木村拓哉「CHANGE」
何気に堀内敬子さんのブログを見に行ったら閉鎖の案内。毎日書くのが手間だったのかなあ……と分かる人にしか分からない女優さんなので紹介。
元劇団四季の人気メインキャスト。一番有名なのはブロードウェイで「美女と野獣」のイベントに参加したことか。舞台映えするが、ドラマでは舞台ほど印象がでないので若手の大塚ちひろタイプでもある。
さて、この人が「CHANGE」にレギュラー出演するらしい。個人的には楽しみだがそれなりのしっかりした役で出て欲しい。
(補足)
どうもブログ閉鎖は理由があるようで…本人が気楽に書いていたのに残念です。
宮本亜門さん・安倍なつみさん「トゥーランドット」
この舞台、宮本亜門さん自身は音楽劇かミュージカルかこだわりなく演出しているようにみえる。ミュージカルは一般的にセリフが歌になっているものを言う。
その意味でいくとこの「トゥーランドット」はリューの歌部分はかなりミュージカルに近い歌になっており、トゥーランドットの歌部分はシーンから浮いた歌であることから音楽劇に分類できなくもない。
個人的にはミュージカル的要素と音楽劇的要素が融合した舞台に見えている。
ところで、なぜこんな事を書いているかというと少し他のブログで話題になっていたからだ。20年近くミュージカルを観ているが、この舞台を純粋なミュージカルというのは限りなく違和感があるが音楽劇というのも違和感がある。
さて、この舞台の全体に関してあらためて現状で感想を書くと初版の台本の問題で一幕の手直しは限界に来ていると感じている。
初週から細かい手直しやリューがワンに殺されるシーンにセリフが入る大きな直しがあったが、それ以外のその後の手直しはあまり観客に対する印象を変えるものになっていないと感じている。
もう岸谷悟郎さんカラフと安倍なつみさんリューをメインにトゥーランドットを象徴的な存在に扱ったシナリオでいいのではないかと考えている。
安倍なつみさんのリューはかなり疲れが見えてきている。一時、声量に陰りが見えたがここにきて元に戻してきたのは大きな驚きだ。声量が戻るには疲れのピークを超えて数日だと思っていたのがわずか二、三日で戻すとは、よほどこの舞台に対する思いいれが強いとしか思われない。
楽しい、興味ややりがいがある舞台という思いでの取り組みはプラス思考の精神力なのでエネルギーが継続しやすい。その辺が疲れのピークにも関わらず声量が戻った原因かもしれない。
ただ、相変わらずブレス音をどうしても出てしまうのは複式呼吸と発声の組合せを本人がまだ掴んでいないからだろう。歌唱指導の北川さんが指導している間に何とか取得して欲しい。
ブレス音は口から息を吸うことで起こる。普通、ミュージカルでは口から息を吐き鼻から息を吸う。これによりマイクにブレス音が入るのを防ぐ。
少しハードルを上げて書いているがここまできたら一幕ほとんど走っていてもこなして欲しいハードルでもある。
そして、やはり感情移入が高まるとセリフを噛む癖が起こりやすくなっている。こちらも課題として残っているようだ。
そして、アーメイ。一部セリフも滑らかな部分も出てきて日々進歩している。歌も日本語にあわせた感情表現が出てきている。
現状の進歩からすると歌部分は東京公演で日本語の感情表現を克服する可能性がある。
さて、長くなったので続きは明日。ニ幕の宮本亜門さんと変更された箇所について。
「ライラの冒険 黄金の羅針盤」
この映画はファンタジー好きを満足させる面白い映画だ。成海璃子だけで前回は書いたが山口智子さんが悪役コールター夫人役で出ているのも見逃せない。
また、ライラ役で声だけだが声優初挑戦の西内さんという少女も驚かせてくれる。
日本語版キャストも声だけでそれなりに驚かせてくれるが映画はそれ以上に演技力で驚かせてくれる。
誰かといえば、ライラ役ダコタ・ブルー・リチャーズという少女の演技だ。
ただ、この年齢でセリフ無しのシーンで目配りや軽い動作でライラという少女が何を考えて行動しているか分からせる演技ができてしまうのは将来が心配になる。
ほとんど感性で演技ができているので将来的にそれに頼らないかということだが。
そうそう、日本語版と字幕版を見比べると翻訳の意訳が凄い大雑把なのも楽しめる。別に悪い意訳とは思わないが自分ならこんな意味に取るなというところが随所にあるのでまだ見ていない人は両方を見て楽しんで欲しい。
挑戦シナリオライター(裏ブログ)タイトルは「恋すればミステリー」
