

劇場で横断幕など前代未聞だろう。そんなことはコンサートでやって欲しい。しかもそんなものを掲げられたらそれより後方の客が舞台が見えなくなるということも考えていないのだろう。

カーテンコールは舞台の余韻を楽しみ、出演者の演技に拍手するためにあるものだ。芝居好きな人間にとってはカーテンコールも芝居の一部だ。

自分たちが見るコンサートで自分たちが普通にルールと思っている事を無視する観客がいれば怒り出すだろう。

この調子で先日書いた一部の非常識な安倍なつみファンも同じことをやりだしたら何の舞台かわからなくなる。

昨日も書いたが自分たちのフィールドで好き勝手するのは結構だが、劇場という観劇ファンのフィールドではそこのルールは守って欲しい。

安倍なつみさんの女優としての才能は個人的には高くかっていても、このようなファンには寛容にはなれない。ルールが守れないなら入場すらして欲しくない。

皮肉な事に安倍なつみさんの演技が初週から全体としてよくなるにつれ、このような一部の非常識なファンが目だってきた。

一般客からの高い評価を聞いてきたのだろうが、安倍なつみさんにとってはファンの非常識な振る舞いは仕事の妨げになることくらいいい大人なのだから理解して欲しいものだ。

もっとも、普段舞台など観に来ない観客にもマナーの悪い観客がいる。最近オペラグラスに似せたカメラがあるらしいとは聞いたことがあったが、先日隣でどうも撮影していた。カシャカシャ音がしたので。

確信まで持てなかったので黙っていたが、気にする素振りをしたらバックから入れ替えて間違えようがないオペラグラスで一、二度見て後は普通に観劇していた。

しかし、そこまでして写真を取りたい心理が理解できない。舞台は心のネガに焼き付けるからこそいいものだというのに。

と昨日今日と一部の非常識な安倍なつみファン、アーメイファンに対して書いたが、あまりこんな事は書きたくないので大人しくして欲しい。

二人とも折角いい演技、いい歌を披露しているのに悲しい話だ。

挑戦シナリオライター(裏ブログ)
タイトルは「恋すればミステリー」


宮崎あおい「篤姫」と映画「日本沈没」

2008-04-14 23:43:24 | ドラマ・映画
宮崎あおい「篤姫」

本日は斉彬に対する災いがテーマのようだった。原因は斉興の側室のお由羅の方の呪詛という設定。

物語としてはその問題をうまく丸め込む展開で気持ちよいストーリーだった。ただ、宮崎あおいの演技としては不満が残る。

せっかくの涼風真世の微妙な演技をうまく生かした演技ではなかった。特にやはり目配りがどうしてもうまく出来ていない。

感情表現という点で宮崎あおいは動作と目配りの連携を覚えると面白い女優になると思うが。

脇に松坂慶子をつけたのが幸いして、この辺の粗い演技を埋めている。

ただ、その辺の演技がうまい堀北真希が出演する8月までに目配りと動作による感情表現を覚えないとバランスが悪い大河になりかねない。

映画「日本沈没」

一番の見せ場が最初の柴崎コウのワイヤーアクション。尋常じゃない動きで格好いいのだが、内心爆笑した。

そして、主役はどちらだろうと疑問に思って最後まで見て思った映画でもある。

世界中から支援を受けて2台しか日本に深くもぐれる潜水艇が無いのも不自然だし、2000メートルしか潜れない潜水艇で限界を超えていつまでももぐれるのも不自然な映画だった。

そのため、成功した時点でも何の感動もうまなくなってしまった。あまりに現実感がなくて。

結局この映画では、柴崎コウだけが印象に残ってしまった。うまい役者でもある草薙君が生かせず残念な映画だった。

挑戦シナリオライター(裏ブログ)
タイトルは「恋すればミステリー」