挑戦!シナリオライター(映画・ドラマ)

シナリオライターを目指す徒然なる一言(携帯でもリンクで飛べるようになりました♪携帯でもご覧ください)

「SPスペシャルアンコール」と安倍なつみさん「トゥーランドット」と堀北真希「ライブチャット」

2008-04-07 20:28:44 | ドラマ・映画
「SPスペシャルアンコール」

これが受けた理由が実はわからない。今、視聴率が取れないシナリオと大差ないように見えるのだが。

何よりありえない点が目について岡田准一をエスパーとして表現しているのかと思いながら見ていた。

拳銃の弾を避けられる人間など見た事が無い。単に不思議な直感だけを刑事物に紛れ込ませたドラマかと思ったが、この時点でエスパー刑事物として見るしかなくなった。

しかも、どの事件もなぜか現実感がない事件ばかりなのも個人的には冷めたドラマだった。

出演者も堤真一さんの演技を除くとどうかなという気がした。

とはいえ、視聴率は取ったもん勝ちなので何が受けたのか知りたい。

安倍なつみさん「トゥーランドット」

一週間で予想通り細かい所から少し大きなところまで変更があった。まだ、手直しが必要なところはかなりあるので一週間単位で観ていくと次々変わっていくだろう。

初週の一度しか行くつもりがないと面白い舞台を見逃す事になりそうだ。とは言っても、わたしのように勢いで10枚も買ってないとS席¥13500は手を出せないだろうが(苦笑)

細かいところは置いておくが一番分かりやすいのがリューの死ぬシーン。先週書いたようにセリフが入る変更が行われていた。

もっとも、予想したシナリオと違ってワンが切り、カラフが抱きとめリューがカラフの名を死に際に数度呼び、ワンが悪態をつくという三段階でこれは少し好き嫌いがある変更かもしれない。

普通、舞台ではこういったシーンでは二段階にする。理由は三段階にすると少しくどく感じるからだ。

今回もセリフが無いよりこの場面では感情移入はしやすくなったが、やはり説明的に感じる。

さて、今週の安倍なつみさん。さすがに慣れない複式呼吸での発声に疲れが見え発声の切れがなくなっていた…とはいえ、「白蛇伝」のときのように喉を痛めているわけではないのである時点から持ち直すだろう。

それより、ニ幕のミンをひざに抱きながら歌う安倍なつみさんのリューの歌は出色の出来になってきた。前後を見ていなくても悲しさが伝わってくるようで心洗われる。

そうそう、リューのシーンの変更で気になる点が一つ。先週よりスピード感がなくなっている。これは別に安倍なつみさんの演技のせいではなく、演出がスピード感をなくす演出に変更されたためと感じた。

別に大きな変更ではないが、それだけでこれだけスピード感がなくなり観客の受けを悪くするとは思わなかっただろう。

来週あたりは元に戻して、ワン、カラフを生かす演出に変更されるのではないか。

さて、ここからは安倍なつみさんに少し苦言。これだけ走る役なので軽いジョギングで息を整えられる訓練をしたほうがいい。先週よりブレス音が入ってしまっている。セリフにブレス音が入ると聞き取りにくいので走る時の呼吸の整え方の研究はして欲しい。

それから、今日は怪しげなセリフが一つあったが比較的噛み癖があると思っている。これは観ていると感情移入が過度になったときに起こるようにみえる。

役に入り込むのはいいが、バランスを取ることを気にした方がいいと万が一これを読んでいたらアドバイスしたいものだ。

そして、アーメイ。こちらは驚異的に歌が日本語にあわせた情感漂わせたものになっている。特にラストのカラフとの歌は泣けるくらいの出来になっている。歌に関しての才能は「アジアの歌姫」と言われるだけのことはある。

また、北村有起哉さんの役所はストーリーテラーに落ち着けたようだ。先週観た際は違和感のある出番だったが、こちらも少し手直しをしたようで見やすい役になっている。

カラフの岸谷さんの演出も手直ししたようだが、岸谷さん自身の演じ方に大きな変化はないので見た目の影響は感じない。

ワンの中村師童は一番こなれてきたかもしれない。トゥーランドットへの愛情が少し見え出した。但し、相変わらず歌は聞きたくないが。

最後に赤坂ACTシアターに苦情。舞台を見た事がない人間が設計したとしか思えない。

(1)座席の前後が常識外れに狭い。荷物など持ち込んで席に座ったらひざに置くか隙間のない足元に置くかしかできず観劇に集中できない。

(2)トイレが少ない。男女ともに一箇所しかないため長蛇の列。男子トイレで20分の休憩で納まらないほど男性が並ぶ姿は他の劇場では見られない。

(3)音響。先週は上手、今週は下手と席が違って気付いたが音の拾い方がまばらだ。そのため、メインキャストのセリフするわからないときがあった。アンサンブルの声にいたっては雰囲気で聞いている感じがした。

客席の各所でスピーカーチェックを行ったか疑問だ。

(4)ロビーが狭く何がどこにあるか分かり難い。

以上のことから赤坂ACTシアターに行く場合は、入場する前にトイレに行き荷物はできるだけ少なくするか、持っていかないことを勧める。
ちなみに、わたしは持っていかないことにした。

それにしても、新しい劇場にも関わらず都内有数の観客に優しくない劇場というのは考え物だ。できるなら劇場外の通路に余裕があるのだから後1、2メートルくらい劇場を広げロビーと客席を何とかして欲しい。


堀北真希「翼の折れた天使たち~ライブチャット」

困ったときの堀北真希…になってきている。

実は明日は「恋する日曜日~私。恋した」についてネタにするつもりだが、このDVDを見て堀北真希のアイドルっぽい一面に気付いた。
個人的には才能ある女優としてしか見ていないので誤解のないように。

このドラマが「野ブタ~」と「クロサギ」の間にきているのが興味深い。心に傷を負った女性が立ち直る何のへんてつもないドラマだが、「クロサギ」の氷柱のキャラの原型に見える。

また、相手役が「デスノート」の松山ケンイチなのも面白い。そして、この時点では堀北真希はまだセリフの感情表現がまばらなのも興味深い。

堀北真希の面白さは出演ドラマから必ず何かを身につける点にある。「クロサギ」の氷柱のキャラクターはこのドラマ出演がなければ揺れたキャラクターになったと思える。

一方、松山ケンイチは「デスノート」とキャラクターが似通っているし、演技を難しくするところは相変わらずに感じる。また、撮影時期が近いせいではと思うが。

実は、このドラマ設定を変えて堀北真希、山下智久でやれば月9ドラマの時間枠を埋められるドラマではと思っている。

わたしが期待している山下君の演技訓練にもなるし、フジテレビも助かるだろう。後は堀北真希の時間があるかだが、「イケメン~」の撮影は終わっているようなので何とかなるのではないか。

シナリオは恐らく3日で出来る。

そうそう、これを書き出す前にネットの動画で山下君の韓国での騒動を見た。もみくちゃにされた後、空港内に入ってから本人が一度ヘタリこむ姿には笑ってしまった。山下君には悪いが。
挑戦シナリオライター(裏ブログ)
タイトルは「恋すればミステリー」