熱中症で死んでいる人が出ている。今回の釣行は,自分の立つ場所次第でこんなにも暑さが違うのかと思う釣行だった。
毎回朝マズメからやりたい気持ちはあるものの,眠りたい気持ちが上回る釣行前日。睡眠不足で事故になったりしたら大変だからなおさらだ。夏の釣りは「水分」「日除け」の準備が本当に重要で,自分は事前に2Lの凍結スポドリとバスタオル首巻きをしている。
水郷に着いたのは5時30分ぐらい。すでに日は上っているが,下の新護岸(震災後につくられたもの)の場所ではないのでそれほど暑さを感じなかった。
この白い護岸は灼熱。まともに歩けないヨ。
天からのお告げがあり,午後にちょこっと向かったのだが強烈な暑さで撤退したポイント。しかしまあ,水中をみるといろいろなものが沈んでいるようで,次回以降はタイミング次第だろう。
閑話休題。
アサイチは,先週調子のよかったスピナベバジングから入る....って,3投目ぐらいでいきなり釣れちゃいました。
この釣りのキモは沈めないことかな。
沈めるとバイトがない。水面に気分が行っているバスを相手にするので沈めるとまるで反応がない。まあ,これは先週の復習です。
ところが先週と異なるのは本格的な猛暑となっていること。すなわち強烈な日差し。となれば,シェードにたまっているのかとおもいきや,そこに居るのは小バスばかりで,ルアーにアタックしてくるもののフッキングしない。
こういうときは気分変更。エアレギウスからフォースグランディスに持ち替えてクランキング。SKB48である。久々に結ぶなあ。サシコとかいうメンバーが移籍したんだっけ(違うか)
って,いきなり強烈なバイト
レギュラーサイズがクランクに。春以来か。
気がつけば今年はなぜかあまりクランクを投げていなかった。しかしやはり釣れるわけである。ワームでアタラナイバスが釣れる理由はあるのだから,うむ,次回以降も忘れずに,いや,入れ替えをして用意しよう。
それにしてもベイトフィネスにはサッパリである。いや,すでに7時ぐらいで汗だく。リック・クランのマネをして真夏に冷房を効かせないでクルマに乗ってきたが,そろそろ程度問題かも。事実,昼寝が十分にできないぐらいだし。
ベイトフィネスをいったんあきらめ,今度はジカリグに。使うのはほぼ毎回なのだが,バスの反応が出る前に飽きてしまっていたリグ。それでも数少ない日陰にぶち込んでみた。
強烈なアタリでレギュラー。
ジカリグはテキサスよりも使いやすいと思っているが,なにぶんワームへの集中力が続かない。クランク・スピナベは1日投げられる根性があるがワームにはないのだ。オズマ最大の弱点である。
それでも頑張って,少し移動して,あの自身が水没したポイントに移動。ヤケクソでカットテールをド遠投。すると,コココンというバイト。同時に巻き取るが,バスが手前に突っ走ってくるのでバレちゃうかと焦りましたよ。
カットテールで4匹目。
相変わらずクロだけ。
この後は迷走である。
新規開拓すべく,水路めぐりを敢行 いかにもよさそうな水路を発見しても,そもそもバスがいないのか何なのかまったくバイトを得られず数時間を経過。しかし,いまだに行ったことのないポイントというのはいくらでもありますな。そしてまた,そうした探索にはジムニーがおそらく最強でしょう。ジムニー,セカンドカーでほしいなあ...。ジムニーが最強ですよ,おそらく水郷では。
結局新規開拓はままならず,かつての名声を得たDへ移動。要はドブ川である。それでも実績は多数。そして今日の渋さからダウンショットで勝負。マスバリに2インチワームをセットすると,やっとこさ5本目が来た。
リミットは達成した。
しかし,その後は見えバスに翻弄。こんなときのためにノーシンカーワッキーもやってみたがそれにも無反応。
だが,サンフィシュ科の魚はまだ他にも居た。
ギルが今期初釣れました。ビッグギルポイントじゃないから厳しいけど。
すっかり忘れてました。この魚を釣る技術も根性も。
合計7匹を釣って,近くのファミレスで昼食&昼寝。
大汗をかきながら昼寝から目覚めて向かったのは嘉襟之川。夏によい思いをしたことがないのに来てしまった。案の定,ギルバイトばかりでバスには出会えない。この川,ホント,春と秋以外は使えないなあ。やはり岸際の変化が乏しいからかな。9月の減水シーズンまではガマンしよう。
結局4Lの水分をとり,クーラーをかけた車中では腕から塩分が吹き出ていたのにビックリ。もしかしたら軽い脱水症状だったのかも。後頭部の頭痛もあったしネ。次回からはタオルをさらにしっかり巻いて予防しよう。