オズマの部屋 -バス釣り・政治経済・クルマ等-

「バス釣り日記」が主題。色々な話題を中年オヤジが持論で展開。「真実は孤独なり」を痛感する日々。

【今江克隆のスピニング論】問題は「整備性のよさ」が維持費節約に重要な要素だと思う。

2024年06月20日 00時00分00秒 | オズマのバスタックル

 今江克隆プロが,どことなくズレたような記事をUPしていて,自分はスルーするつもりが,「やっぱりちょっと違うのでは」と思ったのでここに記す。

 とりあえず,最新のリールについては気にしない。

 問題は,シマノの旧型がなぜ愛用されているか,だ。

 今江プロ曰く「ギアの堅牢性」だというが,僕の見解はちょっと異なる。

 ずばりそれは「整備性のよさからくる,維持費節約」だ。

 ダイワがギア関連の単体供給しないことは事実。SLPにすべてやってもらうことで,ダイワとしては「心臓部はメーカーにまかせて」ほしいというのが建前だろう。

 一方のシマノは,メインギアから単体供給する。つまり,ちょっと手先が器用な人なら自分でOHすることも不可能ではないし,メーカー任せにしなくていいので「好み」が反映できる。

 シマノ・コンプレックスについていえば「バス釣り専用」機種として開発された(というか,後出しジャンケンともいう)。「後出しジャンケン」なのは,一世代前の高級機種の機能がてんこ盛りだからだ。異なるのは,ボディの素材ぐらいだろう。17コンプレックスが出たときは「16ストラディックCI4+をチューンするより安いじゃないか」とまさに実感した。

 もっとも,そのボディ素材の違いも厳密には違うのだろう。巷間言われる「樹脂ボディ」の弱さは,長所になることだってあるはず。なんでもかんでも「剛性」は強ければよい,というものではないと思う。「たわみ」も必要だということだ。

 まあ,今江克隆プロにしてみれば「悪気なく」「ウキウキしてしまって」書いているのだろう。だが,影響力は僕の記事なんて「無」なのに対し,かなりあるはず。

 なお,記事内で推されていた「13コンプレックス」はもう部品供給が終わっている部分が多いので僕は勧めない。何度も書いているが,スピニング・ベイトとも「21世紀仕様」になったのは2016年モデル以降が顕著だからだ。

 程度のよい,16ストラディックCI4+があればまた使ってみたいとは思うが,たぶん3台ぐらい使って「限界」を感じたのも事実。OHしても限界があるという事実に「価格差」の意味を知った。同時期に購入した16バンキッシュがOHにより「ステラ」のようになってしまうのに...。

 なお,以上も,あくまで素人の意見だから鵜呑みにしないでほしい