オズマの部屋 -バス釣り・政治経済・クルマ等-

「バス釣り日記」が主題。色々な話題を中年オヤジが持論で展開。「真実は孤独なり」を痛感する日々。

【『アオイホノオ』の影響?】映画版『銀河鉄道999』2部作は最高傑作だ!

2014年09月28日 00時01分26秒 | オズマの懐かしいTVアニメなど


私はときを旅する女。少年の幻影。

 『アオイホノオ』を毎週見ている。もちろん録画だ。深夜放送は僕の観る時間帯ではない。

 さて,ドラマの主人公・焔燃はとても「熱い」人間だが,僕も相当に熱いようだ。何しろ,『さよなら銀河鉄道999』『銀河鉄道999』を続けてまた観てしまったのだから。いったい何回目だろうか

 そうすると,子供の頃にわからなかったものが見えてくる。これは「ドラマ」なのだと。アニメという媒体を借りたドラマなのだと。

 そして,劇場公開時に,漫画原作があって,TVアニメも放映されていたにもかかわらず,おそらくすべての面で「映画だからこそ,みんながビックリする仕掛け・仕上がりを手抜きなく行っていること,要約するとこの2点に僕の評価は凝縮される

 子供の頃,まったく泣けなかった。だが,40UPのオトナが,ガラスのクレアが自ら犠牲になって鉄郎を助ける(プロメシュームに抱きついて破壊するシーン)シーンに自然と涙がでた。エンディングの悲しさは,最初の『銀河鉄道999』が最高だ。このシーンは,いまでも鉄郎とメーテル(野沢雅子・池田昌子)が再現すると,ともに涙が止まらないシーンだということだが,まったくもって同感だ

 それにしても,30年以上も前の映画なのに心にうったえるのは,そのドラマ性だろう。実際,僕もTVアニメ版を見ていたはずなのに,あまりにも劇場版の影響が大きく,ストーリー展開を誤ってしまうほどだ。つまりは脚本と演出のすごさ。原作を超え,TVアニメを超え,映画単独で完結させるその技に感激する

 『ガンダム』はその点,かなり冷静に「戦争は悲劇だよ」とみられる。泣いたこともない。『ヤマト』も沖田艦長が死んでしまうシーン(あとでサイボーグになって蘇るけど)で泣いた記憶があるだけだ。大人になってからみた映画では泣いた記憶がない。

 恐るべきは松本零士,いや,それを昇華させたグループの仕事・職人芸。

 いまあらためてオススメしたい「映画」である。まったく知らなくても,むしろ大人になってからの方が感動するかもしれないゾ


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