時々雑録

ペース落ちてます。ぼちぼちと更新するので、気が向いたらどうぞ。
いちおう、音声学のことが中心のはず。

講習会をはしご

2008年03月01日 | Indiana大学
学期中はキャンパスのあちこちで講演会、研究発表がほとんど毎日行われてます。
今日も例にもれず、さまざまなイベントが目白押し。参加したのは先週から続いているLaTexの講習会。うちの学科のプログラミング達者たちが企画してくれたもので、今日は実習。Latexを編集して、PDFにするところまで教えてもらいました。いずれマイクロソフトの製品からはできるだけ手を引きたいし、LaTexはやっておけ、とさまざまな人から言われているので、とっかかりにしたいもの。

その後、Kewley-Port先生のところへ行って宿題について教わり、取って返してスペイン語学科の主催の講習会。講師はイリノイ大学のShostedさんで、テーマは呼気圧データを採る実験装置の使い方。彼はUC Barkeleyでいい博士論文を書いて、その後も活躍しているよう。昨年のICPhSでも会ってちょっと話す機会がありました。さまざまな測定方法の利点、欠点をわきまえていい研究を積み重ねているようで、勉強になりました。

言語学科が呼んだYvan Roseという人の音韻習得に関わる講演会もあったのですが、重なってるので断念。サンドイッチ食べながら話そう、という企画にだけ参加。ちょっと話だけさせてもらいました。またタダメシ。

キャンパス内を走り回ってはしごしましたが、聞きたいもの全部に行くのはとても無理。たとえば、金曜日は毎週David Pisoni研究室でメンバーかゲストの発表があるんですが、これもたいてい行ってません。難しくて解決の見込みが立っていない宿題が目の前にあるので興味があってもあきらめる、ということも少なくない。それじゃあダメなのでしょうが、「ぎりぎりになっても分からない」というのはどうも怖くてできません。