中国家庭料理の店つくしのおばちゃんブログ

二人三脚でやってきた相方を失いましたが、美味しい!の笑顔が好きだからこれからもやり続けますよ。よろしくお願いします。

鮎の友釣り

2012年05月31日 | マスターのブログ
僕の親友の高本君、通称高ちゃんに彼が35才の春、かわいい恋人が出来た。その年の6月に当時生活の基盤だった八王子から2人で奥多摩に行ってみたいと言われ僕は車が運転出来たのでよし行ってみようという事になった。秋川沿いに奥へ奥へと進んだが、確かに初夏の自然は気持ち良いものだった。進むにつれてこの渓谷では、鮎がつれるということが解った。
成程船宿らしきものがポツポツ見えて来た。高ちゃんは岡山県の出身で高梁川の近くで育ったのだそうだ。よし!鮎を釣ってみようという事になり何軒かある船宿の軒をたづね、鮎釣りのための入漁券を買った。
友釣りの鮎、釣り道具一式、初めての体験なのに何とか鮎釣りのかっこうだけは出来た。だが、2時間たとうが3時間たとうが、3人の友釣りの鮎は頑張ってくれているのだろうが、中々釣れそうにも無い。僕よりは気の短い高ちゃんは恋人の手前もあってとうとうあきらめてしまった。それでもしゃくだから友釣りの鮎は食べてしまおうとゆうことになった。河原の石で三方を囲んで細い木の枝をさがして鮎をさす。その辺は高ちゃんは手際よかった。火をおこしいよいよ焼く段階になって僕がちらっと今まさに焼かれようとしている友釣りの鮎をふと見ると気のせいか僕と視線が合ったその鮎がすまなさそうな表情になったような気がした。
当の高ちゃんは恋人との次のスケジュールがあったのかも知れない。友釣りの鮎を焼くことには何の感情も表さず焼きあがる頃には持ってきた缶ビールを勢い良く開けて焼けた鮎を頭から食べ始めた。私も食べようと手を伸ばしたが焼かれる前の鮎のすまなさそうな表情がなんとも気にかかった。後年会社の接待で再び秋川をおとづれたが、その時は茶屋料理で鮎を食したがあの時の鮎のすまなさそうな表情を思い出していた。

今年のイチゴたち

2012年05月29日 | おばさんのブログ

やっと赤くなり始めました。イチゴを作り始めて3年目になります。沢山増えすぎて欲を出しすぎました。ベランダは苺に占領されています。しかも、去年より甘さが足りません。きっと寒さのせいと古いほうの株も多かったのかもしれません。ことしは収穫が終わったら少し整理してしまいましょう。苺の苗は自分でふやしてこそ意義があると見つけたり!来年は甘ーい苺を実らすぞー。

ヒョウ

2012年05月28日 | おばさんのブログ

こんな沢山の雹を見たのは初めてです。しかも結構大粒で。子供の頃ならおもしろくて喜んでいたでしょうがやはり竜巻のことが頭をよぎります。これからは、覚悟しなければならないのですね。太陽のコロナが減っているという観察されているそうで、日食で観察できるそうで50年前には解らなかった太陽や宇宙のことがどんどん解明されてゆくと聞くと益々おおいなるものに感心させられます。いろんなことを受け止めて行く時代なのですね。


今年の春

2012年05月28日 | マスターのブログ
今年はいつになく春が遅かった。そんな想いで東北の春を待ち焦がれていたのは、私だけではないと思う。雪解けが始まってむせるような土の下から名も知れぬ新芽が出始め、陽射しが日毎にあたたかさを増し、長い東北の冬も終わったのかなあと、アスファルトの道路が何日もかわいた姿を見せると春はたしかにやって来たと人々の表情もゆるんで来る。チュチュチュと今まで
聞かなかった小鳥の鳴き声もたしかな春を告げているようだ。

激しい競争

2012年05月25日 | インポート
わが店はこの頃どんどん暇になって来てマイッテマス。テレビから流れるさまざまな食に関するニュースだけでもすごくたくさんのものが目にも残らないくらいの速さで流されています。その影にはその一つ一つを作った人がいるのですね。コンビニの躍進が伝えられますがチームを組んでの研究と開発を見るにつけ本当に感心させられてばかりの毎日です。今日も時間に任せ店の前のメニューを工夫して一枚ずつ料理を作り写真を撮りそれを印刷貼れるようにするまで全部自分でやっていることにむなしくもなってしまう毎日です。スマートなチェーン店ののぼりや写真の大きな看板が次から次へと書き換えられていくのを横目にうらやましく思います。本当にこの先と弱気になってしまう雨の日です。明日晴れたら又強風にも飛ばされないように貼り出す事としますみかんの花が咲き始めました。