挑戦!シナリオライター(映画・ドラマ)

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「篤姫」と織田裕二「踊る大捜査線」と堀北真希「東京少年」とTBS特別番組「トゥーランドット」

2008-04-06 21:49:55 | ドラマ・映画
宮崎あおい・堀北真希「篤姫」

義理の母との確執の納め方が違和感がある。ただ、島津に分家の父が頼み事をするシーンはそこで切って良かった。恐らくは本当の父親の言葉は「自分に万が一の事があった場合、篤姫には何も言わないで欲しい」といった内容だろう…と想像できるからだが。

見ながら書いていたらその通りだったので自分でも驚いたが、武士の遺言ならこうもあっさり島津の父が、篤姫に話したのは感動を殺いだ。もう数話空けてから篤姫に伝わる方が泣けただろう。

ドラマはやはり難しい

織田裕二「踊る大捜査線 THE MOVE続編」

君塚作品でも際立って面白いシナリオが映画で戻ってくる。水野美樹の復帰が大きいのだろう。色々あったので。そして、それだけ日本映画の本数が多いもののヒット作が無くなってきたため過去の作品に頼りだしてきたともいえる。

君塚さんの場合、自身の著書でも書いているが大振りのシナリオライターと書いているだけにこの作品はフタをあけてみないことには面白いかどうかは分からない。

メインキャストは全部でるので初週の動員数は記録的になる可能性はあるが。

堀北真希「東京少年」

この映画が「イケメン~」の役作りの原点になっている。これが無ければ「イケメン~」の芦屋瑞希は生まれなかっただろう。公開と放映は逆になったが、堀北真希の進化の仕方を分かるいい材料でもある。

ただ、この映画をドラマで再度組み立て直して作れないかと思っている。なぜなら、ロングストーリーで書き下ろすと面白いからだ。

映画はロングストーリーに無理があるため構成がおかしくなっている。2時間ドラマで作り直せば今の堀北真希なら相当な演技で「みなと」と「ナイト」を演じ分けるだろう。

始まりは良かった。高台の郵便ポストに手紙を入れるみなと。だが、恋人の前で前触れなく二重人格を表したり、恋人が医者の息子だったりと都合のよすぎる材料がゴロゴロ出てしまったのが面白さを削ってしまった。

この手の作品の定石通り、交互に人格を出しつつ恋人が疑いだし…といった展開の方がありきたりだが最後に泣けるドラマになるだろう。

割れたガラスに堀北真希がキスするシーンは単独で見ただけでも泣けるシーンだった。今ならそれ以上の雰囲気を作って演じるに違いないと思っている。

TBS特別番組「トゥーランドット」

稽古期間一月半ということで通常の稽古期間だったことが確認できた。ただ、用意した台本の変更に加えて読み合わせを考えると半月足りないのが先週見た感想につながったと確信できた。

また、直前まで歌詞の変更があったのは予想通りだった。

舞台裏も宮本亜門さんのキャラクターを反映したように、役者たちにとっては緊張感がありながら演技しやすい空間になっている。

さて、アーメイだがやはり中国語で歌わせたら良かったとこの特番を見るとそう思う。コンサートシーンではさすが歌姫と思わせた。
どうせここまでシナリオを書き換えたなら、異国の姫で歌の部分だけでも中国語にすれば、アーメイ自身日本語のセリフにもう少し時間が避けたと考える。

そして、安倍なつみさん。もう少し出演シーンや稽古シーンが出るコメントのしようがあるが、案内人としての登場だけでは先週以上のことはかけない。

日曜に見るのでどう進化しているか楽しみである。先週は褒めちぎったたが、実は二、三点気になる点があるのでそれがどう変わっているかで少し辛めの感想を書くかもしれない。火曜にアップすると思うが。

挑戦シナリオライター(裏ブログ)
タイトルは「恋すればミステリー」