C型肝炎 に取りつかれて

C型肝炎と診断されたのは平成２年の健康診断でした

即入院！その通知にドドドーンと叩きのめされてから２３年経ちました。

そして下された審判は、抗がん剤治療の入院でした。
仕方がないのは理解できます。
寿命と癌の進行と
自然なことなのです。
と医師に言われました
。全部を受け止めますが

情けないことですが、
その費用を払うことが出来ません。
多分おそらくこの日本の
守られてきた医療制度からはじかれたC型肝炎患者の苦しみはこれから始まるのでしょう。
充分な治療を受けられるのはほんの一部でしょう。

その他はおそらく肝臓癌から転移して命を終わる人が何万人になるのでしょう。
フェブリノ製剤よりも
多くの人の命が
叫んで居る事をどのように訴えてゆけばいいのでしょうか。
苦しみの中で声を力にならないのでしょうか。
選挙の得票率に命も取引される世の中ですね。

中国家庭料理 ラーメン つくし

２７年やってきました。
出前も出来なくなりお店だけでもと
切り替えましたが
外食ということに厳しいこの頃
個人店の生き残りは本当に解りません。
そんな中とても嬉しいお客様が来店いただきました。お子様が
生まれた日にうちの店のオムライスを出前で取っていただいたこと
そして、この子はオムライスでそだったようなものです。とまで
仰っていただきました。もう成人なされてお誕生日に
また今度は来店して召し上がって下さったそうです。
本当にやってきてやって来られてよかった。としみじみ思います。
かなり疲れた身体もげんきをもらいます。
マニュアルでは無い、じいちゃん、ばあちゃん、のお店もありかな？

中華料理 ラーメン つくし

この頃思う事
もう２７年になります。
つくしを昭和６１年に始めてから
行政道路に面して
営業していた店を閉め
平成１６年にこの我が家を改装して
初めました。
賑やかだった昔のことが
どうしても離れない毎日でしたが、
どんどんお客様は減っていきました。
景気のせいにしてては始まりません。
新規のお客様にアピールしていかなければと思います。
常連のお客様のお蔭でここまで来させて頂きました。
やはりご新規さんに訴えるにはどんなことができるのか
考えてゆきます。
出来れば子供たちにこの味を知って欲しい。
我が家の孫達を見ているとつくづく思います。
私もC型肝炎から肝臓癌もなりました。克服しながら
なんとか繋げていきたいものです。

中国家庭料理 ラーメン つくし 肉まん

今朝はほんのり雪化粧
このくらいの雪なら大歓迎ですね
雪かきができるほどの元気がありませんから。
なにしろ寒い冷たい毎日で
体に浸みわたります。そのせいか
肉まんが結構売れています。
まだまだ美味しくしようと思っております。
子供の頃凍てつく満州で
競うように売っていた饅頭（まんとう）売り達
その手には不思議なほど
ふわあーとふくらむ饅頭が！
お酢の入ったものもあり
それがまた本当にうまかった。
懐かしいこの季節です。

中国家庭料理 ラーメン つくし

大鵬が亡くなった。
巨人大鵬たまごやき！
で育った世代
淋しいですね。
私もとうとう出前を辞めてしまいました。
悔しいですが
やはり７６という年には勝てません。

勿論精神力はまだまだ６０代のつもりですが
今日もかかってくる出前のご注文の電話に
ああこの方も長い間御ひいきにして下さっていたなあと

本当に有難く感じます。
残念ですが
私ももっともっと長く元気でいつまでも
店をやっていきたい
という思いが決断させたことなのですから。

おっと、くやんでばかりになりましたが、
どうぞ、こんな頑固爺さんの
心意気も解ってやって下さい。
そして、ぜひお店に足をお運びください。
じいちゃんばあちゃんの店ですが
こんなのもあり！て感じでよろしくお願いします。