中国家庭料理の店つくしのおばちゃんブログ

二人三脚でやってきた相方を失いましたが、美味しい!の笑顔が好きだからこれからもやり続けますよ。よろしくお願いします。

想い出

2016年02月20日 | 中国料理
わがつくしのマスターは、2年前に亡くなりました。
C型肝炎から進行した肝臓癌でした。
最近になって画期的に助かる薬が出来
あと少し早くに間に合っていたならと、
悔しく思う日々です。

初めてC型肝炎にかかっていると解ってから
25年・・・
7年前に癌が出来てから
5年闘いました。

若いころから丈夫な人で
勿論、入院なんてした事はありません。

その人が初めての手術台に寝かされて
まるでテレビでよく見るシーンのようだ。
と病院での大学ノートの日記を
見つけて読みました。

注射一本打つこともなかった人生の、
ターニングポイントでした。

助かることがないと言われてからの
毎日は、奇跡と言う希望に
すがることでしか、生きて来れなかった
悔しさ!

それでも、つくしの繁盛を夢見続けた
5年間でした。

今、一人でこの味この店を
一人でも沢山の人に味わっていただく事こそが
残された私の役目だと
つくづく思います。
一品一品丁寧に心をこめて作っていこうと
思います。


腕がけんしょう炎

2016年02月19日 | 中国料理
まことに誠に情けないですが、
右手がけんしょう炎になりまして
ちょっと辛い毎日を過ごしております。

原因はと言うと
餃子の皮を手作りでやらなければならない状況に
追い込まれてしまったからです。

つくしは、
創業以来使っていた麺屋さんが、
麺の配達も辞めてしまうからです。
東京の西武、三越、などにも納めている
美味しい麺やさんですが、
やはり、時代の流れで
もう自分のお店だ餃子を作るところが
無くなって来たことと、
個人店の小さな店が
どんどん閉店に追い込まれているそうです。

今後軽減税率などがこのままで進めば
もっと閉店に追い込まれる個人店は増えるでしょう。
なんとも、厳しい話です。
何とか頑張ろうと、手作りの皮に挑戦しておりますが、
ちょっと厳しいです。
何とか機械の力も借りてやれればとおもいます。

でも、餃子はまた少し美味しくなったように
思っておりますので、
是非ご賞味ください。