1966年にマルコムX。1968年にキング牧師。
アメリカの黒人民権運動を牽引してきた指導者が相次いで世を去る。
そして、1970年代。
次に登場したのが政治結社『ブラックパンサー』──。
早速、今年一番の映画が出ました!!
傑作です。いや~、面白かった。あっぱれ!
社会問題がテーマで一見堅苦しそうでも、見たら2時間あっという間。
国民の創生もそうでしたが、差別の作品って胸を打つな。感動した。
監督がシャカキングとかいう。
ふざけた名前だったから心配したけど取り越し苦労w
ブラックパンサーは日本にも支部があったそうで。
当時は相当の勢いだったんだな。
それは、FBIに睨まれるほどの……
フレッド・ハンプソンが抱いた壮大な理想。
ウィリアム・オニールの心の葛藤。
このせめぎあい。これが実話なんだからすげーよな。
とにかくラストの衝撃ったらない。度肝抜かれたわ。
これは見てもらわんと始まりません。
今の時代だからこそ、見るべきだとも思う。
もう多くは語りません。超オススメです。
悪いことは言わん。とりあえず見て。
では、また。
バースオブネイション↓
P.S.
一つ気になったのが、映画のおまけ映像。
監督や役者のインタビューなんだけど、そこで、
誰1人として、オニールに言及していなかった。
まぁ、そういう話題じゃなかっただけかもしれないが。
かなりその部分に闇を感じた。
なぜオニールは裏切ったのか。
裏切りながら、戦い続けたのか。
そして、最後に自殺してしまったのか。
黒人はそこにこそ目を向けるべきなんじゃないか。
それでこそ、真の民権や主権を手に入れることができるんじゃないか。
ただの裏切り者と決め付けるんじゃなくね。
コロナ禍でアジア人差別が蔓延して暴行事件もあったけど、その犯人は黒人が多いと聞く。
白人も黒人もアジア人も同じ人間です。
ただ、それぞれが心に、それぞれの闇を抱えてるだけで。
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