何気に堀内敬子さんのブログを見に行ったら閉鎖の案内。毎日書くのが手間だったのかなあ……と分かる人にしか分からない女優さんなので紹介。
元劇団四季の人気メインキャスト。一番有名なのはブロードウェイで「美女と野獣」のイベントに参加したことか。舞台映えするが、ドラマでは舞台ほど印象がでないので若手の大塚ちひろタイプでもある。
さて、この人が「CHANGE」にレギュラー出演するらしい。個人的には楽しみだがそれなりのしっかりした役で出て欲しい。
(補足)
どうもブログ閉鎖は理由があるようで…本人が気楽に書いていたのに残念です。
宮本亜門さん・安倍なつみさん「トゥーランドット」
この舞台、宮本亜門さん自身は音楽劇かミュージカルかこだわりなく演出しているようにみえる。ミュージカルは一般的にセリフが歌になっているものを言う。
その意味でいくとこの「トゥーランドット」はリューの歌部分はかなりミュージカルに近い歌になっており、トゥーランドットの歌部分はシーンから浮いた歌であることから音楽劇に分類できなくもない。
個人的にはミュージカル的要素と音楽劇的要素が融合した舞台に見えている。
ところで、なぜこんな事を書いているかというと少し他のブログで話題になっていたからだ。20年近くミュージカルを観ているが、この舞台を純粋なミュージカルというのは限りなく違和感があるが音楽劇というのも違和感がある。
さて、この舞台の全体に関してあらためて現状で感想を書くと初版の台本の問題で一幕の手直しは限界に来ていると感じている。
初週から細かい手直しやリューがワンに殺されるシーンにセリフが入る大きな直しがあったが、それ以外のその後の手直しはあまり観客に対する印象を変えるものになっていないと感じている。
もう岸谷悟郎さんカラフと安倍なつみさんリューをメインにトゥーランドットを象徴的な存在に扱ったシナリオでいいのではないかと考えている。
安倍なつみさんのリューはかなり疲れが見えてきている。一時、声量に陰りが見えたがここにきて元に戻してきたのは大きな驚きだ。声量が戻るには疲れのピークを超えて数日だと思っていたのがわずか二、三日で戻すとは、よほどこの舞台に対する思いいれが強いとしか思われない。
楽しい、興味ややりがいがある舞台という思いでの取り組みはプラス思考の精神力なのでエネルギーが継続しやすい。その辺が疲れのピークにも関わらず声量が戻った原因かもしれない。
ただ、相変わらずブレス音をどうしても出てしまうのは複式呼吸と発声の組合せを本人がまだ掴んでいないからだろう。歌唱指導の北川さんが指導している間に何とか取得して欲しい。
ブレス音は口から息を吸うことで起こる。普通、ミュージカルでは口から息を吐き鼻から息を吸う。これによりマイクにブレス音が入るのを防ぐ。
少しハードルを上げて書いているがここまできたら一幕ほとんど走っていてもこなして欲しいハードルでもある。
そして、やはり感情移入が高まるとセリフを噛む癖が起こりやすくなっている。こちらも課題として残っているようだ。
そして、アーメイ。一部セリフも滑らかな部分も出てきて日々進歩している。歌も日本語にあわせた感情表現が出てきている。
現状の進歩からすると歌部分は東京公演で日本語の感情表現を克服する可能性がある。
さて、長くなったので続きは明日。ニ幕の宮本亜門さんと変更された箇所について。
「ライラの冒険 黄金の羅針盤」
この映画はファンタジー好きを満足させる面白い映画だ。成海璃子だけで前回は書いたが山口智子さんが悪役コールター夫人役で出ているのも見逃せない。
また、ライラ役で声だけだが声優初挑戦の西内さんという少女も驚かせてくれる。
日本語版キャストも声だけでそれなりに驚かせてくれるが映画はそれ以上に演技力で驚かせてくれる。
誰かといえば、ライラ役ダコタ・ブルー・リチャーズという少女の演技だ。
ただ、この年齢でセリフ無しのシーンで目配りや軽い動作でライラという少女が何を考えて行動しているか分からせる演技ができてしまうのは将来が心配になる。
ほとんど感性で演技ができているので将来的にそれに頼らないかということだが。
そうそう、日本語版と字幕版を見比べると翻訳の意訳が凄い大雑把なのも楽しめる。別に悪い意訳とは思わないが自分ならこんな意味に取るなというところが随所にあるのでまだ見ていない人は両方を見て楽しんで欲しい。
挑戦シナリオライター(裏ブログ)タイトルは「恋すればミステリー」