稀勢の里が初日黒星、横審委員長も落胆…「これだけみんな期待しているのに」
仕事はこなしているものの,12月から1匹もバスが釣れない。
釣りが趣味でない人にはわからない感覚だろうが,毎週それなりに試行錯誤するがゆえになのか,まったくダメなのだ。
ニシネ師匠は「もっと気軽に」という。
しかし,オズマの性分は,こと「釣り」に関して,物心ついたときにはすでに「オヤジに負けたくない」という思いが必死だった。
釣りのために友人もどきはいくら失っても平気だったし,釣りのために本当の友人ができることもある。
もはや趣味でなく「生活」の一部なのが釣り。それが僕にとってのバス釣りなのだ。
対する稀勢の里。
負ける予感がしていた。
そして立ち会った直後「頭も腰も高い,これは負ける」と思ったところでやはり負けた。
まったく異なる出来事なのに,同じ心境になってしまっている。
自分なりに何かをつかもうと必死なのに結果がでない。
僕の場合の釣りは職業ではないから,やはり一旦距離をおく必要もあるかもしれない。
振り返ってみれば,毎年1月下旬までは出家の連続だったんだ...。
そして思う。この苦しみを自ら乗り越えてこそのバス釣りだ。