土佐のくじら

土佐の高知から、日本と世界の歴史と未来を語ろう。

野中兼山の再来 橋詰毅(つよし) 構想の更なる展望

2013-07-11 10:58:51 | 天才橋詰つよしの挑戦

土佐のくじらです。

前回記事で、「浮上式防波堤は、国防にもなる。」という、
参院選挙高知選挙区出馬の、橋詰つよし氏の言葉を紹介いたしました。

しかし私には少し疑問が残りました。
浮上式防波堤も、堤防を固くする技術も、錆びなくする技術も確かに全て、今の日本の企業の技術ですが、どれも押しなべて特殊な技術で、現時点ではそれほど大規模な産業ではありません。

となると、いくつかの問題点が発生いたします。
それは、

高知県、ひいては日本国中の海岸線を覆うような、大規模な防波堤・・・というより、防塁ですね。
(橋詰氏は、防波堤を防塁として造る構想なのです。)
その大規模防波堤を、完成させるには、かなりの時間を要することになります。
そして、それらは全て高知県外企業ですから、地元業者は、下請事業しか参画できず、地元にお金が余り落ちません。

非常に下賎な話で申し訳なかったのですが、これらを橋詰氏に問いました。
そして橋詰氏曰く。

「さすがにそこまでは、親友の土佐のくじらさんであっても、今の段階では言うことはできない。」
「だけど、手はあるよ。」 
と言って微笑みました。

悔しい!(笑)
私の、つじつま合わせしたくなる本性(笑)が、メラメラと掻き立てられる橋詰氏の微笑みでした。
へそ曲がりの私には、そのほほ笑みが、「解けるものなら解いてみろよ。」
と言われているようで、悔しくてその謎解きに、私なりに挑戦してみました。

すると、1つだけ方法があるのです。
なるほど、もしこれならば実現可能ですし、しかも正式に参院選出馬を表明している、政治的オフィシャルな立場であるならば、決して言える内容ではありません。

とある企業との癒着などを疑われるのは、橋詰氏にとっては不本意でしょう。
またそれにより、氏の計略が頓挫してしまうのは、高知県にとっても日本にとっても惜しいことです。

ですがこのブログは、一支援者のプライベートブログです。
ですから、橋詰氏の発言ではなく、一支援者の意見としてならば、橋詰氏には迷惑はかかりませんよね。

そう、これならば一気に国中をスーパー堤防=鉄壁の防塁で覆い、しかも地元事業者も参入できるという方法論が一つだけあるのです。

現実に日本の企業にある浮上式防波堤の技術、堤防を強化する技術、そして錆びなくする技術のパテント(使用権)を、国家が買い取るのです。
そしてその技術教育を、現にある企業群に以来すれば、一気に工事は進み、そしてやる気のある地元業者も参入できます。

そしてその方法ならば、海外で今の日本と同じように、中国の海洋戦略に苦しむ国家に、鉄壁の海の国防策を供与することができるのです。
予算は日本がODA提供しても構わないし、国家による借款でも構わないのです。
結果的に日本の企業の、更なる海外進出の一つになり、日本の国防と国益の両方を獲得できます。

そして当然、供与先は”親日国”でなければなりません。
これは、絶対条件となります。
橋詰ビジョンならば日本は、外交における最強アイテムを手に入れられるのです。

さすれば、日本の海外での、特に直接的に中国の恫喝に苦しむ東アジア国家から見れば、日本の立場は飛躍的に高まります。
事実上日本はこれで、東アジアのイニシアティブを握るでしょう。

おそらく橋詰氏は、こういった構想の元、高知沿岸部の津波対策を構想しているはずです。
これならば、つじつまが合います。(笑)

「日本を世界のリーダー国家に」
これは橋詰氏のみならず、氏の所属する幸福実現党のスローガンですが、日本人は平和を愛する諸国民の代表ですから、こういう平和的な構想の下、日本的平和理念が世界に浸透して欲しいと、私は切に願います。

ともあれ、たった一つの津波対策で、橋詰つよし氏はそこまで構想する人物なのです。

橋詰氏の言う「戦争をせずに国防する。」は、伊達や酔狂、掛け声だけの気概ではないのです。
これが、野中兼山の再来でなくて何でしょうか?

しかし問題点はまだ残ります。
現実的な予算の問題です。

ここでも橋詰つよし氏は、脅威の経済的センスで問題を克服するビジョンを教えてくれました。

                                                     (続く)