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宮崎あおい「篤姫」と映画「日本沈没」

2008-04-14 23:43:24 | ドラマ・映画
宮崎あおい「篤姫」

本日は斉彬に対する災いがテーマのようだった。原因は斉興の側室のお由羅の方の呪詛という設定。

物語としてはその問題をうまく丸め込む展開で気持ちよいストーリーだった。ただ、宮崎あおいの演技としては不満が残る。

せっかくの涼風真世の微妙な演技をうまく生かした演技ではなかった。特にやはり目配りがどうしてもうまく出来ていない。

感情表現という点で宮崎あおいは動作と目配りの連携を覚えると面白い女優になると思うが。

脇に松坂慶子をつけたのが幸いして、この辺の粗い演技を埋めている。

ただ、その辺の演技がうまい堀北真希が出演する8月までに目配りと動作による感情表現を覚えないとバランスが悪い大河になりかねない。

映画「日本沈没」

一番の見せ場が最初の柴崎コウのワイヤーアクション。尋常じゃない動きで格好いいのだが、内心爆笑した。

そして、主役はどちらだろうと疑問に思って最後まで見て思った映画でもある。

世界中から支援を受けて2台しか日本に深くもぐれる潜水艇が無いのも不自然だし、2000メートルしか潜れない潜水艇で限界を超えていつまでももぐれるのも不自然な映画だった。

そのため、成功した時点でも何の感動もうまなくなってしまった。あまりに現実感がなくて。

結局この映画では、柴崎コウだけが印象に残ってしまった。うまい役者でもある草薙君が生かせず残念な映画だった。

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タイトルは「恋すればミステリー」