日々是迷走中

まったく同じ名前のブログがあるけど、gooのがあたしの。
自称永遠の八歳。
ただし他称、宇宙人。

うぇ~い(;・∀・)

2014-12-16 19:09:35 | 日常
買い物のとき、旧友にばったり。
どうしてた?から始まって、しばらくおしゃべりの花が咲く。

そういえば、さ、今年は町内放送で熊が出た、って、一回も聞かなかったよねぇ。

友;出たよ?何回も。(彼女の家は、「よく出没する地域」に、ある)

うえ?なして放送かけなかったんだろ???

友;報告するとさぁ、警察とか猟友会とかが何回も何回も聞きに来て、仕事にならないから、って
  みんな、黙ってるんだよ。秋口は日も短いし、野良での仕事が詰まってるのに。

確かに。お日様勝負だもんね、この(熊が出没する)時期は。
だけど、危険でないの?

友;この辺に出る熊は、里熊だから。そんなに危険ではないよ、人を怖がるし。
  農家のおばあさんなんかは、収穫しても売れないようなハンパな野菜や傷んだ果物、虫食い栗なんかを、
  山盛りにして畑の柵の外に出しておくって。
  そうすると、夜中にこっそり来て、朝になると、食べてどっかに行っちゃってるみたいだよ。
  食べ物が確保できると、畑を荒らすことも無いから、いいんだって。片づけにもなるし。
  山の熊みたいに、いくらでも食べるなんてことはしなくて、人間のことが怖くて怖くて、そそくさと最低限の量を食べて
  すたこら逃げる。かわいそうなくらいだ。

餌付け?(;´▽`lllA``)

友;ちっさい頃から知ってるから、もしかすると、そうなんでない?( ´艸`)

そっか。そうだよなぁ。。
ペットに対するみたいな心情ならば、殺されるかも?と判ってて通報はしないよ、ね。



ちょっと考える。我が家の山守たちも、うちの山の熊は里熊だから、悪さはしない、って言ってた。
長い長い野生とのつきあいから生まれてくる言葉だと感じた。
でも、いちおう、家の四方には犬を繋いでるっけ。数頭の犬が吠えると、熊は離れていくそうだ。
昔大型犬(コリー)を連れて山を歩いていたとき、犬が頭を高くして遠くの匂いを確認していたことがあって。
(よくしつけられた大型犬は、飼い主の命令無しに勝手に狩りなんかは、絶対にしない。
 ただ警戒の反応を示すだけ。
 数頭連れて歩いていると、たまに、数匹組んで野ウサギを追い出したりしてるけど、あれは単なる遊びで
 しとめたりはしない。みていると、おっかけっこを楽しんでる子犬みたいなものだ、と思ったっけ。
 絶対に傷つけないし、とことんまで追い詰めるなんて、しない。
 「わっ!」と驚かせて、逃げても追いかけない。
 行く先に別のが居て、また「ばぁ!」と驚かす、みたいな。
 ウサギのほうも、「ちっ!こっちにも居たか!」みたいに、少し余裕を持って逃げているっけ。
 真剣になりそうになったら、犬笛を吹く。
 犬は、すぐ飼い主の下に集合する。ウサギは、いつも、首を伸ばしてそれを見ていた。
 だから、また同じ山に行くと、ウサギが挑発したり、する。
 お互いに遊んでいる。
 たまに、犬のほうが馬鹿にされたりして、笑っちゃったりもする。)

翌日の新聞に、その歩いていた辺りに熊が出たって書いてあって、「もしや、あれ?」と、怖くなったっけ。
(最近、悩みは熊ではなくて鹿だそうで。畑を荒らすのは言うに及ばず。
 木のぐるり(周り)を、かじって食べてしまうため、木が死んでしまうそうだ。
 食害だよ、って。カモシカかと聞いたら、普通の鹿だと。
 どっかから流れてきたんだべねぇ。見た目可愛いけど、向かってこられたら肋骨折るし。
 確かに危険だよな、大型だし。)

ーーーーー書き足しーーーーー

鹿の食害対策で、最近はやってるもの。
木の根元付近(食べられる高さまで)に、ビニール貼るんだって。
食べられないもの、と認識して、かじらないそうです。
植林なさってる方で困ってらしたら、高価な木にだけでも、試してみるのも一興か、と。
春先に、はがすのをわすれないように^^;

ーーーーー書き足し終わりーーーーー

山の熊、里山の熊。
少なくはなってきているみたいだが、違いをどう判別するんだろう。
同級生の猟友は、ポインターを連れて歩いているが、熊相手だと怖いだろうな、とか。
いろんなことを思いましたですよ。
爪や牙のある獲物に対しては、毛の短い犬種は危険です。対応しかねる。
分厚い毛並みは、相手の爪や牙から身を守るものだから。
あたしのコリーは、土佐犬の子犬に首に噛み付かれて、そのまま「迷惑そうに」ずるずる引きずって歩いてきましたよ。
いくら相手(土佐犬)が生後二ヶ月の子犬だといっても、体長65~70cmくらいある。
こちらの首周りがみっちり毛で覆われているから、できる技。短毛種なら、怪我してますって。
(しかし、土佐犬って、ほんと、よく噛み付く。じゃれて遊んでいても、噛み付いたら離さない。すごいよ。)
熊猟には、それ専用に子犬のときから仕込まれた犬を使います。子犬も、それ系統の血統の子を選びますし。
専門外の犬種は、すたこら逃げたほうが無難です。気合だけでは、なんともなりません。はい。
あたし?逃げるどころか、近づきません。(;´▽`lllA``)てへ。

ちなみに、熊に向かってこられた経験あり。
うっかり「子熊が居るよ~」の声に釣られて、気を抜いて覗き込んだのが運の尽き。
野生をなめちゃぁ、いけませんやねぇ。
大きさは比べようもないですが、突進してきた素早さは獲物を狙う猫並みです。
檻がものすごい音で揺れて。
壊れるかと思ったが、みんなは「大人のクマでも大丈夫だから」と平気な顔してた。
捕まっていたのは「山(里山ではない)の子熊」でしたが、檻に入ってなかったら、死んでたかもしれない、あたし。
という恐怖を感じました。相手も死に物狂いでしたでしょうから、しかたないんですけど。
びっくりしすぎて、平然としたまんまだったので、みんなはあたしの恐怖心には気づかなかったようですが。
反射神経は人並み以上と自他共に認めているあたしでさえも、対応できないほどの「すばやさ」だった、ということ、なんですよ。

鼻先20センチに、鼻にしわをよせて、あたしとしっかり目を合わせたクマの牙。
荒い息が温度まで加えて届く。涎の生臭い臭い。

うーーーーーー。くわばらくわばら。(;・∀・)


もう熊さんたちは冬眠してるんだろうなぁ。
秋口に、ちゃんと食べられたかな?ひもじくていませんように(ひもじいまま冬眠に入ると、途中で目を覚まして危険、というのも、心配)。
と、祈る。

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