土佐のくじら

土佐の高知から、日本と世界の歴史と未来を語ろう。

野中兼山の再来 橋詰毅(つよし) 一石五鳥の津波対策

2013-07-10 18:15:06 | 天才橋詰つよしの挑戦

土佐のくじらです。

今私は、友人で高知選挙区から参議院選挙に出馬した、橋詰つよし候補を応援する記事を書いています。
友人とは言え、自ブログの紙面を割いて、連日書き続けることができるのは、彼がそれだけの人物であるからです。
そして、高知県は長年の貧乏県から脱し、永続的な繁栄の地へと変貌できるからです。

高知県の歴史の中で、かつてこれを実現したのが、江戸時代初期の山内藩家老、野中兼山です。
ですから私は橋詰つよし氏を、野中兼山の再来だと思っております。
高知県民は、党派宗派を超えて、野中兼山の再来=橋詰つよしを応援するべきだと思います。

高知県は、いつか来ると言われている、南海トラフ地震(東南海大地震)による、津波の被害が最大と予想される地域です。
各党、南海トラフ地震いついては、それぞれの持論をお持ちだろうと思います。
しかしそれらは、単なる津波対策であります。

どれだけの海岸線を、どの程度の堤防で防ぐか。
また、それを構築するための予算は・・・。

様々な要素がございますが、どれも押しなべて、津波対策だけ・・・なのです。
ですから、それを聞いた高知県民は、がっかりしてしまうのですね。
なぜなら、今の高知県民は人口が少なく、これといった産業もない、国家の中では、優先順位の低い県であることを、我々高知県民は自覚しているからです。

つまりそれでは、後回しにされることが、眼に見えているからです。
橋詰氏のすごいところは、その津波対策自体の付加価値を高めることによって、
結果的に国益を守り、それだけでなく、大幅に増やしてしまう考えを持っていることです。


私は、「なぜ、津波対策に、浮上式防波堤なのか?」と、橋詰氏に尋ねたことがあります。

その時の、氏の返答は簡潔でした。それは、

「浮上式防波堤なら、国防も同時にできるから。」
「時間と予算が許すなら、全ての砂浜海岸を浮上式防波堤で囲いたい。」


というものでした。

私はその続きをお聞きしましたが、これ以上、ブログ記事で述べるわけには参りません。
橋詰氏は、友人である私を信頼し、教えてくださいましたが、国防面での見解を余り詳しく言うことは、
相手に先を越され、日本の安全保障を危うくする可能性があります。

橋詰氏は、国防に関する定見には、すさまじいものがあります。
これ以上は申せませんが、確かに橋詰流ならば、完全に守りきることができるのです。

ヒントは、明治維新の国防面での成功事例、そして元寇来襲時の博多湾防衛にあります。
そして橋詰流は、単なる浮上式防波堤ではなく、日本国内のある企業の、独自技能を二つほど組み合わせるものでした。
それは、堤防を硬くする技術と、錆びなくする技術を組み合わせるものでした。

橋詰流津波対策は、鉄壁の国防を兼ねているのです。
これは拙ブログで、「誇るべき日本の歴史」を書き続けて来た、私の見解を信じていただく以外ありません。

また単なる防波堤ならば、津波が来るまでは価値を見出すことはできません。
津波が来る”その時”までは、価値のないものなのです。

しかし、国防を兼ねているならばどうですか?
随分とお買い得感が出て、価値がグンと上がりますよね。

津波対策だけなら、”津波が来るその日のためだけの予算”となりますが、国防ならば毎日のことです。
日割り計算だと、一日いくら・・・という試算が算出されるならば・・・。
これだと随分と現実性が出てきます。

野中兼山は、高知平野を用水路で土佐を護りました。
用水路は、実質的には堀の役割を果たすからです。
堀だけなら、それが富を生むことはありませんが、堀を用水路として使うことで、兼山は投資を回収していたと思われます。

橋詰流津波対策は、国防にもなります。
日本の国防負担は、それだけで相当軽減されます。
しかもできてしまえば、永続的に完璧に護りきれるのです。

また浮上式でなければ、土佐の美しい海岸線を、県民はもう見ることはできません。
また、海上に一つの規制を設けますから、流通産業への影響もありますし、
風の流れが変わることで、農作物への影響や、県民の健康への影響も懸念されます。

一つのインフラを、同時に複数の価値を持たせれば、結果的にお安く、またそれだからこそ、立派なものができるのです。

さあこれで、一石二鳥ですね。
そうなのです。
橋詰流津波対策には、まだ付加価値があるのです。

やはり橋詰つよしは、野中兼山の再来なのです。

                                                 (続く)









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