時々雑録

ペース落ちてます。ぼちぼちと更新するので、気が向いたらどうぞ。
いちおう、音声学のことが中心のはず。

Spring Break

2008年03月09日 | Bloomingtonにて
一週間のSpring Breakスタート。宿題、一本論文を仕上げる、発表の準備とやることは多いですが、一息つけるのは間違いない。昨日はずっと宿題のためプログラムを書いていましたが、今日は久しぶりにゴロゴロ、だらだら。この一週間、親戚のいるSan Franciscoへ行く、なんて人もいたけど、話をした大学院生はたいてい「どこへも行かない」という答え。学会に出る、という人も少々。

昨日朝からずーっと雪で、夜中も降り続いたので、めずらしくけっこうな積雪。10センチ程度だったでしょうか。それでも昼前から天気がよくなって気温は相変わらず零下ながらかなり融けだしました。夕方アパートのすぐ裏のクロカンコースに出てみましたが、ウサギと見られる足跡もちらほら。ただ、それより目立ったのはスキー板の跡。どうやらスキーを持ち出してクロカンに興じた人がいたらしい、けっこうな起伏があるコースなので、気持ちは分かる。

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夜、名古屋国際女子マラソンの速報をインターネットでチェック。Bloomingtonはアメリカ東海岸時間なので、スタートは前日8日の午後10:15。

ラップタイムを見た限り、低調なレースに終わった印象。たぶん有力選手の誰にもコンディションに自信がある人がいなかったんでしょう。だから前半けん制しすぎ、仕掛けも遅く、おかげで初マラソンの伏兵にチャンスが来てしまった、と見ます。これで五輪代表の選考レース全部が終わったわけですが、前回、1位と5位というすばらしい成績で、今回の選考レースでもしっかり結果を出した2選手(野口、土佐)以外、これといった選手が台頭しなかった、という感想です。

高橋さんについてもちょっと。彼女のピークはもう10年前、駅伝でもマラソンでも勝ちまくっていた1998年ごろで、その後の競技力は頭打ちだと見ます。それでもシドニーで勝っちゃうのはすごいですが、その後の負担にもなったかも。そこからは上を目指しては故障、という繰り返しで歳月を重ね(陸上選手に共通の課題でしょう)、あとはトップレベルから「どう降りていくか」という状況だと見てました。とはいえ、スローペースなのにあっさり離されるほどとは意外。それでもまだ応援してくれる人がいっぱいいて、プロとして競技生活を続ける望みもあるらしい、幸せな人だなあ、と思います。