オズマの部屋 -バス釣り・政治経済・クルマ等-

「バス釣り日記」が主題。色々な話題を中年オヤジが持論で展開。「真実は孤独なり」を痛感する日々。

【再掲】2011/11/29-30 群馬・草津温泉 「さすがの草津!」の巻

2023年12月25日 08時09分13秒 | オズマ放浪の旅

 ★2011/12/05の記事ですが,自分の草津最初の旅行なので再掲します。この当時はハッシュタグを自由につけられなくて「国内旅行」にしかカテゴライズされなかったことがわかりました。

 水郷での釣りを終えた11/29。本来は潮来を6時ぐらいに出発して午後に草津到着を目指していた。

 しかし,釣行レポートにあるように安眠できる環境は潮来になく,オズマ1600GTは深夜1時に潮来を出発せざるを得なかった。

 潮来から草津への経路は,高速代をケチル意味もあり,結局練馬ICまではいつものように利根川高速メインで戻る。さすがに真夜中なので90分で帰京できた。

 ここからは関越で渋川伊香保ICまで行き,あとは国道を70キロ近くひた走るのである。だが,さすがに眠くなってきたので高坂SAで寝ていると....

 「おはよう! おはよう! おはよう!」

周囲がうるさい。寝ぼけ眼で周囲を見るとまだ暗い。もしかして6時ぐらいなのかと思ったがまだ4時半だった。不思議な「おはよう軍団」に安眠妨害されて(それでも1時間は寝ることができたが),次は上里SAを目指した。

 上里SAでは6時ぐらいになってしまったので,潮来で購入しておいた朝食をとる。そして,トイレでスッキリした後は一気に草津を目指した。

 しかし草津。地図で見るとおり高速ICから遠い。いくら田舎道でも茨城の平野ではないので結構運転は疲れる。それでも何度も休憩をとりながら,8時半には道の駅・草津についた。


平日なので静かでした。


日本ロマンチック街道。夏に制覇しようと思います。

 この道の駅から草津市街地まではすぐである。中央駐車場にとめて,共同浴場めぐりをしようとワクワクしながら歩いてみる


駐車場。2時間500円。


あの湯畑です。


これを見たかったのだ。これぞ草津。本場の温泉だ。


標高が高いので空気もいい。


自然湧出量は日本一。


この強酸性の成分が効能ありなのだ。


あふれる温泉。沸かしてないよ。

 まずは湯畑周辺を散策し,無料の足湯に入ることにした。これが実に疲れた体に効く。10分も入っていると体中ホカホカになってくるのだが,身軽になってきたところで,とにかく共同浴場に行かないと。実は地図ももたずに来たが,それこそ野生のカンで動くのが旅の楽しみなのです。


足湯でゆったり。いやはや最高です。

 白旗の湯という共同浴場に行くと,地元の方が数人居た。からだを流し,さっそく湯船に入ろうと思ったが.....

 「アチチチチチチチチ

 猛烈な湯温に感じた。地元の方に聞くと45℃ぐらいあるらしい。なので,じっくり体を慣らさないと入れないということなので,あの「ケロリン」桶でザバザバ体に湯をかけながらなじませていく。

 かくして15分ぐらい経った頃に,「この辺がゆるいですよ」と聞きながら入ると,なんとか湯船に数分は入ることができた。同時に,やたらと体にピリピリくると思っていたら,pHは実に1.6しかない強酸性である。あらゆる菌が高温とこの泉質で死んでしまうという。そのせいもあって,せっけん不要(使えない)の湯なのである,草津は。

 もう上がろうかと思っていると,茨城弁の方が入ってこられた。何でも常陸太田から日帰りで来られたらしい。アトピー治療のために2週間前にも来たという。肌がツルツルになってとても調子がいいとも言っていた。

 というわけで(いつものとおりなんとなく仲良くなってしまうので),しばらくはその方と湯めぐりをすることになった


ここが一番強烈だったかも。

 一口に草津といっても,実は源泉がいくつかに分かれており,微妙に効能が違うとのことである。この浴場でも地元の方から

 「メタボでも眼病でも何でも治るよ。水虫なんて1週間で消えちゃうよ。」

とも伺った。たしかに実感として,強烈な酸性なので効能もすごいのだろう。反面,カラダにあわない人にとっては地獄になる可能性もあるらしい...。

 そうそう,「源泉かけながし」はいいのだが,とにかく草津は湯温が高いので,こうした共同浴場も「少し人がいるとき」に行ったほうが入りやすいとも思う。とにかく熱いし,水道がついてないところもあるので,お湯が緩められるのを待つ,というところだ。

 かくして,湯めぐりは午前中だけで5箇所に及んだ。さすがにオズマはくたびれてきたので一度ホテルにチェックインして,それからまた散策をすることにした。


オイシソウなおそば屋さんを発見


ソースカツ丼セット・1050円。うまい。文句なし!

 このお店はなんでも創業300年だとか。それでも価格はリーズナブルであり,そばもご飯もみんな美味しかった。そばが美味しいと本当に幸せになるねえ。水郷でも昔はおいしい蕎麦屋さんがあった(佐原地区)のだが,最近はわからなくなってしまったなあ。


今度は西の河原(賽の河原)公園に。


そこかしこから温泉が湧き出ている。
まさに「賽の河原」の風景。

 この水がすべて温泉という事実。そしてこの先に露天風呂があるので入浴したが,そこは水道で緩めていた。そのせいか,どこか物足りなく感じた。もっとも,「アチーということはないので,それはそれでいいのだが,巷の温泉施設のように水道などは浴場にないので(草津のお湯は強烈なので入るだけで殺菌されるから),とくに女性は髪のケアに注意が必要だろう。

 賽の河原からは温泉街をふらふら歩く。歩いているとオイシソウなおせんべいが。


買ってみたら京都のお店だった。でも美味しかった。

 温泉に入っていたら,もう風邪が完全にカラダから消えている。そして食欲が戻ってきて,お昼のおそばのあとにソフトクリームとこのおせんべいを食べてしまうほど。万歩計が11000歩超えていたから大丈夫かな。


ゆもみちゃんです。
草津のキャラです。

 いわゆる「ゆるキャラ」とは違い,歴史を踏まえたキャラ設定に違和感なし。

 さて,チェックインして少し昼寝をしよう。


1泊13000円。ホテル一井です。いいでしょ,たまには贅沢も。

 ネットで予約したのでどういう部屋とかはまったくわからなかったが,潮来の騒音ホテルに比べるとさすが老舗のホテルである


メーテルも草津に着ていたよ。

 ホテルでの暇つぶしにバス釣り雑誌を買っておいたが,メーテルも着ていた。鉄郎も。999は「932」になっていた。松本先生も草津が好きなようである。このパンフは記念品なのでとっておこう。

 夕食・朝食はバイキング形式。まあこれはそれなりにということで。久々にビールが美味しかった。そして熟睡できた

 11/30。チェックアウトして再度散策してみると,まだまだ面白そうである。


これも共同浴場。今度来るときは半袖にジャケットでいいかも。
とにかく温まるよ。


道にはこういう案内板がある。


至るところに共同浴場。

 こうして,潮来→草津→東京という,意外に走行距離の多い旅行が終わった。

 東京に戻ると体からは硫黄のかおりが漂ってきた。だが,なんだかんだいっても練馬ICまで3時間かかるのは結構遠いかもしれない。オススメは高速バスかもしれませんね。温泉旅行だけなら荷物も重くないし。

 よし,来年は温泉旅行もカテゴリーに入れておこうか。

 そしてオズマ1600GT。12万キロまであとわずかとなったのである。


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